汁守神社は、小田急多摩線黒川駅を下車、歩いて10分位でしょうか?
この黒川地区では、昔から黒川の鎮守様と呼ばれ親しまれているそうです。
天明2年(1782年)に社殿が再建され、主祭神は食物そして五穀豊穣の神様である保食命(うけもちのみこと)。
名前の由来は、武蔵国の総社の大國魂神社(府中市)に供える汁物を調える役目を担ったことから、こう呼ばれるようになったとも伝えられているそうだが、正確には不明との事。
正面階段を上がると天保5年(1834年)に建立された鳥居がある。
これは両部鳥居と言い、本体の鳥居の柱を支える稚児柱そして笠木の上に屋根があると言う、厳島神社と同じ形の鳥居です。
そしてここにある狛犬(本来は獅子と呼ぶべきなのであるが)である。
ここの狛犬は、阿吽双方で3匹の子獅子を抱えているのである。
阿形は眼が大きく2匹の子獅子を抱えてあやす姿勢には、威圧感がなく優しそうに感じました。
今まで両側に1匹づつと言うのは見た事がありましたが、自分としては初めてでした。
かなり珍しいのではないでしょうか?
後で調べると、麻生区にある神社の狛犬は伝統的に子獅子を抱えている物が多いそうで、この地区ならではの言い伝えがあるのではないかと判断します。
この辺りにある神社の狛犬や灯篭は、溝の口の内藤慶雲と言う明治時代の石工の作品らしい。
真光寺地区に飯守神社(いいもり)があるそうで、こちらは同じ大國魂神社に備える大膳部を担っていたそうで、今度調べて見ようと思います。
情報では、こちらの飯守神社には戦争で焼失してしまったのか?狛犬がいないとか?
両社一対の神社なので、両方お参りしないと御利益はなさそうである。(笑)
狛犬ついでに、ちょっと調べてみたら・・・
中国の唐の時代・・・日本では飛鳥時代に伝わった当初、左右の形に差異がなく、平安時代に異なる外見をもつ無角の獅子と有角の狛犬が対で置かれる様になる。
当時の日本人が異様な形の生き物を犬と勘違いし、唐から朝鮮を経て伝わったものだった為、当時は高麗犬と呼ばれる様になったとも?
「こまいぬ」の語義にはいろいろあり魔除けに用いた事で「拒魔犬」とも?
狭義では、後者のみを「狛犬」と称していたが、現在では両者を併せ「狛犬」と呼ぶのが一般化している様である。
なんと、古代インドで仏様の両脇に守護獣としてライオン像を置いたのが起源ともされ、古代オリエント諸国でも、聖なるもの、神や王位の守護神としてライオンが用いられるのが流行したそうであり、その好例がスフィンクスであるとしている。
何気なく見ていた狛犬がスフィンクスと繋がるとは、ビックリ!歴史は面白いですね~!
獅子や狛犬と同様の役割を果たす神仏の守護獣として、猪・龍・狐・狼・蛇・鹿等がいるが、場所に寄っては土地の伝承に基づくものもある岩手の常堅寺では河童伝説に基づき河童像が、京都府京丹後市の金毘羅神社境内社木島社には阿吽配置が左右逆の狛猫像が置かれているそうだ。
全国を探してみると、いろいろな守護獣の像があるのかも知れませんね!
