先月、参加者を募集させていただいた徳田志保さん神戸テイスティングクラス。
11月5日、スタートいたしました。
初回はしつらえを整えお茶会形式で。
東京からお送りいただいた美しい茶器やお道具。
うっとりです。
徳田さんのお話も学び多く、みなさんのペンが止まりません。
「茶」を学ぶ、神戸のテイスティングクラスはスペシャルなスタート。
徳田さん、ありがとうございました。
次回は12月、午前テイスティングクラス、午後からは研究クラスです。
よろしくお願いいたします。
先月、参加者を募集させていただいた徳田志保さん神戸テイスティングクラス。
11月5日、スタートいたしました。
初回はしつらえを整えお茶会形式で。
東京からお送りいただいた美しい茶器やお道具。
うっとりです。
徳田さんのお話も学び多く、みなさんのペンが止まりません。
「茶」を学ぶ、神戸のテイスティングクラスはスペシャルなスタート。
徳田さん、ありがとうございました。
次回は12月、午前テイスティングクラス、午後からは研究クラスです。
よろしくお願いいたします。
10月も終わります。はやーい!
そして「豆花・ぷるぷる黒糖ゼリー・パンプキンクッキー レッスン」昨日無事に終了しました。
9月のまだ暑いころから始まって、ようやく秋らしくなった昨日まで♪
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
「豆花」は豆乳を使って家庭で作りやすいレシピをご提案しました。
とぅる~んとなめらかな豆花に豊かな味わいのトッピング。
メインは黒糖を使ったぷるぷるのゼリーです。
そのほかに、ハトムギと緑豆を柔らかく煮たもの、大納言小豆、落花生のシロップ煮、さつまいも、棗の紅茶煮、枸杞
好きなトッピングを好きなだけのせていただきます。
ペーストにしたかぼちゃをたっぷり入れた可愛いクッキー♪
小さなかぼちゃに形作って焼きます。
かぼちゃをお菓子に使うためのコツを踏まえればだれでも簡単にできます(*^-^*)
ランチは季節に合わせたメニューを♪
鶏肉とキノコたっぷりのクリーム煮はマスタードシードをアクセントにしてターメリックで色付けしたバスマティライスとともに。
梨のビシソワーズ
蓮根のサラダ
ランチのお茶は茨城県柴田ファームのハーブティーを合わせました。
ティータイムのお茶は、豆花にあわせて台湾烏龍茶を淹れました。
豆花が見事にとぅるんと固まると「わぁ~♪」と」歓声が(*^-^*)
女性には人気のメニューになりました。
どれも自宅でできるメニューばかりです。
ご活用くださいませね♪
急に冷えたり、夏日になったり・・・今年の10月はどうなっているのでしょう?
富士山の初冠雪もまだ‥のようです。
とはいえ秋!季節の恵みはちゃんといただける幸せ💓
秋といえば果物はいろいろありますが、気温が下がるとぐっと美味しくなるのがりんごです🍎
生徒さんからリクエストをいただいたので大きなアップルパイを作ることにしました(*^-^*)
お取り寄せしたのは可愛い紅玉🍎です。
つやつや🍎🍎
さて、アップルパイと一口に言っても、パイ生地の作り方、種類、そしてパイの成形、フィリング・・・様々あります。
ご希望はぐりぐらのアップルパイのようなリンゴが外から見えないタイプの大きなアップルパイ🍎
こちらはパイ生地、フィユタージュも本格的、均一に立ち上げるための成形もかなりデリケートなので、かなりお菓子の生地の扱いに慣れた方に作ってほしいアップルパイです。
さて・・・焼き上がりは!ばっちりです(*^-^*)
もう部屋中にたちこめるバターとリンゴのいい香りといったら・・・\(^o^)/
カットして、アイスクリームとうさぎさんリンゴを添えて♪
至福のティータイムです\(^o^)/
どこからか楽しい歌が聞こえてきそう(*^-^*)
「ぼくらの なまえは ぐりとぐら♪ このよで一番すきなのは お料理すること 食べること
ぐり ぐら ぐり ぐら♪」
ぐりとぐらの物語にはアップルパイは出てきません。
でもかるたにはリンゴをたくさんかかえたぐりとぐらが出てくるのです。
アップルパイが大好きな広島のMさまのお誕生日に大きなアップルパイを毎年のようにお作りしています。
そのアップルパイにはMさまが「ぐりぐらぐりぐら」と楽しい拍子をつけてくださいました。
そんなアップルパイ!初めてレッスンできましたね~🍎
Mさまのおかげです。
Mさまに感謝して♪ 来月もうひとグループ、長年通ってくださっている方たちと作ります🍎
うまくできますように(*^-^*)
10月。昔の!?体育の日も過ぎて秋らしさはぐっと増しましたが昼間は暑さが残ります。
とはいえ「秋ですね~!」
この言葉がうれしい気候となりました。
写真は先月作った菊の練り切り。
へらで模様をつけるので「へら菊」と呼んでいます。
1年に一回しか作らない、しかも今回はたった1個、自分のお茶時間のために作りました(*^-^*)
信楽の大西左朗さん作の小さな小さな急須で淹れたのは「恩賜玉露」
我が家の「姫」💓この小さな急須は穴窯で何日も炎にさらされていたとは思えない美しさ。(お菓子にピントが合ってしまってごめんなさい)
こちらは喫茶去裏の皆様の重陽お茶会にお作りした練り切り「ハサミ菊」。
文字通り、製菓用のハサミで花びらを1枚1枚切って形作ります。
なんちゃって練り切りなので完成度の低さはご容赦を(;^_^A
10日、11日は四日市、甲賀、信楽、大津・・・お茶と陶器、茶器三昧の贅沢な2日間。
写真は山本広巳さんのアトリエで奥さまが淹れてくださったお茶。
美しい瑠璃色の茶杯にうっとり。
こちらは信楽の大西左朗さんが穴窯の窯入れ作業の合間に淹れてくださった黄山毛峰。
彼岸花が美しく咲いている信楽の里でいただくお茶も格別でした。
伺った11日はまだ窯の中にはこれからたくさんの作品が入るそう。
入れ終わったらこの周りの松の薪がくべられ、その炎が約5日間燃え続けるそうです。
炎と土との格闘のようです。
甲賀、土山の茶農家さんの工場ではお茶と向き合う真剣な作業を見守らせていただきました。
これから気温が下がるごとにお茶の香味も変わってゆくのかもしれません。
あぁ~秋ですね~(*^-^*)
こんばんは♪
茶の花が咲くと「あぁ、秋が来たなぁ」と感じます。
朝つぼみでも気がつくと白い花びらを大きく開いて黄色く集まったおしべがとっても可愛いのです。
茶の樹の一枝。
昨日お菓子教室に来てくださった茶友が丹波の茶畑から手折って大切に持ってきてくださいました。
うつむき気味に楚々と咲く白い花💓
その花を小瓶に一杯詰めて・・・
なんだろう?と思っていたら、「蓋を開けて香ってみて」
ふむ!?とやってみると・・・なんてさわやかな香りでしょう。
お茶の花がこんなに香るとは気づかなかった!
こんな方法で茶の花の香りを楽しめるなんて贅沢だなぁ
Nさん、ありがとうございます!
