7月14日はフランスの「パリ祭」、正式には「Fête nationale française」フランス国民祭です。
1789年、フランス革命の発端となった「バスティーユ監獄襲撃」の日を起源としてフランス共和国の成立を祝う日です。
先日、フランス大好きな方々でフレンチレストランを貸し切っての美味しいお料理を楽しむ会にご縁をいただき、お昼の部デジュネに伺いました。
その際のお楽しみ、お互いに交換するプレゼント、パリにちなんだなにか・・手作りOK
何がよいかなぁ~?と悩みましたが、マドレーヌとフィナンスィエを作りました。
可憐な貝殻型の焼き菓子「マドレーヌ」は、ルイ15世王妃マリー・レクチンスカがヴェルサイユ宮殿のサロンで出して有名になりました。
でもそのレシピは王妃の父親で美食王と言われたポーランド王スタニスラス・レクチンスキーが考案して最愛の娘に贈ったと言われています。
パリで売られているマドレーヌはお腹がポコン!と出ています。
この度は夏の暑い季節、すりおろし生姜と蜂蜜で香りをつけました。
そしてもうひとつ、フィナンスィエ♪
卵白とたっぷりのアーモンド、香ばしく焦がしたバターで作るフィナンスィエ。
その名前の由来は、最初に焼かれたときの台形のようなその形が金の延べ棒に似ているからとか・・。
サン・ドゥニ通りの菓子職人が考案して、パリ証券取引所周辺の金融街、時間に追われる証券マンたちが忙しい合間に片手で食べられるお菓子として流行ったから・・とか・・。
いずれにしても大変リッチで美味しい焼き菓子です。
フランス風のBOXに詰めて、エッフェル塔のシールで留めました♪
パリ祭のデジュネ、この日のために作られたお料理は想像のはるか上を行くすばらしいお料理でした。
そしてこの日のために主宰者さまが自らテーブルと空間をパリ祭らしく飾られていて・・。
ここが梅雨の日本だということを忘れてしまう素敵な空間。
乾杯用ワイン♪
パリの地図に影を落とすグラスには可愛いエッフェル塔がついています。
大胆に活けられたヤマゴボウと真っ白なアジサイ。
デザートからは白いスモークが!
夢のような素敵なひととき。
主宰者のHさま、ご一緒させていただきましたみなさま、ありがとうございました。