Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年11月15日(金) [鈴鹿]御在所岳本谷、大好きなコースに、またまたやってきたよ!

2019年11月18日 | 山登りの記録
■メイン写真
苦労の甲斐あって大黒岩に到着。喜びがはじける


■今回のコース
ロープウェイ湯の山温泉駅→一ノ谷山の家→(本谷)→不動滝→大黒滝→ジョーズ岩→
大黒岩→朝陽台→ロープウェイ山上公園駅⇒ロープウェイ湯の山温泉駅


毎年のように通っている御在所岳本谷。
ヘルメット、ハーネスの完全装備で、今回は7名様をご案内した。
色づいた木の葉、明るく開放的な渓谷、大黒岩からの大展望…
どれも期待にそぐわぬ美しさ。今回も大満足の山旅となった。



湯の山温泉の廃墟街を通る。
企業による慰安旅行の習慣がなくなり、需要がなくなったのか。



一ノ谷山の家から入山。御在所山の家の脇から本谷(一ノ谷)に入る。



大きな岩がゴロゴロした涸れ沢を遡行していく。



黄葉、紅葉が美しすぎる。



斜瀑を幾つも横目に登っていく。



景色に見とれてしまうが、足元には常に気をつけておかないといけない。



淀みにたまった落葉。今だけの美。



黒っぽい苔が生えた滝や、このような赤い岩の斜瀑など、それぞれの滝にも個性があり
観ていて飽きることがない。



30m以上はあろうかという不動滝に到着。半洞状の岩壁に声がエコーする。
ここでランチとする。



不動滝の左手を急登する。岩にしがみつく杉の巨木が出てくる。自然の造形に感嘆。



2カ所ほど、道迷いしやすい要注意ポイントがある。
流れがなくなっても急な岩場が続くところだ。



ロープウェイの落とし物。こんな大きいものがここにあるとは…



短い鎖が岩に打ち込んであるポイントでは、その鎖は使わずに左に回り込み、
木の根をたどって突破する。緊張するが、見かけよりたやすい。



この日の大黒滝は、水はほとんど流れていなかった。



大黒滝も左を巻き上がる。一カ所、古いフィクスロープの長さが中途半端なので
長めのスリングをつないで補助する。



笹薮の一枚岩を腕力で越える。まるでフィールドアスレチックだ。



詰めの沢筋に戻る。またもロープウェイの落とし物。



ジョーズ岩(シャーク岩)。右の鉄鎖を使って登ってもいいが…



岩の下に左から潜り込む。



竪穴をよじ登って、岩の上に出るのが楽しい。



振り返るとロープウェイの鉄塔がはるか下に。この日は伊勢湾の海岸線もクッキリ。


さらにロープウェイの落とし物。怖いなぁ。



最後に長い固定ロープを頼りに左の尾根筋に登ると、大黒岩に出る。



天空の要塞からの眺めはサイコー!



先日2回登った鎌ヶ岳の威容。



一ノ谷新道との分岐にある標識。本谷ルートは「上級者以上」なのだ。



アゼリア跡地に出て、登攀装備を解除。最後に朝陽台へ。
さっきまでいた大黒岩が直下に見えるのだが、ものすごい難所であるように見える。

ロープウェイで下山し、アクアイグニス片岡温泉でゆったり、湯ったり。
女性陣は喫茶コーナーのスイーツを堪能。ここのスイーツは美味いのだ。
スリルのあとは、アフター登山も目いっぱい楽しめた山行となった。

※本谷ルートは、初心者だけで入らないこと。岩登り経験が豊富な人の同行が必須。
 ルートファインディング技術も必要。最低限の登攀装備も必須だ。


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