さて昨日から始まった10月のお菓子教室。
メニューは「豆花」「ぷるぷる黒糖ゼリー」「パンプキンクッキー」です。
豆花は黒糖ゼリーのほかにもトッピングを作って楽しみます。
パンプキンクッキーは季節柄美味しくて楽しいクッキーですよ♪
10月に入って、まだ昼間は暑い日もあるけれど9月とは空気ががらりと変わりました。
そこでウェルカムティーも少々レシピを変更。
ランチも季節に合わせた内容に一部変更しております。
ご予約いただいているみなさま、ご了承くださいませ。
昨日、今日とお菓子レッスン、ランチ共に好評でホッとしています。
トッピングたっぷりの豆花は涼しくなったこの季節にもよいメニューだと思います。
みなさま、楽しんでくださいね♪
チョコレートやナッツがざっくざっく入った大きなクッキー
手のひらよりも大きいアメリカンタイプのクッキー
こんなクッキーを思い切り食べるのが子供のころの夢!・・・と言いたいけど
子供の時にはこんなクッキーは身の回りにはなくて(;^_^A
こんなクッキーに出会ったのはすっかり大人になったころ。
チョコレートもナッツもたっぷり、甘さも控えてない「背徳のクッキー」(笑)
でも時にこういうお菓子は食べた人も作った人をも元気づけてくれます。
こんなことを言うと、そういうことは実は思い過ごしで人が生きていくために栄養面では必要ない、と非難されるかもしれないけど。
時に・・・こういう甘いもので心を甘やかしてもいいのじゃないかな♪
阪神大震災の時に、自身も被災者の菓子店のご主人からふるまわれたお菓子にひと時笑顔を取り戻した人たちがいたこと。
つらい思い出は防災対策をすることでさえ不安になったり気持ちが沈んでしまう。
平常心の時に子供が防災準備ができるようにと考案された「お菓子リュック」の存在。
たっぷりミルクを入れたコーヒーと一緒に、夢実現(笑)
あぁ~美味しいわ💓
糀やほかの甘味料でない砂糖やチョコレートの甘さ
安全と言われる人工甘味料の一つに私はアレルギー症状を起こしたことがある。
最近それを砂糖不使用で健康的で安心と表示なしで使われるのかも・・と思うと不安になります。
もちろん、甘い砂糖の取りすぎはもちろんよくないのでわたしもむやみに食べないよう努めます。
9月も半ばを過ぎましたがまだ8月のような気分になる暑さです。
とはいえ17日の中秋の名月は美しかったですね!
さて秋といえば実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋、
そして芸術の秋!
先日ご依頼をいただいてお作りしたのはあるピアニストへのプレゼントクッキー
世界初演の演奏会
スペシャルな演奏へ心からのお祝いの気持ちを込めて♪
公開されたスコアの一部を拝見して・・・
ピアノ協奏曲の華! 印象的なカデンツァ
ピアニストのテクニックはもちろん、魂まで表すような演奏
それをこんな小さなクッキーに描けるわけはないけれど
丁寧にお作りしました。
もちろん召し上がっても美味しいのですよ!このピアノ🎹
ご依頼ありがとうございました。
迷走する台風サンサンの動向に油断できないうちに8月が終わります。
幸い神戸は台風の影響はほとんどなく、一昨日、昨日のレッスンも無事に行うことができ。8月のすべてのレッスンを終了することができました。
天候によっては前日、当日の朝でもキャンセルOKとして臨みましたが、みなさんご帰宅まで何事もなく無事だったことにほっと安心しました。
今日はそんな緊張から解放され好きなお茶を淹れて飲んだり、茶器を眺めたりしてゴロゴロしながらブログ更新です(笑)
今日ご紹介するのは「My茶器バッグ」
この2年ほどで少しずつそろえた茶器。
可愛い茶器を持って出かけてお茶を楽しみたい
そのために茶器を持ち運びできる素敵な茶器袋、バッグが欲しい!
とはいえ全くお裁縫ができないわたくし(^^ゞ
以前からエプロンやワンピースをお願いして作っていただいてる「まいちゃん」にお願いしたのは昨年のこと。
このたび完成\(^o^)/ ありがとう!まいちゃん!
