私はD大学の英文科を卒業した。
D大学では毎年11月に、盛大に?
シェイクスピアプロダクション(シェイクスピア劇)が開催される。
卒業生メールマガジン(毎月パソコンに送られてくる)によると、
シェイクスピア劇はまだ続いていているようだ。
本当に懐かしい!
今メールの整理をしていて気がついた。
私たちの時と同じ 「ロミオとジュリエット」 を演じているみたいで、
その当時のことを懐かしく思い出す。
今年は健康状態がよかったら行って、
後輩の演技を拝見してみたい気持ちになった。
4回生になると、3cm位の分厚いシェイクスピアのテキストを抱え、
キャンパスを動き回った。
大学時代に、英国を代表する劇作家のシェイクスピアの研究ができたことに感謝する。
(私は不真面目な学生だったから「研究」というほどのものではないけど・・・(笑))
「ロミオとジュリエット」の劇のキャスト、スタッフを4回生全員で行うのだからとても忙しい。
その上卒論もシェイクスピアの作品から選んだ。(確か全員?)
ちなみに私の卒論は4大悲劇の一つ「リア王」。
4回生の一年間は、シェイクスピアで明け暮れしたような記憶がある
シェイクスピアは 「かのように振る舞え・・・」 という名言を残している。
今日一日優しい人であるかのように、過ごしてみる・・・。
微笑みの美しい人であるかのように、微笑んでみる・・・。
太陽の光のように、愛情あふれる人であるかのように、人に接してみる・・・。
野の花のように、自然で豊かな人であるかのように、自分をイメージしてみる・・・。
「かのように・・・」は、私たちに奇跡をもたらす、キーワードかもしれないな。
私にとって青春時代の4年間を過ごした京都。
大好きな街の京都。 想い出がいっぱい詰まった京都。
そんな大好きな京都の大学で、
大好きな友人達と共に過ごした4年間は、
私の人生の中でも貴重な想い出がたくさん残っている。
そして、苦労して皆でつくり上げたシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」も、
忘れられることができない想い出なのだ・・・