遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

今年もハチに刺されました

2020年09月24日 | ものぐさ有機農業

今年も朝顔がきれいに咲いています。

畑には棚を作り、両端に朝顔、真ん中にキュウリとゴーヤをいれてあります。

ただ今年は朝顔の勢いがもう一つで、次の朝まで花を持ちこたえられません。したがって、青=>赤へ変化した前日の花とその日の青い朝顔の2色饗宴をみることができません(^^;   

同じように、酔芙蓉の白とピンクの2色饗宴も期待できそうもありません。

 

しかし、この畑の朝顔の目的は、花ではなく、葉です。

毎年、ハチに刺された時、すぐに葉を揉んで手当てできるようになっているわけです(^.^)

今年は出番がないな・・・と思っていた矢先、反対側の棚端で事件は起きました。

写真でむき出しになっている部分。ここには、朝顔とゴーヤがものすごく茂り、分厚いカーテンになっていました(今は取り去ってありません)。ゴーヤが実っているかどうか、見ただけではわかりません。そこで、棒で茂みを軽くたたいていくのです。ゴーヤの実があると、コンと響きます。

ところが、この日に限って棒ではなく、拳で叩きました。

すると、手の甲に激痛が(>|<)

刺されました!

すぐに、目の前の朝顔の葉をとって揉み、刺された部分へ貼り付けました。

子どもの頃から何十回とハチに刺されているのですが、今までにない激痛です。

手の甲を3カ所、一度に刺されたのです(^^;

朝顔葉のおかげで、激痛は数分でおさまりました(^.^)

しかし、手はひどく腫れました。

 

      ≪醜いため写真はカット≫

 

以後、ゴーヤの収穫は見送らざるを得ませんでした。

不思議なことに、棚を透かして見ても、ハチの巣らしきものが全く見当たりません。

 

数日前、意を決して、暗くなるのを待って、棚のここぞと思う所にハチジェットを噴霧しました。すると、ボトボトとハチが落ちてきました。

おおこれで無事退治、と意気揚々と引き揚げました。

ところが、よく朝、まだハチは生きていて、ゴソゴソ蠢いているではありませんか。

 

何という生命力。

 

何度も、ジェットを噴射し、やっと動かなくなりました。

見慣れないハチです。図鑑で調べてみると、大きさと色、模様からセグロアシナガバチとわかりました。子供の頃、魚釣りの餌にするため、巣をつついて刺されたのは、もう少し小型のキアシナガバチやフタモンアシナガバチだったのです。

こんな大型のアシナガバチに3発も刺されれば、さすがにダメージが大きいです(^^;

 

実は、当日、ゴム引きの分厚い手袋をはめていたのです。

 

 

しかし、手の甲側は背抜きになっていて無防備。

手の甲でゴーヤのジャングルを叩いたので、ハチの猛攻撃を受けたのでした(^^;

 

写真では見ずらいですが、尻先に、鋭い針が数㎜出ています。

 

ザッと集めただけでも、15匹。

ところが、どれだけ探しても、巣は見つかりません。

子育てを終わって、早くも冬ごもりの準備をしていたのでしょうか。

それとも、ただ単に集まっていた?

何とも不思議なハチたちでした。

合掌(^.^)

コメント (14)
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