今日の神戸、寒くて、まるで花びらのように雪がちらついています。
3月3日。お雛さんは息子しかいない我家では関係がありませんが、思いがけなく「rico花の教室」のricoさんがお雛さまのフラワーアレンジを作ってくださいました。
ricoさん、ありがとうございます!
ところでChemin♪家の次男「岳」、先月25日に高校を無事卒業しました。
その日はお天気にまで祝福してもらっているように快晴♪暖かな一日でした。
「岳」が通っていたのは工業高校。
卒業式で初めてじっくり校歌を聞きました。
「規矩準縄(きくじゅんじょう)に われら聴く」
「工夫を凝らし 創造に」 「わたる車の 輪にならい」
「工(たくみ)の業(わざ)の 技を 術を」
富田砕花作詞、山田耕作作曲の校歌、とてもすばらしいと思いました。(遅い?)
式が始まるとみんなピシっと引き締まった顔つき、態度で、この子たち本当に成長したなぁ~と感動しました。
「岳」のクラスも担任の先生に名前を呼ばれて卒業生たちが力強い返事をして立ち上がります。
・・・・4人目くらいで点呼の声が止まって・・・静寂。静寂。
「先生泣いてる」
担任のK田先生(男性です)、何度も涙に声を詰まらせておられる姿を見てしまうと・・・
。゜゜(´O`)°゜。私は絶対泣かないって決めてたのに・・・。゜゜(´O`)°゜。
教室に戻って一人一人に卒業証書を渡す時も、やっぱり涙涙。
とても穏やかで常にクールな先生だと思っていましたが・・・。
K田先生には本当にお世話になったと思います。
「岳」が一年生の時、物理が「わからん!」と頭を抱えていた翌日、学校から帰るなり、「わかったで~~!」と興奮しながら問題の解き方を(私に)教えてくれました。
その時に根気よく「岳」に教えてくれたのがK田先生だったそうです。
式が終わって一人で帰る途中で、高校のすぐ近くの「和田神社」、「三石神社」にお参りしました。
推古天皇が禊をされた玉座を三石といい、天平時代、行基さまが和田泊を興した時、神功皇后の神霊が現れ、船の往来を守るといわれたそうです。
近くには三菱重工業の神戸造船所があり、三石神社には↓のようなものがありました。
船のスクリュー。造船所の安全祈願でしょうか。
最後になったけど
「岳」卒業おめでとう!
担任のK田先生だけでなく、総合理化学科の先生方にも本当に感謝。
高校で出会ったたくさんの友達にも感謝だよね!
K田先生が「さようなら!で締めくくろう。」(有名な歌の歌詞から「再会するまでの遠い約束だから・・・)
元気で、そしてみんなとした「さようなら」、遠い約束をいつか胸を張って守ってください。