持っている日本茶の茶器、中国茶の茶器をまいちゃんに実際、見て、触れていただいて、どんな大きさや形、構造がよいか相談。
この四角形の形に収まりました。
茶器バッグが欲しい友人と一緒に試し塗りをして決めた「柿渋」に鉄焙煎をかけて塗り重ねた渋い茶色。
実際に染める作業は強烈な柿渋と鉄のにおいと格闘しつつ、友人二人が頑張ってくださいました。
かずこさん、いくちゃん、ありがとうございました。
実際に持ち運ぶときにはこんな入れ方はしませんが・・・
収納力たっぷり、可動式のふんわり仕切りが便利です。
ボタンで蓋を開け閉めする代わりに内蓋と重みのあるクリップ式飾りで開閉はスムーズです。
この揺れる飾りは、徳田志保さんが紹介してくださった中国のサイトで購入。
とっても可愛くてほぼ一目ぼれしたものです。
内側に使ってくれた生地はまいちゃんセレクト。
光の加減で微妙に色のニュアンスが変わる不思議な布。
わたしが持っている茶器とこの柿渋染の布の色に合うものを選んでくれました💓
子育てしながらわがままオーダーにこたえてくれるまいちゃん
更新なかなかできないのは当たり前です。
Instagramのサーモンピンクのワンピースは私に作ってくれたものです💓
まいちゃんのInstagram
https://www.instagram.com/mhm_chocolate2021?igsh=cHh0ZXBrc2s2dmI5
まいちゃん、ありがとう💓
お盆も終わって・・・久しぶりのブログ更新です。
朝夕、涼しい風を感じる日が増えてまいりましたがまだまだ暑い日が続いています。
みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
暑い8月ですがなんとなく過ぎるのが残念…ということで8月はつるんと涼しげなお菓子のレッスンをさせていただいています。
水羊羹&フルーツ水羊羹
こちらは8月の初旬に行ったレッスン風景です。
水羊羹は、こしあんと抹茶餡の二層ですっきりと。
フルーツ水羊羹はこの日はシャインマスカットと桃のコンポートを使って涼しげに。
このあとのレッスンではシャインマスカットがあまりにお高く・・・桃のコンポートのミニさせていただきましたm(__)m
ピンク色の桃のコンポートはとっても好評です(*^-^*)
冷たい茶粥のランチも皆様「冷たくて美味しい!」と(*^-^*)
食欲のない日でも食べられて消化の良い冷たい茶粥。
きーんと冷やした焙じ茶をかけてサラサラと召し上がってもGOOD(*^-^*)
水羊羹は冷たい抹茶で💓
そうそう♪ ウェルカムティーの水出しの五味子茶。
飲んでみた感想がそれぞれ違っていて興味深いです。
夏の熱中症予防に、そしてこれから秋へ向かう季節には肺の底上げをしてくれる五味子茶♪
暑い中をお越しくださるみなさまのためにお部屋のしつらえは涼しげに。
冷房もほどよくかけておむかえいたします。
このメニューは8月の末にあと一回♪
ご予約くださったみなさまどうぞよろしくお願いいたします!
写真はご参加くださったみなさまからお借りしました(*^-^*)
いつもご協力ありがとうございます!
梅雨が明けて本格的な夏到来。暑い日が続いています。
7月半ばに行ったのはアメリカンチェリーをふんだんに使ったメニュー「スリジエ&スリーズ・プランべ」🍒
この二つは私も大好きなメニュー🍒 毎年食べたいスウィーツです。
スリジエはサクランボをたっぷりと焼きこんだパウンドケーキ🍒
スリーズ・フランベはサクランボのソース🍒 アイスクリームに添えると絶品のおいしさ♪
生のアメリカンチェリーが出回る季節限定のメニュー♪
今年もさせていただけました(*^-^*)
暑い日が続くのでウェルカムティーは水出しの五味子茶♪
東洋医学の五味「酸、苦、甘、辛、鹹」の5つの味を持つといわれる五味子。
水出しにして飲むと酸味と少々の苦みがさわやか。
少々の塩を加えたり甘いシロップで割ったりして夏の暑気あたり予防の水分補給にもいいなぁと愛用しています。
焼きたてのスリジエ🍒
キルシュを塗るとしっとり大人の味わい♪
ランチは冷たい茶粥と夏野菜のおかずをいろいろ。
子供のころから大好きな黒田のたまねぎコロッケと天ぷらをメインにしました(*^-^*)
スリジエ&スリーズ・フランベ
今回のメニューには雲南の紅茶「大樹滇紅」
雲南茶専門店「彩雲」で購入したこのお茶がとっても良く合いました♪
写真はご参加くださったみなさまからいただきました\(^o^)/
ありがとうございました。
大好きなこのメニューはまた来年!
