(前日からの続き)
3月14日の下り寝台特急日本海号に敦賀から乗車してから車窓を眺め、主要駅ではホームに降り立ち駅風景を満喫します。
列車の最後部の窓から流れ行く風景は、二条のレールと駅やヤードの照明が輝いていいました。
金沢近くの金沢総合運転所付近では車窓左に489系ボンネットが留置されているはずなので
目をこらして見るものの、489系らしき陰影を確認したような気がしました。
金沢総合運転所を左に見て489系ボンネットの陰影が確認?
光る線路とEF81単機が停車しているヤード構内を通過する
金沢駅出発後は、室内は減灯されて乗客はベッドで眠りにつく人、寝るのを惜しんで通路補助椅子に腰をかけて
流れる行く車窓に物思いに耽る人,間もなく廃止されよとする日本海に惜別の思いに耽る人など様々でしょう!
小生も一先ずベッド潜り込んで寝台車の雰囲気を満喫するものの、富山(22:18)、直江津駅(23:50)では
車外に出て駅の雰囲気をカメラに納めます。
富山駅 直江津駅で車掌さんと乗客が歓談
日本海のバックサイン(直江津駅) 新津駅
深夜2時頃には、列車ダイヤから予想して新発田ー坂町間で下りと上りの日本海号がすれ違うはずなので
最後部の車窓から上り列車を確認するためにその瞬間を待ち続けます。
車窓の窓ガラスは降り始めた雪が着雪して視界が悪い中を、午前2時1分頃に一瞬4002レ列車がすれ違いました。
午前2時頃に4002レと一瞬のすれ違い 深夜も踏切の警報機が赤く点滅
このすれ違いのイベントが終了してから再びベッドに潜り込みます。
乗客が眠っている間も、EF81の機関士さんは暗闇の二条の線路をひたすらノッチ、ブレーキ操作を繰り返しながら終着駅を目指します。
特に列車が発車する時の引き出しは就寝している乗客にガクーンと言う衝撃を与えない様に細心の注意を払って運転するわけで、いわば
機関士さんの腕の見せ所でしょう!(その他、惰行運転に移る際にも衝撃が想定されます)
車掌さんは、停車駅のドアー扱い、検札、車内巡回、降車する乗客への通知等一晩を通して業務がありそのご苦労が伺われます。
車窓が白み始める頃、秋田駅に近づいてきたので小生も降車の準備に取りかかります。その頃車掌さんが定時に秋田到着との
お知らせに来られました。
秋田駅構内は銀世界の中にあり時折雪がふりつける気象を見ると、北国に来たと言う実感が湧きました(5:35着/5:40発)
やがて、定時で秋田駅を発車して終着駅青森にむけて去って行くのを見送りました!
午前5時すぎになると車窓は白み始める 秋田駅に到着
秋田駅にてEF81-106が発車を待つ 秋田駅を発車して最後部の日本海ヘッドサインが輝く!
以下は次に続く!