一月にご紹介した「ぐりとぐらのアップルパイ」をご覧になってオーダーいただきました。
M崎さま、ありがとうございます。
ご夫婦でお召し上がりになるので少し小さいサイズで・・・というご希望です。
再び・・・ぐりとぐらのアップルパイ!
直径15センチよりは少し小さいサイズのアップルパイ。
フィリングは、「ジョナゴールド」をカルバドス(リンゴのお酒)とバニラ、シナモンで風味付けしたコンポート。
一度冷凍した後にキャラメリゼした「サンふじ」
アーモンドクリームとバターソテーしたパン粉。
ご夫婦で大好き!というレーズンを詰め込みました。
今回、カットしたお写真をM崎さまより頂きました!
レースの上の真っ白なお皿。
奥様は「貴婦人サイズ」に、ご主人さまは「王様サイズ」にカットして。
なかなか見ることができないパイの中身。
水分が多いリンゴのフィリングをパイに閉じ込めて焼くぐりとぐらのアップルパイ。
パイはちゃんと焼けているか、フィリングは詰まっているか・・・
出来上がりを目で確かめられないので、時間と香りと音で判断します。
いい感じにフィリングが詰まっていてほっとしました♪
フィリングに使ったカルバドス風味のリンゴのコンポートが少し残ったのでお相伴いたしました。
リンゴのコンポート・カルバドス風味☆チーズとスペキュローズを添えて♪
甘さ控えめのリンゴのコンポート。
使うリンゴの種類で出来上がりの食感が大きく変わります。
ジョナゴールドで作るとふわっとした柔らかな食感。
サンふじで作るとシャキっとした歯ざわりが残ります。
紅玉が美味しい季節ならどうかな・・・来年のお楽しみ♪
生のリンゴとチーズはもともとよくあうけど、このコンポートとクリームチーズも相性いい。
スペキュローズはベルギーのスパイスクッキーです。
一緒に飲むならワイン・・・ではなくてやはりカルバドス?
カルバドスはアルコール度40%。
口に含んだ瞬間はキリリと熱く辛い?ああ~ブランデー!です。
ゆっくりと飲み下すと喉を通り過ぎたあとから、じんわりとのど、口、鼻へとほのかに甘いリンゴの香りが広がります。
リンゴのソテーでカルバドスでフランベしたときには、もっと甘い香りと風味が付くのでちょっと意外な感じ。
以前、豚のロース肉をソテーした時に試しにカルバドスでフランベしたら息子に「なんか今日の甘い。何したん?」と不評だったくらい(笑)
お酒の使い方も奥が深そう。
さて、おいしく頂いたあとは・・・
こちらのお写真もM崎さまより頂きまして、中の文字は私が勝手に入れさせていただきました。
見事な完食。ありがとうございました!