アメリカンチェリーが安く出回ったころさせていただきたいなぁと思います🍒
毎日暑い日が続いています。
梅雨・・・は明けたのでしょうか?(^▽^;)
こう暑い日が続くとちょっぴり雨が恋しくなります。
夕立のようにさ~~っと降ってさっとやむ♪
涼しい風が吹いてくる・・・そんな身勝手な妄想(笑)
先日行われた朝茶事のお菓子「水ようかん」菓名「苔むす」
朝茶事が行われたころはまだ雨がよく降っていたので・・・
普段なら苔などない木陰に気がつけば苔が生えているのに気がついた。
湿った土に苔の緑がちょっと見えるとより涼を感じます。
みなさん、朝早くからきちんと着物をお召しになられてきもちのよいお茶をされたそうです。
水ようかん、美味しいなぁ💓
ということで、7月末~8月末まで暑さを縫って「水ようかん」のレッスンをすることにしました。
シンプルな水ようかんとフルーツを使ったアレンジ水ようかん♪
お楽しみに~(*^-^*)
6月に行いました「苗族の刺繍鑑賞お茶会」
今回は7月8日のブログ「刺繍編」に引き続き「お茶会編」です。
ボリューム満点の苗族の刺繍、藍染めをゆっくり見ていただくとともに、その故郷、ルーツのお茶も味わっていただきたい・・というお茶会です(*^-^*)
シンプルなテーブルセッティングですが、真ん中に敷いたランナーは苗族の刺繍のリメイク品でわたしの所有品です。
こちらに出会ったのは2020年。世界を旅しておられる女性から「貴州省の刺繍のリメイク品」として譲っていただいたものです。
苗族の刺繍に出会っていたとは・・・
お出ししたお茶は、ウエルカムティーには福州の「ジャスミンティー」、貴州省雷山の緑茶「銀球茶」、最後は台湾の烏龍茶「阿里山高冷茶」です。
今まで中国や台湾のお茶を飲んだ経験がない方も無理なく楽しんでいただけるお茶を選びました。
冷たいジャスミンティーの上品な香りはひんやりと暑さをやわらげてくれ、みなさんのお顔がホッと緩むのがうれしかったです。
パワーやエネルギーが強い刺繍や藍染で部屋の中はいっぱい。
冷ジャスミンティーはお茶会のスタートから最後まで、つど自由にお召し上がりになれるように。
グンと上がってしまった気をやさしく下げつつ香りで回してくれるので、気が上がりやすかったり、暑さでのぼせ気味の方にはぴったり。
また小さなお皿には、手作りのクロタン・ココや水俣産河内晩柑のピール
ナッツ、デーツ、お豆などなど・・・
二つ目のお茶は「銀球茶」と呼ばれるように茶葉を小さな球状に丸め固めた緑茶です。
このお茶が作られた「貴州省雷山」は苗族のルーツの地と言われているので、このお茶を選びました。
ガラス茶器の湯の中でゆ~~っくりと茶葉が開いていくのをみんなで待つ時間も楽し(*^-^*)
開いた茶葉は想像以上に繊細で可愛らしい♪
「とても柔らかいので食べてみて~」とおすすめしました。
口の中にほろりと広がる柔らかな苦みはやっぱりお茶よね!
