■メイン写真
昼食をとった三日月岩にて、総勢31名の大パーティ
■今回のコース
山本駅→最明寺滝→満願寺西山→三日月岩→中山最高峰→中山寺奥之院→中山寺→
夫婦岩→中山観音駅
2年ぶりに出身高校のOB会主催のハイキング行事のガイドを務めることになった。
今回は中山連山へ。
滝あり、岩場あり、紅葉あり、古刹ありの、見どころたっぷりルートを、29名のOB
さんたちにお楽しみいただいた。
秋晴れのすがすがしい一日。阪急山本駅を出発。
住宅街を北へ抜け、宝教寺の赤い橋を通り過ぎると渓流沿いの小径になる。
ほどなく出現するのは、どことなく大陸的な雰囲気がする大聖不動尊山門だ。
その先の二俣を右へ少し進むと、最明寺滝が姿を現す。
「最明寺」という寺があるわけではなく、鎌倉時代、出家後に最明寺入道と呼ばれた
5代執権・北條時頼がここに立ち寄ったことが由来のようだ。
奥にある祠には不動明王像や役行者像がある。
地元の方だろうか、きれいに掃除されていた。
もとの分岐に戻り、左の山道を進む。大きな堰堤を右から巻き、万願寺への分岐を
さらに直進する。細い木橋は落ちないように一人ずつ。
「宝塚ロックガーデン」と白ペンキで記された岩から、岩場歩きが始まる。
「宝塚ロックガーデン」の名は最近、呼ばれ始めたもので、白ペンキで書かれた
頃とだいたい合致する。
岩場に慣れていない人のために三点確保をレクチャーしてから挑んだ。
もちろん慣れておれば、手はさほど使わず、駆け登れる程度の傾斜だ。
しかし、初心者にとってはスリルたっぷりの岩場になる。
岩場の中盤で西の方角を見ると、六甲山系、甲山が見える。
南側には伊丹空港と、奥に大阪市街のビル街が望めた。
サルトリイバラの実に、秋を感じる。
鉄塔下を過ぎると、おだやかな尾根道になる。雑木林の黄葉を楽しみながら歩く。
山手台の住宅街は、このルートを歩くたびに山際まで領地を拡張している。
歩きやすい気候になった。時折、タカノツメの落ち葉が甘く香っている。
三日月岩に到着。北に、けやきヒルカントリークラブを見下ろせる展望スポットだ。
ちょうど時間がいいので、ここでランチタイムとした。
小ピークを1つ越えたら、中山最高峰に着く。先着パーティが楽しく酒盛り中だった。
そこに大勢で押しかけて申し訳なかったが、仕方ない。
中山寺の奥之院に下ってきた。
奥之院は、聖徳太子が最初に中山寺を創建した場所だ。
写真のお堂は再建されたもの。
ここに来る途中で見つけた石を、ここの霊水「大悲水」で洗うと願いが叶うという。
ここで御朱印を頂くこともできる。
ここからは中山寺の境内となる。参道を下山途中、林道を横切るところで
見事に色づいたカエデを見つけた。
夫婦岩。どっちが夫で、どっちが妻か。間の少し小さい岩は子どもなのか。
議論が舞い起こった。
ゴールは中山寺。
写真は一昨年に再建された五重塔。「青龍塔」という。
「東西南北を司る四神のうち東方を司る青龍をイメージ」したという。
もともとは約400年前の戦国時代、荒木村重により堂塔伽藍が灰燼に帰した。
五重塔の再建はそれ以来の寺の悲願だったという。
解散後、同期の友人たちと中山観音駅前の喫茶店でおつかれさま会。
「焙煎アーティスト」が挽いた豆を使っているというだけに美味いコーヒーだった。
そのほか近所の日帰り温泉で二次会をした方々もおられたようで、
それぞれ楽しい一日となったようだ。
※一昨年のポンポン山ハイキングの模様は、「ここをクリック」!!
