Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年12月15日(日) [醍醐]醍醐鉱山跡を探検、下山後はマールブランシュでお茶!!

2024年12月16日 | 山登りの記録

■メイン写真
醍醐鉱山跡の坑口(崩落しているものもあり、中は危険。立入禁止!!)

■今回のコース
醍醐駅→醍醐寺仁王門→長尾天満宮→醍醐鉱山跡→高塚山→横嶺峠への分岐→桜の馬場への分岐→
岩屋神社への分岐→行者ヶ森→よつつじ→みつつじ→高岩登山口→マールブランシュ→
国道大塚バス停


京都府には、かつてマンガン鉱が各地にあったことは知っていたが、
まさか醍醐寺からほど近い山林内に、そのひとつがあったとは。
先日ひそかに踏査していた醍醐鉱山跡を案内してきた。
高塚山、行者ヶ森を経て、下山後はマールブランシュでスイーツを楽しむ企画だ。

まずは醍醐寺の仁王門へ。
今日は境内には入らないが、門の向こうの紅葉は燃えるよう。

長尾天満宮への石畳を行く。横の散り紅葉がすばらしい。
おそらくは昨日の強風と雨で一気に葉が散ったのだろう。

高塚山へ向かう山道に入り、しばらく登ってから、醍醐鉱山跡への踏み跡に入る。
取付点に、道標やテープは特にない。

到着した醍醐鉱山跡。坑口が何か所もみられる。
おそらく中でつながっているものもありそうだ。

中に入れないように、金網が付けられているのが多いが、崩落した坑口は金網が
取れてしまっている。崩れているだけに、絶対に中に入ってはいけない。

醍醐鉱山についてネットで調べてみても、「久米菊治郎氏により稼行されていた」、
「二酸化マンガンとマンガンが採掘されていた」、「明治17年頃に開発された」、
「昭和11年にマンガン鉱8tの記録がある」といった、断片的な情報しか
取れなかった。どこかにちゃんとした記録が残っていないものだろうか。

もとの登山道に戻る。
少し上ると、北西が開け、頭に白い雪を頂いた愛宕山がみえた。

寒い一日だったが、日なたは心地よかった。

高塚山の目立たない山頂からは、山科の中心街が見下ろせる。

二輪車の轍に雨水が流れて、極めて歩きにくくなっている部分もある。

この日も登っている途中で、自転車が1台爆走して下ってきたのと、
先の分岐ではバイクが車輪をから回りさせながら急坂を無理やり登ってきたのに
出くわした。
二輪車には、来るなとは言わないが、山道では抱き上げるか背負うかして歩いてほしい。

横嶺峠への分岐で左の谷道をとり、次の分岐では高塚山への道を示す小さな
道標を参考にしたい。1つ外れていた標識があったが、応急処置しておいた。

登山道の脇がイノシシによって派手に掘り返されていた。

倒木もけっこう多いが、通行には大きな支障はない。
ただ、踏み跡に落ち葉が堆積し、一見してどこがルートであるのかが分かりにくい。

背の低いソヨゴが薮のように茂るようになったら、行者ヶ森の地味な山頂に着く。
展望もなく、三角点などもない。

その100mほど先に、ケルンがある。こちらのほうが僅かに標高が低いものの、
まるで山頂のようだ。

さらにその200mほど先には、祭壇のような、明らかに人為的な石垣が小ピークに
築かれている。この周辺には露岩が多く、伐り出された形跡もある。
どうやら安土桃山時代、伏見城の建設の際に石切りが行われたようだ。

よつつじ、みつつじを経て、いよいよラストが近い。
今シーズン最後のタカノツメの黄葉だろうか。

高岩登山口に下りてきた。あとは住宅街を抜けるだけ。

最後に、マールブランシュ茶の菓でスイーツを楽しむ。
昨年もこの時期、音羽山に登り、ここでティータイムを楽しんだ。
この店に来ないと食べられないケーキや、季節限定のメニューもある。
「予習」してきたお客様もいらっしゃってビックリした。


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