銀球茶をゆっくり味わっていただき、本日のお供ふたつめ「ハト麦と緑豆のお汁粉」
お汁粉といっても直接砂糖は入れずに黄色い氷砂糖で作ったシロップをお好みでかけて召し上がっていただきました。
そのほうがハト麦や緑豆の優しい味を感じられるから♪
中国や台湾で夏バテ防止、夏の定番のおやつだそうです。
さて刺繍もつど見ながらお話も弾んで・・・
テーブルの上はかなりにぎやかに(*^-^*)
三つ目のお茶は台湾の烏龍茶を♪
清香型と焙煎を程よくかけたもの、どちらか一方を選んでいただきました。
清香の高山茶は蓋碗で。焙煎をかけたほうは茶壷で。
景徳鎮の茶杯と茶托でどうぞ♪
三つ目のお供はがらりと趣を変えて季節のスイーツです。
アメリカンチェリーをたっぷりと使ったパウンドケーキ「スリジエ」と赤ワインと赤いチェリーで作ったソース「スリーズ・フランベ」にはキルシュがほんのり香ります。
生のアメリカンチェリーが出回る季節しか作れないこの一皿。
毎年楽しみにしてくださる方もいらっしゃるほどの人気メニューです。
わたしも大好き🍒🍒
徳田志保さんの大切なコレクション苗族の刺繍たちをお借りしての鑑賞お茶会。
このたびは半月の間に8回行わせていただきました。
苗族の刺繍はその生活の中で日々家族を思い、暮らしを楽しみながらコツコツと紡がれ、母から娘へ何世代にもわたって伝え続けられた本物の手仕事。
徳田志保さんのコメントを引用させていただくと・・・
「あれらは中国のお茶の産地に通っていた頃に、いつも経由する上海で刺繍を売っていた苗族の人達と出会ったのがきっかけで、収集したものです。当時は貴州の家に泊めてもらったり、貴州省の東南部を周遊するのに同行してもらったりしました。あれから彼此20年位経ちますが、今も仲良くしてもらっています。」
「私はこの刺繍達から、お茶の香りにも色があり、それを重ね合わせることでお茶にも様々な表現が生まれるということを教わりました。」
お茶の香りに色がある・・・私はまだ徳田さんの境地には至りませんが、
これらの刺繍たちと生活を共にし、お茶を淹れて飲むうちに、お茶を国や地域で区別して扱うこと、接することにますます違和感を感じるようになりました。
それはお菓子にも感じることで、国境や地域の特徴は尊重しつつ、共通の部分をおおらかに大切にしていきたいと思います。
そしてお茶を楽しむにしろ、学ぶにしろ、お茶だけ見ていたらもったいない。
もっと大きく周辺のことを縦軸横軸広げていってもよいなぁと。
「茶縁」と呼ばれるものがあるのなら・・・私はあると信じています・・・
きっとその「縁」が大好きなものをつなげて広げてくれるのだと。
徳田志保さん、そしてお茶会にご参加くださったみなさま、また今回はご参加できなかったけれど興味を持ってくださったみなさま、ありがとうございました。
もしかしたら・・・またいつかこのような会をしたい・・できるかも。
今回残念ながら登場させられなかったたくさんの刺繍たちも紹介できたらなぁ(*^-^*)
神戸も真夏日が続いていますが昨日の七夕はよく晴れて星もよく見えましたね♪
さて6月は自宅で特別なお茶会をさせていただきました。
「苗族の刺繍鑑賞お茶会」
中国の少数民族「苗族(ミャオ族)」。
中国国内だけでなくタイ、ミャンマー、ラオス、べトナムなどの山岳地帯にも多く住み、居住地区によってさらに多くの部族に分かれています。
文字が無く口頭伝承で歴史を伝えてきたので詳しい資料がなくまだ謎に包まれているそうです。
苗族といえば美しい刺繍が施された民族衣装が有名ですが、テイスティング神戸研究クラスの講師 徳田志保さんが個人でコツコツと集めておられると知り、コレクションをお借りして拝見するお茶会を催させていただきました。
今回は苗族の刺繍鑑賞お茶会「刺繍編」としてコレクションを写真でご紹介いたします。
作品は大きく分けて「藍染め作品」と「刺繍作品」に分かれます。
窓側の一角は藍染作品を♪
型を使って糊置きする手法もありますが古い作品は手描きです。
正面の大きなタペストリー風の作品は赤ちゃんのおくるみ。
