「あの、赤い建物は 何だろう?」
桂浜で、太平洋の波と たわむれていた クリンたちは、
ふと
「竜王岬」のとったん(突端)に、お堂のようなものを
見つけました。
「行ってみよう」
お堂方面から歩いてきた人に、きいてみると、
この「竜宮橋」をわたった・向こうは、「竜王宮」という、
海の神さまをまつった、神いき(域)らしい
海上安全とともに、「良縁祈願」もうたっている、
ということです
「うおおお~~りょうえん・きがんーー」(ダダダ・・)
ごりやく(利益)をこの手につかむため、かけあがった
かいだん(階段)の
上には、
わたつみ(海津見)神社、と記された、小さな
ほこらが
ありました
「ゆづ~」 (ガランガラン・・)
桂浜の海辺で見つけた、五色石と思われる、
キレイな石が
はめこまれた・台の上に
立つ、
えんぎ(縁起)も何も わからない、小さなほこら・・
しかしながら ここには、さんさんと注ぐ・たいよう(太陽)があり、
ビュウビュウ吹きつける・海風があり、
みなぎる・パワー みたいなやつが、かんじられます(けっこう・まんぞく)
「走ったら、あつくなっちゃったね~」
下におりて、何か冷たいものでも買おうか と
話していた
クリンたちの目の前に、、
とびこんできたのは、「アイスクリン」の文字
「愛すクリンってこと」 さっそく・きっちょう(吉兆)です
(わたつみ神社の、予言か何かかも・・)
高知名物・アイスクリン。
それは、
アイスクリームというより、
ミルクセーキのシャーベット
ってかんじの
「氷菓」で、
ほんのり・ゆず風味・・
まるで、あいするゆづ(かんじ:羽生結弦選手)の
スケートぐつが
けずる
リンクの氷のような
さわやかな味が、しました
ってなかんじで、恋する乙女・クリンが そこ知れぬ・幸せ
に
ひたっていた
その時・・
目の前にある、おみやげ屋さんの 2かい(階)に、
「とさいぬ(土佐犬)パーク」という アミューズメントしせつ(施設)を
発見した
ミニクリンが、
うれしそうに、こう、告げてきました
「あの土佐犬の鼻、
クリンちゃんの鼻に そっくりだね」
(←恋する乙女の鼻・接写)
(その28、「坂本竜馬生誕地」につづく)