日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

また鞆の浦へ

2007-08-23 | 雑記

東京の同級生がお盆をずらして帰省したので、月曜日に、GWに行った鞆の浦へ再び出かけてきました。
前回見かけたチラシの「陶芸体験」をするのが今回の目的です。

体験は13時からなので、まずは少し早めに腹ごしらえ。

 瀬戸内海のお魚料理です。

お店を出て、予約時間まで30分ほどあるので少し散策しようと思いましたが、
堤防の上に上がると、とてもよく晴れて景色も良く、写真を撮ったりしているうちに時間が過ぎました。

 
   暑いけど、夏らしい気持ちのいい景色です



陶芸体験では、私だけが経験者で、後の3人はほぼ初心者なので、
私は希望通り花器を、3人は湯呑を作ることになりました。

 

先生も、教えるのはまだあまり慣れてなかったみたいで、「ヒビが出てきちゃいます」「広がってきちゃいます」「薄くなり過ぎですか」と矢継ぎ早に質問が飛んで、「自分でするのは分かるんですが、言葉で説明するのが難しいんです…」と困惑されてました

「自転車を乗るのに、乗れるようになれば体が自然に覚えるけど、どうやれば乗れるか、言葉で教えるのは難しい」のと同じような事らしいです。
私も経験上、分かる分かる、と思いました。
陶芸教室の手伝いで初心者に教えることがあったけど、うまく言葉で説明するのには苦労しました。
「う~ん、なんて言ったらいいのかな…」って。
人に教えるのも技術なんですね。

友人3人を見なければならずでてんてこ舞いの先生を前に、手が回らないで待っている友人に手助けしたくなったのですが、陶芸は人によって若干流儀が違ったりするので、私が教わったやり方とは違うこともあり、「船頭多くして船山に登る」になって迷惑をかけてしまいそうで、出来るだけ自粛しました。
私の経験は中途半端で初心者に毛が生えた程度なので、間違いもあるだろうし。

最終的には、先生が修正してくれたので、みんなそれなりの出来に

 

一応2時間という事になっているところを、進み具合が違うし、先に出来た人が2個目を作り始めちゃったりして、なんだかんだで3時間くらいかかってしまいましたが、「大体これくらいになっちゃうんですよ」と大目に見てくださいました。

ところでここは、元保命酒のお店だった古い建物を、陶芸工房兼ギャラリーにしていて、猫をモチーフにした見覚えのある作品がいっぱいありました。
毎年近所のギャラリーで開催されている「猫展」に出品している作家さんで、すでに3つほど作品を持っていたのです。(今年買った猫カップは可愛くて最高!)
この方の作品だったのかぁ…と分かってちょっと嬉しかったです。
ついまた猫モノを2つ、買ってしまいました

 ユズに似てたもんで一目惚れ…
 ポッチャリした後姿、短い尻尾がユズそっくり

平面の方は、手の所の穴に香を立ててもいいし、紐を通してペンダントにしてもいいそうです。
とりあえず紐を通して飾ってます


その後、前回も行って、お気に入りになった喫茶店「セレーノ」へ。
今回は天気がいいので、テラス席の見晴らしが最高っ

 
 
暑いけど、風があるので気持ちよかったです。

この日は、ケーキ類が品切れでドリンクだけだったのですが、
頼んだグリーンティが来てみると、「んん

おかきの乗っている小皿に見覚えが…
 
 ピンボケ
これ、昔私が作ったやつじゃんっ

…なんと、以前勤務していた美術館の陶芸教室で、販売用に作ったものでした
それを、ここのオーナーさんが買って、お店で使ってくださっていたのです。

久しぶりに陶芸をした日に、自分の過去の作品に会うなんて。
なんという偶然
でも、私の手で生まれた物が、今は鞆の浦で色んな方の目に触れて活躍してるなんて、ちょっぴり嬉しかったです。


しばらくのんびりまったり過ごして、
その後、バス停まで散策しながら戻りました。

 
 夕暮れ間近

今回はホントに天気が良くて、空と海がキレイでした

昼間は暑くて全然見かけなかったけど、夕方になって路地に入ると、立て続けに猫さんに出会うことができました。

 
 夕涼みに出てきてたのかな

前日久しぶりに激しい夕立があって、地熱が冷まされたおかげなのか、晴れていたけど連日の猛暑ほどでもなくて、「夏らしい暑さ」程度で、気分よく過ごせました。

近場だけど鞆の浦はやっぱりいいなぁと思いました。

コメント (8)
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