備忘録
4月16日 NW
実歩行距離:3.87km
実歩行時間:41分48秒(総歩行時間:43分17秒:停止時間2時間53分)
平均速度:5.6km/h;MAX:7.4km/h
平均心拍:122bpm:MAX:132bpm
消費カロリー:363kcal
この黒川地区では、昔から黒川の鎮守様と呼ばれ親しまれているそうです。
天明2年(1782年)に社殿が再建され、主祭神は食物そして五穀豊穣の神様である保食命(うけもちのみこと)。
名前の由来は、武蔵国の総社の大國魂神社(府中市)に供える汁物を調える役目を担ったことから、こう呼ばれるようになったとも伝えられているそうだが、正確には不明との事。
正面階段を上がると天保5年(1834年)に建立された鳥居がある。
これは両部鳥居と言い、本体の鳥居の柱を支える稚児柱そして笠木の上に屋根があると言う、厳島神社と同じ形の鳥居です。
そしてここにある狛犬(本来は獅子と呼ぶべきなのであるが)である。
ここの狛犬は、阿吽双方で3匹の子獅子を抱えているのである。
阿形は眼が大きく2匹の子獅子を抱えてあやす姿勢には、威圧感がなく優しそうに感じました。
今まで両側に1匹づつと言うのは見た事がありましたが、自分としては初めてでした。
かなり珍しいのではないでしょうか?
後で調べると、麻生区にある神社の狛犬は伝統的に子獅子を抱えている物が多いそうで、この地区ならではの言い伝えがあるのではないかと判断します。
この辺りにある神社の狛犬や灯篭は、溝の口の内藤慶雲と言う明治時代の石工の作品らしい。
真光寺地区に飯守神社(いいもり)があるそうで、こちらは同じ大國魂神社に備える大膳部を担っていたそうで、今度調べて見ようと思います。
情報では、こちらの飯守神社には戦争で焼失してしまったのか?狛犬がいないとか?
両社一対の神社なので、両方お参りしないと御利益はなさそうである。(笑)
狛犬ついでに、ちょっと調べてみたら・・・
中国の唐の時代・・・日本では飛鳥時代に伝わった当初、左右の形に差異がなく、平安時代に異なる外見をもつ無角の獅子と有角の狛犬が対で置かれる様になる。
当時の日本人が異様な形の生き物を犬と勘違いし、唐から朝鮮を経て伝わったものだった為、当時は高麗犬と呼ばれる様になったとも?
「こまいぬ」の語義にはいろいろあり魔除けに用いた事で「拒魔犬」とも?
狭義では、後者のみを「狛犬」と称していたが、現在では両者を併せ「狛犬」と呼ぶのが一般化している様である。
なんと、古代インドで仏様の両脇に守護獣としてライオン像を置いたのが起源ともされ、古代オリエント諸国でも、聖なるもの、神や王位の守護神としてライオンが用いられるのが流行したそうであり、その好例がスフィンクスであるとしている。
何気なく見ていた狛犬がスフィンクスと繋がるとは、ビックリ!歴史は面白いですね~!
獅子や狛犬と同様の役割を果たす神仏の守護獣として、猪・龍・狐・狼・蛇・鹿等がいるが、場所に寄っては土地の伝承に基づくものもある岩手の常堅寺では河童伝説に基づき河童像が、京都府京丹後市の金毘羅神社境内社木島社には阿吽配置が左右逆の狛猫像が置かれているそうだ。
全国を探してみると、いろいろな守護獣の像があるのかも知れませんね!
備忘録
4月16日 NW
実歩行距離:3.87km
実歩行時間:41分48秒(総歩行時間:43分17秒:停止時間2時間53分)
平均速度:5.6km/h;MAX:7.4km/h
平均心拍:122bpm:MAX:132bpm
消費カロリー:363kcal
しかし、今も昔も人間は動物に多く触れ合いながら生きてきたんでしょうね。
何かの神様にお仕えする動物。
神仏と言われる動物。
神に救われる動物。
身を挺して神に奉仕する動物。
人間が神々しいと思えるものに、動物がついて回る。
そしてまた、人間も動物に恩恵を受けていますからね。
そうなんですよね~!
歴史を調べ出すといろいろ嵌まってしまう性格なもので・・・(笑)
規則正しい生活は、身体をリセットするのに良いですよ!
>いがぐり頭さん
そうですね、動物に恩恵を受けています。
持ちつ持たれつではなく、持たれっ放しな気がしますが。。。(笑)