![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a2/2d9411afea57776ece846f86bff9bbed.jpg)
■メイン写真
談山神社の権殿(重要文化財)
■今回のコース
談山神社バス停→談山神社→談山→御破裂山→念誦崛(ねづき)不動尊→藤本山万葉展望台→
石舞台古墳→亀石→鬼の爼→鬼の雪隠→飛鳥駅
多武峰から飛鳥へ、万葉の歴史と秋を楽しむのんびりハイクに出かけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/57/1e8bef3877c9b366514862a346973f81.jpg)
桜井市コミュニティバスで談山神社へ。
十三重塔は、木造としては現存する世界唯一のものだ。
この神社の秘仏は談峯如意輪観音菩薩坐像。
ん? 神社に仏塔や仏像?
ここは元々寺だったのだ。明治時代の廃仏毀釈で無理やり神社にされたクチだが、
壊さずによく残してくれたものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/75/d099a34a63087b6b82021383d75a03fd.jpg)
小雨が降る中、がんばって色づいてくれた紅葉を楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/02/f190a89d1ea108cffe9008e8b4eb3428.jpg)
境内を奥へ、ほんの少しで談山(かたらいやま)へ。
「大化の改新」のスタートとなった「乙巳(いっし)の変」。
中臣鎌子(のちの藤原鎌足)と中大兄皇子(のちの天智天皇)が、当時権勢をほしいままに
していた蘇我入鹿を暗殺した有名な事件だが、これの謀議を行った場所こそが、
この談山なのだ。当時も展望がない、静寂のピークだったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/aa/da620b96072beeef846676cec2fd0e3b.jpg)
続いて、さらに奥にある御破裂(ごはれつ)山へ。藤原鎌足の墓所と伝わる場所だ。
鎌足の死後、長男で僧の定恵が、大阪府の茨木市にあった鎌足の墓をここに移した。
談山神社の前身である妙楽寺にも鎌足が祀られた。鎌足像は今も神社で見ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/da/0400b75ab27425e8789017ef0e6be748.jpg)
御破裂山の三角点は、林道からほんの少し離れた目立たない場所にあるが、
手製の小さな山名プレートがいっぱい掛かっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/8b/667e79735499194fd86d7815d6bb8889.jpg)
念誦崛不動尊。
ここも林道から、荒れた谷筋の道を少し下ったところにある。
おもちゃの刀剣が何本も供えられているのが面白い。
「首から上」の病を治してくれるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/13/81c30d945b7d244b7b9453c7eefa161d.jpg)
続いて、念誦崛の下部へ。多武峯の奥ノ院だった紫蓋寺(しがいじ)の跡地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e7/bfc13cbe7266945167499eda4562169b.jpg)
明治時代以前は、多くの堂や僧坊が立ち並んでいたという。
150段の階段を上ると、天台宗の高僧で、多武峯中興の祖・増賀上人の墓がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8c/05229aa9f0c2ad32e7ca902743b8ccf0.jpg)
万葉展望台へ続く未舗装林道に入るとすぐに、役行者像など3体の石仏がある。
ふもとの高家の集落にもう一体の行者像があることから、これは上の行者像とも
呼ばれるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/db/6ac6085f1330b495acc4dbae58aad77c.jpg)
路傍にフユイチゴ。
冬に結実する唯一のキイチゴ。これを見ると、そろそろ冬を迎えるのだなぁと感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/dd/b4bc45ee19bc4f8cc1d72098f5939a86.jpg)
藤本山の万葉展望台に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e8/3aaf312accfd3a038949a501bdc1cc28.jpg)
奈良盆地の南部が広がり、向こうに金剛山地が横たわる。
冷たい風が吹き抜けていたので、少し下った東山/上居分岐で風を避けて昼食をとった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a3/cbcb7908f86cb11a8786a39b7c830e1e.jpg)
上居方面への道を下る。この日、数少ない純粋な「山道」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/4b/41ac129413191d221d731f67577713a1.jpg)
この下に獣除けのゲートがあり、舗装道に出る。「山道」はもう終了だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/15/6ddfea0a21bd380cdfeb42c198b8f063.jpg)
石舞台古墳に下りてきた。
入場料を払って中に入れるが、すぐ横の高台からタダで眺めるもよし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/95/7c565ddb7723c8eacbac9c1e5958716a.jpg)
せっかくなので飛鳥駅に至る途中にある巨石遺構をめぐる。
まずは亀石。教科書などに出てくる有名なヤツだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ea/8217424a64cab75c9d6bbf67a882ea52.jpg)
地元野菜の無人販売所で、ちょっと珍しい野菜や果物を買う。皆さん、主婦の顔になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/93/dddfc9a95cf756d7e4a79bca6ffb1457.jpg)
鬼の爼。
欽明天皇陵の石室の底石とされており、周囲は宮内庁管理の柵で囲まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6c/0c579228136118ba0e2265ff25493d3c.jpg)
鬼の雪隠。巨大な花崗岩をくり抜いて作られている。
欽明天皇陵の石室の蓋。
「鬼が旅人を霧で迷わせ、捕らえて爼で料理し、満腹になったあとに雪隠で用を足した」
という。
飛鳥駅の手前で再度、地元野菜の販売所に立ち寄り、皆さん、朝よりも重い荷物を
担いで家路についた。
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談山神社の権殿(重要文化財)
■今回のコース
談山神社バス停→談山神社→談山→御破裂山→念誦崛(ねづき)不動尊→藤本山万葉展望台→
石舞台古墳→亀石→鬼の爼→鬼の雪隠→飛鳥駅
多武峰から飛鳥へ、万葉の歴史と秋を楽しむのんびりハイクに出かけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/57/1e8bef3877c9b366514862a346973f81.jpg)
桜井市コミュニティバスで談山神社へ。
十三重塔は、木造としては現存する世界唯一のものだ。
この神社の秘仏は談峯如意輪観音菩薩坐像。
ん? 神社に仏塔や仏像?
