朝晩かなり冷え込む日がポツポツ、秋から冬へ、移り変わりのスタートです。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
Skin Care School 週刊発行
┏─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┓
│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│
┗─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┛
□ 11月16日 vol.0845
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11月のCONTENTS
2日発行済み≫季節のお手入れー秋の頭皮、毛髪ケアー
9日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
16日発行 ≫豆知識 ー温活ー
30日発行予定≫季節のトラブル ーー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪ 豆知識 ー温活ー≫
秋とは四季の1つである!当たり前のことですが、社会的通念・気象学では9、10、11月を指し、11月7日立冬に入るまでを言います。四季のない熱帯地方や極地では一年中夏であったり、一年中冬であったりする訳ですが、日本では春・夏・秋・冬としっかり変化があるということで、日本人の感性が鋭いと言われるのはこの四季の移り変わりを楽しむからかもしれません。でも今年は夏からすぐ冬のように気温が変化して体調を悪くした方も多いようです。お肌も急に湿度が変化してしまって、肌荒れや痒み、ニキビの悪化を訴える方が多かったようです。あっという間に移り変わってしまった今年の変化は驚きました。
とにかく今年の暑さはすさまじいものでした!沖縄よりも暑い日が続いた訳ですから、体温調節作用の為、冷たいものを取らざる得ない日が続きましたから、立冬を過ぎたこの頃の体調はいかがでしょうか?そこで今日はここでも何度かお話しした、今年にタイムリーな話題、温活について勉強してみましょう。温活といえば進藤義晴先生が有名ですね!医師で東洋医学研究科でいらっしゃる先生は、冷え取り健康法を数十年前から提唱していらっしゃいます。とても勉強になりますが、靴下を24時間履いて足を温めましょう!という提唱はなかなか出来ません。それでも温活、冷え取りは身体にはとても良いので活用出来る温活をお話ししてみます。
温活とは日ごろから健康を維持するために適正な体温まで体温を上げる活動のことを言います。ちなみに現代人は昭和初期くらいの人と比べると0.5~1℃くらい体温が低いそうで基礎体温が36.5℃とすると35℃台の方が多いという事になります。よく言われているのは体温が1℃下がると代謝が10~20%悪くなり、免疫力が30%落ちると言うこと!特に冬の体温は外気温の影響を受けるので、寒さによっての冷えが身体に及ぼす影響が悪い方向に傾きます。そして血流が悪くなり、免疫力の低下を起こしてしまい、体内ではウイルスや細菌に負け、風邪や胃腸炎や喉などの病気を起こしやすくなってしまいます。
そこで必要なのが温活ですが、温活とは単純に低くなった体温を適性体温に上げる活動ということになります。さて、それではなぜ体温が低下するのでしょう。色々調べてみましたら、ひとつは冷蔵庫の普及があるようです。今ではどの家庭にも当たり前にある冷蔵庫ですが、考えてみると何でもひとまず冷蔵庫に入れませんか?4℃以下のものを食べるということが冷えを引き起こすようです。そして運動量の違いです!確かに東日本大震災のあとエレベーター等の運転停止でかなり良い運動をしました!おしりの筋肉が張りました!それに、よく考えてみると家事も昔と比べればずいぶん楽です!若い方はピンと来ないかもしれませんが、昔は床も畳も拭き掃除をしていました。何といっても筋肉は熱を作ってくれるので男性の方が冷えを感じにくく女性に冷えを感じる方が多いのはそのせいで、しかも体脂肪率で考えても脂肪の多くなりやすい女性の身体は熱の生産量が少なく、脂肪には血管がほとんど通っていないため血液の巡りが悪くなって当たり前なんですね!その上よくいわれるストレスは、血管を収縮させてしまうので冷えがかなり堪える!ということになります。そして、体温が低いという事はお肌にもかなりストレス面があり、代謝低下ですからメラニン色素の沈着にも結び付き、弾力繊維の合成能力も落ちるわけですからシミ、くすみ、たるみの原因にもなる訳です。前にも書きましたが、おへそのピアスや素足などは身体にとてもよくないということになります!
