金赤ガラスのランプです。
高 30.6㎝、底径 16.2㎝、笠長17㎝、径14.5㎝。 昭和30-40年代。
色が散っているので濃ピンクに見えますが、金赤ガラスです。金赤ガラス器は、赤紅色が凝縮したルビー色で、前に紹介した銅赤ガラスとはかなり色調が違います。
金赤の色とともに、ものすごい量の気泡が特徴的です。
このランプは、岩田工芸硝子(株)の工芸品で、アンティーク調ですが、それほど古い品ではありません。
ガラス中の気泡も均一で、古い時代の材質、製法によるものではなく、人為的なものです。
まだ、右も左もわからない駆け出しの頃、田舎の骨董屋で、雰囲気に惹かれて購入しました。が、今からすれば法外な値段でした(^^;
電燈をともせば、
まばゆく光輝きます。
岩田工芸ガラスランプの中古品は今でも入手可能です。
手軽にアンティークの雰囲気を楽しんでみるには良い品かもしれません(^.^)