(明日は、高知へ・・)
クリン一行が 松山を去る日、松山市中心部の「大街道」という
商店がい(街)で、
インパクトある、オレンジ色のかん(看)板を
目にしました
「『労研饅頭』だって~」
「なんだろうね?」
気になりながらも、定休日でシャッターが おりていたため、
なんとなく
そのまま 通りすぎてしまいました
しかし
旅行からかえってきてから しらべたら、それは、昭和初めからある
れきし(歴史)ある
「蒸しパン」で、
夜学生たちの、安価なエネルギーげん(源)、および「学資確保」目的で
つくられた、
社会改良せいしん(精神)あふれる
マントウである
と
わかりました
(←今治名物「焼豚玉子飯」)
(玉子の裏は、肉ぎっしり)
「労研って、『労働科学研究所』の略ね。
大原孫三郎の肝いりだって
ああ~、買いたかった~~労研饅頭。。」
と
「大原美術館」をあいする
、チットが くやしがりました。
ろうけんまんとうは
冷凍宅配してもらえるけれど、
食べるときに
むしなおさないといけない・・
クリンたち、
オリジナルを食べたことがないから、「蒸し加減」が
わかりません。。
昔ながらのせい(製)法に もとづいた、
日もちのしない
現地の名物、「労研饅頭」・・
(・・これは、もう一度、松山に買いに行かなければ
ならないのだろうか)
クリンは、松山出身のお友だちに、
きいてみました
すると・・・
「
労研饅頭は蒸しパン風のそぼくでなつかしい味がするんだよ。
松山のお菓子もいろいろあるけど、
松山のひとたちのソウルフードなら
醤油餅かな~。」
という、
へんか(変化)球が
かえってきたのです
・・・・・
(しょうゆもち・・)
それは昔、松山の町の横丁ごとにあった、小さなお店でつくられていた、
地元に根づく 庶民のおかし(菓子)・・。
たづなコンニャクみたいな形をした、じょうちょ(情緒)いっぱいの
郷土がし(菓子)で
あるらしい・・。
(・・・し、知らなかった。。)
「・・・
観光客の私たちって、結局メジャーどころしか
見えてないんだよね~
ローカル情報も、おさえるべきだね。
労研饅頭といい、醤油餅といい・・」(チット)
「あれっ
これ、坊ちゃん団子の大きいのかと思ったら、「しょうゆ餅」って書いてない
『梅ヶしょうゆ餅』だって~。
『梅ヶ枝餅』と間違えてた
なになに・・、
『愛媛の特産しょうゆ餅を、坊ちゃん団子風にアレンジしました』
だって。
まぎらわしーー
クリン
一番下のその茶色は しょうゆ餅では」(チット)
「えっ
」
「ぜんぜん、いしきしないで 食べちゃった」
・・・・・
これはやはり、、
2つのおかしを買いに、松山を さいほう(再訪)しなければ
ならないのでは
(その25「松山から高知へ車移動」につづく)