ちょうちょ、動物や魚、鳥などのパッチワークが全体に施されてとても楽しい作品です。
赤ちゃんはこの手作りのおくるみに大切にくるまれてお母さんと幸せな時をすごしたのでしょう。
刺繍作品は部屋中に♪ なんとかみなさんに手に取ったりして見ていただきたくてだせるだけ出しました。
とても細かな幾何学模様がいくつも施されていて見とれてしまいます。
衣装の形のものはかけて見ました。
こうしてみてみると「苗族の刺繍」と一口に言っても、技法やデザイン、使う色合いなどずいぶん印象が違っていることがわかります。
それは、たくさんの少数民族苗族が実は住んでいる場所等でさらに小さな部族に分かれていて、それぞれ言葉や顔の特徴、生活習慣も違う人たちの集まりだからです。
どうやったらこんな不思議な模様や面白いデザインが浮かぶのでしょう。
浮かんだままを思うがままに糸で紡いで・・・。
苗族のみなさんとも親交がある徳田さんのお話によると、まるで宇宙から降りてくるようにふっと頭の中に浮かぶそうです。
それぞれの刺繍はパーツに分けて作られて、完成したものを組み合わせて洋服やエプロン、スカートなどに飾られました。
それをもとの洋服から外した状態や、リメイクをして売られているそうです。
凹凸のある刺繍。糸を染め、布を織り、そして刺繍を施す。
気が遠くなりそうな手仕事・・・芸術作品と言ってもいいくらい見事。
まるで「曼荼羅」のような作品も。
水色が美しいこの作品は一番人気でした。
写真ではわかりにくいですが、赤い刺繍部分の真ん中には龍が泳いでいます。
写真はご参加の方々から頂戴いたしました。みなさま、ありがとうございました。
全部載せたいけど載せきれません。
わぁ~っと目をキラキラさせて見入ったり、手に取って触ってみられたり、裏を返してごらんになったり。
興味を持って熱心に見てくださいましたが、参加者それぞれにどれかは心惹かれる好きな作品が見つかったご様子です。
みなさんと何度も刺繍たちを一緒に見て、過ごしたわたしもこれらの作品に込められたエネルギーを感じて、それぞれの作品に込められた思いを受け取れたような気がします。
今回はスペースの都合上、コレクションの半分ほどしかお見せすることができなかったことがちょっと心残りですがきっと刺繍たちは喜んでくれていると思いたい。
徳田さんはこれらの苗族の刺繍や染めものだけでなく、汕頭(スワトウ)のハンカチも集めておられるそうです。
中国に住み、出会われた人々と親交を深める中で出会われたすばらしいもの。
それはたんに芸術作品ではなく生活の中、それも厳しい環境や自然にあらがうことなく生活をする中で家族を思い、暮らしを楽しんだ本物の手仕事。
大切なコレクションを快くお貸ししてくださった徳田志保さんに心より感謝申し上げます。
徳田さん、ありがとうございました。
次回のブログは「お茶会編」です。
もう少しお付き合いくださいね(*^-^*)
ブログ更新は大変ご無沙汰しています。
7月となり今年半分過ぎてしまいましたが、おかげさまで元気(*^-^*)
6月はお茶のイベント吉田山大茶会に行ったり、後半は約2週間の間「苗族刺繍鑑賞お茶会」を自宅で催おしたくさんの方々にお越しいただきました。
その間、参加させていただいたイベント「芦屋光風案花街ビアガーデン」のご報告です。
近藤宗紀先生のアイデアと集われるすばらしい方々のおもてなし。
芦屋の「光風庵」で京都の夏の風物詩「花街のビアガーデン」の雰囲気を楽しみ、みんなで無病息災を願いましょうという素敵なコンセプトのイベントです。
わたくしもお茶とともに供されるお菓子とビアガーデンマルシェのお菓子で参加させていただき、さらにお客さんとしてビアガーデンを満喫させていただきました。
さて!「お菓子は何に見立ててあるでしょう?」
答えは「紫陽花とかたつむり」です(*^-^*)
手前の練り切りは「宇治富士笠御製 練り切り 紫陽花」
わたくしが作らせていただいたのがカタツムリに見立てた「コーヒーロール」と紫陽花の琥珀糖です。
「懐かしいコーヒーロールを作ってください」とのご提案!
