(以前も同じような記事をUPしたと思うが・・・)
朝から昔のお客様から電話が入る。
「リフォームの業者がやって来て、屋根を補修せんといかんとか言ってるんで、一度屋根屋さんに確かめてほしいんやけど・・・」
「あぁ、それって信用できませんよ。その話何度も各業者さんから聞いてるし、我が家にもやって来たんですよ」
すぐに、いつもお世話になっている板金屋の社長さんに電話する。
「あぁ、うちも先日相談があって見にいったら、どげんもしとらんやったですよ。困ったもんです」
「とりあえず、登ってもらってよかやろか?」
「あぁ、今日は工場で(板金の)折りこみをしてるんで、いつでもいいですよ」
午後から職人さんを連れだってお客様宅へ行ってみる。
話を聞くと、
数日前にチラシが入っていて、その後、営業マンが訪問してきた。
屋根の棟板金がどうのこうのと言って、「ここじゃ見えないから」とご主人を連れ出し、
向う(隣)の家の合間から見せて、「ほら、あそこが~」と云うんだけど、遠くて良く分からない。
よければ屋根に登らせてもらって点検するとか言って、作業着に着替えてハシゴで2階の屋根に登った。
金槌をもって棟板金を何度か叩いていたようだ。(職人さん曰く、『金槌で叩いて確認なんかせんですよ。アハハ』)
そしたら、軒先が腐ってるとか言って、見積もりを何パターンか持ってきますと言って帰った。
後から見積もりを持って来たんだが、友○さんに見てもらわんといかんと思って、インターホンで追い返した。
それで、今朝電話した。
という事だった。
ハシゴで登って確認してもらったら、案の定、
「どげんもしとらんですよ。歩いたところでは、屋根下地もしっかりしてます」
「樋も詰まってないし、勾配も取れてて溜まってません」
「そうやろ」
「しいて言えば、塗り替えていい頃かなぁ」
(撮ってもらった写真。どこがくさっとるんじゃ~!)
「やっぱり、どうも無いそうですよ。それって、大村の〇〇にある会社じゃないですか?」
「そうそう」とパンフと名刺を見せてくれた。
お返ししようとすると、いらんから処分してくれとのこと。私もいらないんだが・・・ハハハ。
ご近所を見回して気付いた。
ぐるっとまわりのお宅は前面道路から2階屋根が見えるのだが、このお宅だけが見えない。
下からは上(屋根)の状況が分からないのである。
だから、ターゲットになったのだろう。
外壁のシーリングが切れていたので尋ねると、新築して16年になるが、塗替えはしてないとのこと。
これなら、屋根をセールスする前に、外壁の塗替えをセールスすべきなのに、
この業者さんは、手っ取り早くごまかして儲けようとしたと言える。
うむ、今度はこちらのビジネスチャンス!私は塗替えの見積もりをさせて頂くようお話をした。
しかし、けしからん業者だ。
こういう営業はやめて欲しい。
うちらまで、誤解されてしまう。
みなさんもご注意いただきたい。
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