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
昼食をとった三日月岩にて、総勢31名の大パーティ
■今回のコース
山本駅→最明寺滝→満願寺西山→三日月岩→中山最高峰→中山寺奥之院→中山寺→
夫婦岩→中山観音駅
2年ぶりに出身高校のOB会主催のハイキング行事のガイドを務めることになった。
今回は中山連山へ。
滝あり、岩場あり、紅葉あり、古刹ありの、見どころたっぷりルートを、29名のOB
さんたちにお楽しみいただいた。
秋晴れのすがすがしい一日。阪急山本駅を出発。
住宅街を北へ抜け、宝教寺の赤い橋を通り過ぎると渓流沿いの小径になる。
ほどなく出現するのは、どことなく大陸的な雰囲気がする大聖不動尊山門だ。
その先の二俣を右へ少し進むと、最明寺滝が姿を現す。
「最明寺」という寺があるわけではなく、鎌倉時代、出家後に最明寺入道と呼ばれた
5代執権・北條時頼がここに立ち寄ったことが由来のようだ。
奥にある祠には不動明王像や役行者像がある。
地元の方だろうか、きれいに掃除されていた。
もとの分岐に戻り、左の山道を進む。大きな堰堤を右から巻き、万願寺への分岐を
さらに直進する。細い木橋は落ちないように一人ずつ。
「宝塚ロックガーデン」と白ペンキで記された岩から、岩場歩きが始まる。
「宝塚ロックガーデン」の名は最近、呼ばれ始めたもので、白ペンキで書かれた
頃とだいたい合致する。
岩場に慣れていない人のために三点確保をレクチャーしてから挑んだ。
もちろん慣れておれば、手はさほど使わず、駆け登れる程度の傾斜だ。
しかし、初心者にとってはスリルたっぷりの岩場になる。
岩場の中盤で西の方角を見ると、六甲山系、甲山が見える。
南側には伊丹空港と、奥に大阪市街のビル街が望めた。
サルトリイバラの実に、秋を感じる。
鉄塔下を過ぎると、おだやかな尾根道になる。雑木林の黄葉を楽しみながら歩く。
山手台の住宅街は、このルートを歩くたびに山際まで領地を拡張している。
歩きやすい気候になった。時折、タカノツメの落ち葉が甘く香っている。
三日月岩に到着。北に、けやきヒルカントリークラブを見下ろせる展望スポットだ。
ちょうど時間がいいので、ここでランチタイムとした。
小ピークを1つ越えたら、中山最高峰に着く。先着パーティが楽しく酒盛り中だった。
そこに大勢で押しかけて申し訳なかったが、仕方ない。
中山寺の奥之院に下ってきた。
奥之院は、聖徳太子が最初に中山寺を創建した場所だ。
写真のお堂は再建されたもの。
ここに来る途中で見つけた石を、ここの霊水「大悲水」で洗うと願いが叶うという。
ここで御朱印を頂くこともできる。
ここからは中山寺の境内となる。参道を下山途中、林道を横切るところで
見事に色づいたカエデを見つけた。
夫婦岩。どっちが夫で、どっちが妻か。間の少し小さい岩は子どもなのか。
議論が舞い起こった。
ゴールは中山寺。
写真は一昨年に再建された五重塔。「青龍塔」という。
「東西南北を司る四神のうち東方を司る青龍をイメージ」したという。
もともとは約400年前の戦国時代、荒木村重により堂塔伽藍が灰燼に帰した。
五重塔の再建はそれ以来の寺の悲願だったという。
解散後、同期の友人たちと中山観音駅前の喫茶店でおつかれさま会。
「焙煎アーティスト」が挽いた豆を使っているというだけに美味いコーヒーだった。
そのほか近所の日帰り温泉で二次会をした方々もおられたようで、
それぞれ楽しい一日となったようだ。
※一昨年のポンポン山ハイキングの模様は、「ここをクリック」!!
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