私にも「昭和のコーヒーロール」のイメージがあり、宗紀先生とひときしり盛り上がったほど(笑)
「懐かしい昭和のロールケーキ美味しかったよねぇ」を再現したいのですがまだチャレンジ中(笑)
今回お作りしたのは梅雨空の季節、お料理とお酒をいっぱい召し上がった後でもするりと入るコーヒーロール♪
琥珀糖はマルシェにも出させていただいた「紫陽花」
ひとつひとつ小さな紫陽花の花型で抜いて7つで一つの花となります。
色付けはバタフライピーやジャスミンティを使い、ビアガーデンの提灯の明かりに映える色目に仕上げました。
マルシェのお菓子はこんな感じに並べて♪
焼き菓子のアソートはちょっぴり大人のスイーツです。
お隣は「joli_jolie KITAOKA SHIHO」さんの素敵な手作りアクセサリーが華やかです。
お団子提灯のイメージ?
と~っても可愛いボンボンイヤリングを私も一つ選んで買いました(*^-^*)
華やかな花街のお団子の提灯も華やかに。
思わず「わぁっ!」と歓声が上がったのは・・・
モデルのかおりんさんの可愛らしい舞妓さん。
花街ビアガーデンには欠かせない主役登場(*^-^*)
美しく盛り付けられたお料理は、宗紀先生の手作りと手作り糀「糀心(ここ)」の芦田恵美子さん
もちろんお味もすばらしい!
ワインやお酒はご資格をお持ちのご参加の方々がセレクトしてくださったそうです。
車で行ったことを大変後悔したほどのすばらしいラインナップでした(*^-^*)
お床にも紫陽花
最後は宗紀先生が「6月の6のつく日に作る紫陽花のおまじない」の作り方を教えてくださり、参加者に紫陽花をプレゼントしてくださいました。
紫陽花は宗紀先生が丹精込めて育てこの日まで咲かせてくださったご自宅の紫陽花です。
ご利益倍増です(*^-^*)
後日の6月26日、作って我が家も無病息災、金運UPを願い飾りました。
宗紀先生、そしてご参加のみなさま、ありがとうございました。
来年も紫陽花のおまじないをさせていただけるよう元気でいたいと思います。
講師 徳田志保さんによるティスティング神戸研究クラス
4月の振り替えの5月21日に引き続き6月講座が昨日4日に行われました。
テーマは「茉莉花茶(ジャスミンティー)」
2月から始まり今回で3回、じっくりと茉莉花茶(ジャスミンティー)を学んだことになりました。
講座が始まるとき、徳田さんから「ジャスミンティーを3回かけてじっくり学んでいただきます」と言われたとき、実は「え?数ある中国茶のなかからなぜジャスミンティ?」と思ったのです。
ジャスミンティー=中華料理や飲茶をいただくときのお茶
中国茶を知らなくてもジャスミンティーは飲んだことがあるよ!という人は多いと思うくらいお手軽なお茶のイメージがあって(^^ゞ
この研究クラス講座でまず初回は産地や茶葉の違いをみながら6種類のジャスミンティーのテイスティング。
2回目の前回は6種類のうち好きなジャスミンティーを選んで淹れる。
そして3回目の今回は、国賓に献上される最高級品とコンテストに出品されるこちらもトップクラスの4種類を加えた合計11種類を味わいました。
国賓献上茶のジャスミンティーを飲んだその時・・・その場の全員が一瞬しーーんとなりました。
今までジャスミンティーに持っていたイメージを覆す、というか今までかなりよいと思っていたジャスミンティーでさえ別物のように感じました。
文章で書くといろんな種類のジャスミンティーを淹れて飲んだ・・・ということなのでしょうが、今回学んだことはテキストもないしノートにメモを取れるようなことではなく表現がむつかしい。
でもお茶についていろいろいう前に、まず飲むことの大切さ、体感することでしか得られないものがあり、これから先へ進むためには必要なことです。
そしてそれも今まで座学とティスティングで学んできた積み重ねがあってこそ感じられたことではないかなぁと・・・。
そんな疾風怒濤の授業内容をお風呂に入りながら思い出しているとのぼせそうに・・(^^ゞ
今回も東京からお越しくださった徳田志保さん、遠方から集まったクラスメイトのみなさん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
次回の授業も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。