6月、そして関西も梅雨入りです♪
さて、5月31日のブログ記事「川柳句集「揺振摺 VIVRE・生きる」出版記念ケーキとお祝いの焼き菓子」の内容に、句集の著者、門前喜康(もんぜんきこう)さまより素敵な情報をいただきましたので追記させていただきます。
ケーキのオーダー時に句集を頂戴し、じっくりと拝読させていただきました。
その際、とても印象に残ったのが句集の表紙です。
青い空色に不思議な気球?のようなイラスト。
「これ、好きだなぁ。」
古い気球のように見えるし、どこかに資料があるのでは?
ケーキのトップに飾りたいと思ってこの気球のことを少し調べてみましたが結局探しきれず。
それならば・・と著書の門前さまに直接お聞きしました。
すると・・・とても興味深い情報が門前さま、発行所左右社さまを通じて表紙のデザイナーさまより頂くことができました。
「カバーのモチーフは、フランスのジャン=ピエール・ブランシャールという初期の気球乗り(?)が使った気球です。熱気球ではなく水素を用いたもので、パラシュート状の部分やプロペラ状のものはあまり意味がなかったようですが実際に飛んだものです。」
おお~!空想の気球ではなく、実際に飛んだ気球!
ジャン=ピエール・ブランシャール・・Wikipediaに掲載されていました。
そして使用されたのは挿絵図版を主に手掛けていたとされる版画で、ウォレン・アンブローズという版画家の作品だそうです。
実際に飛んだ、まさに夢を実現した気球を句集の表紙に選んでおられたわけです。
あとからわかったこととはいえ、その気球をケーキのトップにすることができたことがとてもうれしかったです。
ふと湧きあがった疑問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。
そして著者門前さまよりとてもうれしいコメントと川柳も頂戴しました。
メッセージを込めた絵画性。食材にこだわり美味しく体にやさしい「味」。
それは、即ち『愛を込めるスイーツづくり』なのではないか…と。
シュマンさん、ありがとうございました。
『食感は愛と笑顔が隠し味 喜康』
こちらこそ大切なケーキをおまかせいただき本当にありがとうございました!