日本一有名な、おふろやさん・道後温泉本かん(館)
ここは、なかなか・入り方がむずかしく、まず、「どこのコースを選ぶか?」
によって
「お風呂体験」が、まったく・ことなってしまう
初どう(動)ちゅうい(注意)な、ところです。
クリンたちは、せっかくなので、4つあるコースのうちの
さい(最)上位
「霊の湯三階個室コース」
を
えらびました
このコースは、2つあるおふろの、両方(神の湯&霊の湯)に入れて、
タオル・ゆかた・シャンプーもついてきて、
なおかつ、わずか・8部屋しかない「個室」で
ほかの人たち
より長く すごせて、
「坊ちゃん団子」と、お茶のサービスをも うけられる
という、
一人・1550円の 人気コースです
ビギナーには、「神の湯」だけ入れて、お茶とせんべいがつく、
840円の「2階席コース」
が
すいしょう(推奨)されてる
ようですが、
クリンたちは、「坊ちゃんの間」や「天皇のお風呂」とかも
ガイド付きで見学できる
「3階席」だったので、
めっちゃ・充実かん(感)
ありました
「一生に一度は・・」というつもりで来たなら、
ぜったい・3かい(階)こしつ(個室)を とったほうがいいです
「リッパな たてものだね~。」
「漱石もだいぶ気に入っていたみたいだね
『他の所は何を見ても東京の足元にも及ばないが、
温泉だけは立派なものだ。』
って、
『坊ちゃん』に賞賛させてるわ。」
と、チットが言いました。
「・・・なんか、あんまり・しょうさん(賞賛)になってない言い方だね。。」
「・・まあ、漱石って、
松山も熊本もロンドンも
あまり良い思い出、ないみたいだから。。
でも、小説の中で、『坊ちゃん』には、毎日この温泉に通わせているよ
しかも、いつでも坊ちゃんは「上等」の三階席
しかも、ここのお風呂で、人がいないのを見計らって
泳ぎまわって、よろこんでる
今は湯船に一人もいない、ってことは ありえないけど・・
神の湯じゃなくて、霊の湯のほうなら、
人数限定だから
ひとりもいないってことも、十分ありうる
貸しきり状態かもね
はやく、行こう」(チット)
夏目そうせき(漱石)の小説、
『坊ちゃん』の世界に
ひたりたいなら・・
「3階個室コース」が、ぜったい・おすすめです
(その18、「伊豆利彦の『坊ちゃん』解説」に、つづく)