ここは元々寺だったのだ。明治時代の廃仏毀釈で無理やり神社にされたクチだが、
壊さずによく残してくれたものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/75/d099a34a63087b6b82021383d75a03fd.jpg)
小雨が降る中、がんばって色づいてくれた紅葉を楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/02/f190a89d1ea108cffe9008e8b4eb3428.jpg)
境内を奥へ、ほんの少しで談山(かたらいやま)へ。
「大化の改新」のスタートとなった「乙巳(いっし)の変」。
中臣鎌子(のちの藤原鎌足)と中大兄皇子(のちの天智天皇)が、当時権勢をほしいままに
していた蘇我入鹿を暗殺した有名な事件だが、これの謀議を行った場所こそが、
この談山なのだ。当時も展望がない、静寂のピークだったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/aa/da620b96072beeef846676cec2fd0e3b.jpg)
続いて、さらに奥にある御破裂(ごはれつ)山へ。藤原鎌足の墓所と伝わる場所だ。
鎌足の死後、長男で僧の定恵が、大阪府の茨木市にあった鎌足の墓をここに移した。
談山神社の前身である妙楽寺にも鎌足が祀られた。鎌足像は今も神社で見ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/da/0400b75ab27425e8789017ef0e6be748.jpg)
御破裂山の三角点は、林道からほんの少し離れた目立たない場所にあるが、
手製の小さな山名プレートがいっぱい掛かっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/8b/667e79735499194fd86d7815d6bb8889.jpg)
念誦崛不動尊。
ここも林道から、荒れた谷筋の道を少し下ったところにある。
おもちゃの刀剣が何本も供えられているのが面白い。
「首から上」の病を治してくれるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/13/81c30d945b7d244b7b9453c7eefa161d.jpg)
続いて、念誦崛の下部へ。多武峯の奥ノ院だった紫蓋寺(しがいじ)の跡地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e7/bfc13cbe7266945167499eda4562169b.jpg)
明治時代以前は、多くの堂や僧坊が立ち並んでいたという。
150段の階段を上ると、天台宗の高僧で、多武峯中興の祖・増賀上人の墓がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8c/05229aa9f0c2ad32e7ca902743b8ccf0.jpg)
万葉展望台へ続く未舗装林道に入るとすぐに、役行者像など3体の石仏がある。
ふもとの高家の集落にもう一体の行者像があることから、これは上の行者像とも
呼ばれるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/db/6ac6085f1330b495acc4dbae58aad77c.jpg)
路傍にフユイチゴ。
冬に結実する唯一のキイチゴ。これを見ると、そろそろ冬を迎えるのだなぁと感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/dd/b4bc45ee19bc4f8cc1d72098f5939a86.jpg)
藤本山の万葉展望台に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e8/3aaf312accfd3a038949a501bdc1cc28.jpg)
奈良盆地の南部が広がり、向こうに金剛山地が横たわる。
冷たい風が吹き抜けていたので、少し下った東山/上居分岐で風を避けて昼食をとった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/a3/cbcb7908f86cb11a8786a39b7c830e1e.jpg)
上居方面への道を下る。この日、数少ない純粋な「山道」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/4b/41ac129413191d221d731f67577713a1.jpg)
この下に獣除けのゲートがあり、舗装道に出る。「山道」はもう終了だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/15/6ddfea0a21bd380cdfeb42c198b8f063.jpg)
石舞台古墳に下りてきた。
入場料を払って中に入れるが、すぐ横の高台からタダで眺めるもよし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/95/7c565ddb7723c8eacbac9c1e5958716a.jpg)
せっかくなので飛鳥駅に至る途中にある巨石遺構をめぐる。
まずは亀石。教科書などに出てくる有名なヤツだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ea/8217424a64cab75c9d6bbf67a882ea52.jpg)
地元野菜の無人販売所で、ちょっと珍しい野菜や果物を買う。皆さん、主婦の顔になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/93/dddfc9a95cf756d7e4a79bca6ffb1457.jpg)
鬼の爼。
欽明天皇陵の石室の底石とされており、周囲は宮内庁管理の柵で囲まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6c/0c579228136118ba0e2265ff25493d3c.jpg)
鬼の雪隠。巨大な花崗岩をくり抜いて作られている。
欽明天皇陵の石室の蓋。
「鬼が旅人を霧で迷わせ、捕らえて爼で料理し、満腹になったあとに雪隠で用を足した」
という。
飛鳥駅の手前で再度、地元野菜の販売所に立ち寄り、皆さん、朝よりも重い荷物を
担いで家路についた。
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