クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

一六本舗の坊っちゃん団子~クリン家ドライブ四国旅行・19

2017-03-11 | 旅行記

 夏目そうせき(漱石)の小説において、「坊っちゃん」が、

 温泉がえりに、2皿食べたとされる、ゆざらし(湯晒)団子

それが、めいか(銘菓)として再現されたのが、

 「坊っちゃん団子」です

 小ぶりな ぎゅうひもち(求肥餅)を、抹茶あん・黄身あん・小豆あんでつつんで、

くしにさした

「坊っちゃん団子」は、

 道後ハイカラ通りの「つぼや菓子舗」のが、有名ですが

 松山に来てみて、気がついたのは、けっこう・いろんなお店が

「坊っちゃん団子」を

売り出している


ということでした。

 たとえば、えひめ(愛媛)ナンバーワンのめいか(銘菓)・

「一六タルト」を出す、

一六ほんぽ(本舗)も、

 タルトとともに、「坊っちゃん団子」を かんばん(看板)商品

していて、

 「マドンナ団子」との、セット買いを すいしょう(推奨)

しています


 (上:坊っちゃん団子、下:マドンナ団子)

 小説『坊っちゃん』の主人公「坊っちゃん」は、反近代の

江戸っ子だから、

かぶき(歌舞伎)みたいな、

しぶめのカラーリング。

 それに対し 小説にとう(登)場する「マドンナ」は、

「新時代に生きる洋装美人

だから、

お団子のあんこも、

イチゴ、ココナッツ、コーヒー

という

味付け・・。

(※たぶん、そういうことかと)



ほんとうに、

かんがえぬかれた・おかし(菓子)です 





(その20、「松山城と子規の句」に、つづく)






コメント (2)
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