お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

季節のトラブルーマスク荒れー

2022-07-24 11:00:00 | Weblog
暑い中真面目にマスクをし、ワクチンも普及し、過去最高の感染者数とは!
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  Skin Care School   週刊発行  

淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
    
□ 7月 22日 vol.1005 
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発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/  
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 7月のCONTENT
 1日発行済み≫季節のお手入れ
 8日発行済み≫お肌の悩みQ&A
15日発行済み≫豆知識
22日発行      ≫季節のトラブル  
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季節のトラブルーマスク荒れー

梅雨が戻ってきた感じでしたが、ようやく晴れの日が再来してきました。
先日、宮城県石巻への出張時、1時間ほど太陽が顔を出し、久しぶり感がありました。土・日の出張でしたが仙台~石巻の仙石線が大雨のため不通になり開通見込みがなかなか立たない為、バスに変更して1時間遅れで石巻に着きました。大変ご迷惑を掛けてしまいましたが、大盛況で2日間終わりました。トラブルのお客様がとても良くなられており、楽しみに伺っています。
今回も各地区、線状降水帯が次々と発生して災害の危険が高まっています。地域の方々はくれぐれも気をつけて行動して下さい。

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新型コロナウィルスもオミクロン変異ウィルスのBA2、BA4/5と移行しています。BA4/5は感染力・再感染力が共に非常に高く、現行ワクチンでの中和抗体効果はBA2でも低かったですがBA5は4倍程度低く、しかもワクチンによる重症化予防や感染予防効果は差が無いという国立感染症研究所からの出典です。
今回は前のオミクロンの時より感染率がとても高いので、正直うがい・手洗い・密にならない・マスク着用など気をつけても厳しい部分はありそうですが、出来る事をしっかり継続していきましょう。
今年の6月下旬からの猛暑でマスク着用についても屋内・屋外でかなり対策されていますので、それも実施して頂きたいところです。ただマスク着用による肌荒れがどんどん増えており、なかなかの問題となっています。今回はマスクによる肌トラブルについて、しっかり勉強してみましょう。

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まず、マスクの素材からチェックしてみましょう。
3年前、不織布マスクが流通しなかった頃はウレタンマスクか布マスクを使用していた訳ですが、不織布マスクが流通するようになってから寒さ暑さは違いますが急にマスク肌荒れが目立ってきた感じがします。スーパーコンピューター富岳によるシュミレーション結果ですが、マスクの飛沫予防効果は以下のようになります。
不織布マスク
・吸い込み飛沫量…30%
・吐き出し飛沫量…20%
ウレタンマスク
・吸い込み飛沫量…60~70%
・吐き出し飛沫量…50%
布マスク
・吸い込み飛沫量…55〜65%
・吐き出し飛沫量…18〜34%
不織布はかなり性能が高い事はわかりましたが反面、通気性の悪さが問題になります。布マスクは不織布やウレタンに比べて通気性が良く、性能も比較的良いのがわかります。やむを得ず布マスクをしていた3年前は接触面の柔らかさなどから、初めての経験とはいえ肌トラブルはかなり違っていた感じがします。しかも洗って何度も使用できました。私も親しい友人が布マスクを沢山作ってくれて本当に有り難く、今でも犬の散歩などで活用させてもらっています。見栄えなど気にしなければ、なかなかの効果という点も見逃せません。しかし不織布の効果と流通によってほとんどの方が不織布使用になりました。やはり洗う手間はなかなか面倒です。

不織布って何?すぐに答えられた方はかなりの知識です。不織は「織ってない布」な訳で原料はパルプと勘違いしてしまいますが、原料は全てPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)で出来ていますから、当然通気性は今ひとつなのと接触面が化学繊維なので肌荒れの原因になりやすいですが、通気性の悪いものほど感染防止効果も高くなる訳です。そうなると尚更マスク内トラブルが起こっても不思議ではないのです。

マスクによる肌荒れで気になる所をチェックしてみましょう。
・マスク内の蒸れ
温度・湿度の高い夏は特に雑菌が繁殖しやすくなります。当然、汗も皮脂も1年中で1番多くなるこの季節は蒸れによるニキビや湿疹が増えてきます。マスクでニキビ(アクネ)が出来るという事で、今は「マスクネ」と呼んでいるそうです。確かに赤いニキビが増えています。
・マスクによる摩擦
頬骨下の辺りは特にマスクが密着している所で話したり笑ったり動作が増えると、擦れやすい所になり赤みや痒みが出やすくなってシミになってしまう方も増えています。
・マスクによるシワ
特に表情が出ない為、お顔全体の運動不足がシワの原因になりやすくなります。口角から発生するマリオネットラインや目の下から発生するゴルゴラインがマスクを外すと気になりやすくなります。
また、蒸れて汗をかいた肌がマスクを外した後に自宅などでかなりの乾燥を起こしてしまい、汗と乾燥からカブレを発生する方もいらっしゃいます。

ざっと挙げてみましたが「私はトラブルはあまり気になりません」という方もいらっしゃいます。そういう方の特徴は新型コロナ禍、スキンケアをきちんとしていた方とメイクを必ずしていた方に多いんですよ!「いつもメイクして下さいね」「お手入れはしていた方が良いですよ」とここでもお話してきましたが、やはり3年経ってくるとその差は大きくなってきました。
夜のスキンケアで1日の疲れを取ってあげる事が1番大切なんですが、もうひとつマスクの型を変えて接触を同じ場所に起こさないようおにする事!2~3種類の使い分けは大切です。
新型コロナ禍でマスクが当たり前になりましたが、皮膚トラブルはとても増えてきました。マスク肌荒れはちょっとした心掛けで改善できますので、早速クレンジング選びから見直してみませんか?クレンジングと洗顔がマスク肌荒れ回復にはとても大切なポイントですよ。

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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『お肌の学校』バックナンバーはここから   
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