日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

ひなの隠れ家

2006-11-21 | ひなの話

ユズは時々、トイレ以外で粗相をします。
特に私のベッドを狙う事が多いので、外出する時は、ベッドにレジャーシートをかぶせて防御して出かけます。
「最近は悪さ(粗相)をしなくなったなぁ」と油断して、シートを掛けなくなると、しばらくして思い出したようにされることが何度かあったので、絶対忘れないようにしています。

そうしているうちに、ひなは「レジャーシートをベッドにかぶせだすと、私が出かける」という法則が分かってきたらしく、シートを掛けていると、自分からやってきてベッドとシートの間にもぐりこんで寝るようになりました。
ほとんどの場合は、帰ってくるまで、ずーっとそこで寝ているようです。

 
緑のレジャーシートなので、中が緑色に染まって見えます。

レジャーシートを掛け始めると飛んできて「合点承知」ともぐりこむひな。
最初は、お留守番がつまらないので、しぶしぶもぐりこんで寝ているのだと思っていたのですが、だんだん、結構この空間が気に入っているのかも、と感じられてきました。

ユズの目に止まる場所にいると、ユズに苛められるし、他の人にもあまり油断しないひなです。
誰かに見られていたり、気配がする場所では、常に緊張しています。
このビニールシートの下にいると、誰にも見つからない、と安心できるのかもしれません。

昨日も、シートをかぶせていると、ひながやってきて入るそぶりをしたので、今日は寒いし、お布団の間の方がいいかもと、掛け布団ごとめくってあげました。
ところが、すぐに入っていかず、戸惑うような様子だったので、シートだけ持ち上げてやると、スッと入っていき、すぐ真ん中あたりで丸くなって寝始めました。

布団の中よりも、ビニールシート一枚しかかぶらない、緑色の空間が良いようです。
なにか特別な雰囲気がするのでしょうか。
ひなのささやかなこだわりを見たような気がして、ちょっとかわいいな、と思いました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする