7月20日の「チャリティーコンサートのお知らせとお誘い♪」でお知らせしたコンサートに行ってきました。
コンサートは19:00~ですが、コンサート会場の教会の近くにある新神戸OPAでちょっと買い物をしたかったので少し早めに出かけました。
夕食は、カレーをお鍋にいっぱい作って・・・♪
神戸聖愛教会は新神戸駅からまっすぐ生田川沿いに南に下がってすぐ。
美しい教会での、江口さんによるピアノ演奏、西崎さんのソプラノの歌声、リコーダー演奏。
本当に美しいものに触れると自然に涙が出てしまうのだなぁ・・・と想ったひと時でした。
特に楽しみにしていた江口さん演奏のショパンのスケルツォ。
江口さんにとってこの曲は高校生の時に聞いて大変感動して以来の憧れの曲だそうです。
実は私もこの曲には想い出があります。
多分私が高校生か大学に入ってすぐ位に当時習っていたピアノの先生がレコードを聞かせてくださいました。
もう感動で涙が出たのを覚えています。
その演奏をしていたのが「アルトゥール・ルビンシュタイン」というおじいちゃんの演奏家。
なんでこんなおじいちゃんがこんな力強いショパンが弾けるんだろう!って。
偶然にも江口さんも同じルビンシュタインの演奏を聞いて感動したそうでびっくりしました。
で、今回初めて聞いて虜になってしまった音色があります。
その音色は、「バスリコーダー」の音色♪
とても大きなリコーダーなのですが、優雅な雰囲気です。
柔らかで、おおらかで、どこまでも平和な音色は教会のパイプオルガンのよう♪
いつまでも聞いていたいと想う音色でした。
平和への願いや祈りを、「鳥」がさえずる自然が豊かな景色として「鳥」に関係する曲にのせてメッセージされたすばらしいチャリティコンサート。
高校の同級生で、主婦で母親で、そしてこういう活動を続けておられる江口さん♪そして西崎さん、芦屋ユニオンアンサンブルのみなさん。
とっても輝いていましたよ~!
(*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆ パチパチ
ショパン作曲 「スケルツォ第二番 変ロ短調 Op.331」、ルビンシュタインの演奏に涙した想い出以外にもうひとつ忘れない想い出があります。
それを懐かしみながら追記にしるしておこうと思います。
では、またね♪ See You~!
小学校2年生からピアノを習い始めて・・・
大学でバスケットボールを始め怪我が多くなり、ピアノを辞めるまでの約10年間で、ベートーベンの「ソナタ第17番テンペスト」とともに一番練習したのがこのショパンの「スケルツォ第二番」でした。
おそらく私にとって最後のピアノ発表会の曲だったと思うのですが(記憶が定かでない!)、本当に難しくて・・・。
とても情けない思い出があるんですよ。
このスケルツォ、聴き応えも弾き応えもある長い曲なのです。
華やかなアルペジオや和音が曲の最初から飛び交い、途中にはとてもロマンティックなメロディーもあり長くてもちっとも飽きません。
で、曲半ばで左手のオクターブ和音の連続と右手の高速?アルペジオの連続部分がドラマチックに展開し、一段落したか・・・とほっとする間もなく
さらに激しく両手のオクターブ和音が飛び交うクライマックスが。
手の小さな私。オクターブもやっと届く程度。
しかも体力もなくてこの曲のクライマックスの連続部分になると、まるでピアノと格闘しているような有様・・・トホホ~~~
で、情けなかった想い出というのはレッスン中の出来事です。
両手はオクターーブの連続、ペダルを踏み、全身を使って体重を鍵盤にかけながらのを必死の演奏中
勝手にピタっと演奏をやめてしまった~
「こ、これ以上弾けません」と息も絶え絶えに言ってしばらく放心状態でした。
軽い貧血でも起こしてたかも(ノ_・。)
体力もテクニックもない自分がはずかしいやら、情けないやら・・・
レッスン中とはいえ先生には大変失礼なことをしてしまいました。
本番ではどんなできばえだったかは、忘却の彼方・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
ピアノは大好きだったけれど、哀しいかな才能はなかった私。
でも今でも忘れられない想い出をいっぱい作ってくれたピアノ。
受験のつらさも日々の不安やつらかったこともピアノを弾いている間は忘れさせてもらっていました。
ピアノには今でも感謝しています。