それでは温活していきましょう。冬は何といっても鍋料理がありますから、食事面の温活は鍋料理でかなり違います。根菜類をしっかり入れて食べるのがコツです。人参、大根、レンコン、ゴボウ、ネギやショウガ、玉ねぎなどをしっかり使いましょう。小松菜も栄養たっぷりです。トマトを鍋に入れてもリコピンは大丈夫なので試してください。それに発酵食である味噌や納豆もおすすめです。鍋の残りは翌朝の味噌汁にもなりますね!今年はビールやサワーやめてみよう!と思ってみませんか?コーラやジュース、アイスも同じです。温活には冷たい物、特にキンキンに冷やしておいしいものは内臓が冷えますから避けてほしい所です。お酒であれば燗酒や焼酎のお湯割りがおすすすめで、日本人にはピッタリの血行促進、ストレス解消になります。
そして衣類はまず首を冷やさないこと!足首を冷やさないこと!が大切です。年齢と共に足首の冷えは感じやすくなり血行の悪さを痛感する所で、首、足首を守ることは風邪予防にもなります。あまり厚着は肩凝りのもとですが、最低の防寒はして下さい!そしてウォーキングやストレッチはどうでしょうか。あまり難しく考えず階段を使ったり早歩きしたり休日の散歩もおすすめです。私は短時間ですが家にいるときは朝必ず犬の散歩をしています。歩かないよりマシな程度ですが、案外スッキリします。そして日本人の習慣でもある入浴はストレス解消にも役立つ簡単な温活として抜群の効果があります。40℃以下のお湯で30分の入浴、または半身浴、これは体内がとても温まるので、日本人には最適と言われています。これなら汗のかけない人もしっかりと汗がかけますね!ただ30分は無理という人は大勢いらっしゃると思います。私もそれなんです。そんな方には41℃くらいで5~10分入浴するヒートショック入浴というのもあります。この時は、必ず首の後ろを湯船に浸けることをおすすめします。耳の後ろの翳風(えいふう)、その下の完骨(かんこつ)、首後ろ中程の天柱(てんちゅう)、その下の首筋のやや外側の風池(ふうち)、でっぱり感のある亜門(あもん)…ツボがたくさんあります。
とにかくよく分からないときは“首と言われるところ”を温めると言われていて、首は目の疲れ、ストレス、のぼせ、体温アップにも効果的です。“首と言われるところ”というように、足首・手首も同様にしっかり湯に浸かって下さい。副交感神経ポイントがあると言われていますから、効果抜群です。毎日が無理な方は、週1回でも活用していただけると良いでしょう!そして睡眠ですね!これは私も含めて反省点が多いですが、12時までにはなんとか床についてもらいたい所です。簡単ではありますが、冬の温活で免疫力のアップを狙い、風邪やインフルエンザに負けない身体づくりをしましょうね!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
★☆★『お肌の学校』バックナンバーはここから ★☆★
http://www.cher-couleur.com/mail_magazine/
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
淳子先生の『お肌の学校』でおなじみのシェルクルール化粧品!
お取扱店情報はこちらから
http://www.cher-couleur.com/shop_info/
お問い合わせは info@cher-couleur.com
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行・編集:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
〒104-0042 東京都中央区入船2-7-4
『お肌の学校』はverger,Inc. の商標登録です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
シェルクルール化粧品の取扱店をホームページ上でご紹介しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
お問い合わせは info@cher-couleur.com
Skin Care School 淳子先生の『お肌の学校』は、インターネットの本屋さん
『まぐまぐ』、『melma!』を利用して発行しています。
まぐまぐ http://www.mag2.com/ ID:0000041844
melma! http://www.melma.com/ ID:m00013953
______________________________________________________________________
※本誌に掲載された記事を許可なく使用することを禁じます。
■PR□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
色素、香料、界面活性剤、アルコール無添加
シェルクルール リプライローション
お肌の力を引き出すローション湿布は
敏感肌、トラブル肌をサポートして30年!
お近くのお取扱店はこちらから→シェルクルール取扱店情報
□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□