日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

麺かたコッテリ! 2009.1.1 PART2

2009年01月06日 | マキシマムザホルモン
1月1日・元日放送の「マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!」は、ダイスケはんが喉の手術で入院中のため今回から一時離脱、ナヲちゃんが独りで司会を務めることになりました。この事態に敏ちゃんこと山口敏太郎さんがゲスト兼ピンチヒッターで登場。新年1発目のメイン企画は、「どこよりも早い、新春ホルモンロードショー」をやることに。今回は香港アクションの2大スターが共演している映画を見るみたいですよ。


今回は「正月にふさわしい映画」として、2008年に「JJ問題」で話題となったジャッキー・チェン&ジェット・リーの共演作を32倍速で見ます。本番前にナヲちゃんとスタッフが「JJ問題」の話をしていて、ナヲちゃんがジェット・リーを知らなかったという事実が発覚しました。ジェット・リーといえば、「少林寺」、「リーサル・ウェポン4」、「ロミオ・マスト・ダイ」、「HERO」、「ダニー・ザ・ドッグ」に出演し、アジアが誇るハリウッドスターであります。
敏ちゃんの情報によると、「少林寺」はすごいアクションがガチなんだそうです。中学生時代、ブルース・リーが生きていたら、ジェット・リーとどっちが強いか喧嘩になったというエピソードもありました。もし対戦していたら、ジェットのほうが強いと断言。ブルース・リーは少林寺に入門に許されておらず、何ヶ月間通っても断られているのに対し、ジェットの方は正規な修行を積んでいるから、ブランド力の強さでジェットが有利ではないかとの事。ウィキペディアでジェット・リーを見てみたら、アクションは少林拳がベースとなっているみたいですね。ブルース・リーもジークンドー(截拳道)を発案して、リアルファイトの中で評価されたんですが、更に強かったのがジェットだったと語っています。まあジェットの場合、少年時代に中国の武術大会で総合優勝を5連覇したという経歴がありますから。これまでの話を聞いたナヲちゃんの感想は「全部早送りでしたけどね今の部分」それでも興味無さそうな感じだけど、ちゃんと聞いてたの?結論からすると、ガチンコのジェット・リーとショーマンシップのジャッキーの顔合わせは、「新日本プロレスVS全日本プロレス」の夢のあるアラフォー世代にはぞくぞくする対決である。競馬で例えるなら、ダイワスカーレットVSオグリキャップだろうな…。

というわけで、今回の「新春ホルモンロードショー」は、昨年7月26日に公開された話題の「ドラゴン・キングダム」から、ジャッキーVSジェットの「JJバトル」をサイレントでみることに。話題といっても、その時は「崖の上のポニョ」ばっかりだったので、あまり注目されていなかったような。で、この作品は12月5日にDVDが発売されたばかり。ジャッキーファンのクラさんも既に購入しています。さすがジャッキーバカ。敏ちゃん情報では、ドラゴンボールの実写版のPVがアメリカで流れているそうですが、あまりにも酷くてジャッキーの映画みたいです。ジャッキーが若いころにやっていれば、更に面白かっただろうと予測していました。悟空ではきついので、年齢的にも亀仙人だろう。

あらすじ紹介では、カンフーマニアで孫悟空を夢見ている17歳の少年・ジェイソンが、ある日チャイナタウンでギャングに追われた彼は、次の瞬間古来中国のある村で目を覚ます。大酒飲みのルーヤン(ジャッキー)に危機を救われたジェイソンは、やがて白馬に乗ったサイレント・モンク(ジェット・リー)に出会い…となっています。

それでは、「ドラゴンキングダム」から「JJバトル」のシーンをサイレントで見ていきましょう。ラジオでしか伝わらないのですが、バトルの詳細では、まず外人が出てきてジャッキーの顔がやばい状態になっている。ジャッキーが酔拳を出せば、ジェットは少林寺で対抗する!バトルシーンでは、ワイヤーアクションによるCGもありますが、殆どは生身で戦ってます。ナヲちゃんが「このオッサン見たことある」というのは、平日夕方の刑事ドラマの再放送に出てくる人にそっくりだそうです。ジャッキーが割れたひょうたんの中のお酒を飲んで更に強くなり、ジャッキーとジェットが如意棒を取り合う。
敏ちゃん曰く「坊主VS酔っ払い」の行方は、激しくなるばかり。あえて言っておきますが、ジャッキーは54歳、ジェットは45歳。中年のオッサン2人(ごめんなさい)がこんなに激しく動きあうのって凄くないですか?同年代の日本人なんか体力ガタガタで動けないですよ。ジェットは「サイレント・モンク」だけに無口です。ナヲちゃんが「お坊さんの割には仏像がバンバン壊されている」とツッコミ。普通のひとがみりゃ「なんて罰当たりな!」と思ってらっしゃるでしょう。でもこれは、ジャッキーとジェットだからできることなんです。サイレントモンクは「形あるものは崩れる、仏像もいつか形が無くなる」と悟っているのね。ジャッキーとジェットが孫悟空の遺産である「如意棒」の奪い合うというのは、2人のルーツが「西遊記」にあるからだと敏ちゃんが語っています。ドラゴンボールだって「西遊記」をモチーフに作られたんだからなぁ…。
西遊記のことについてですが、孫悟空と河童(沙悟浄)と豚(猪八戒)というイメージがありますが、中国では「河童って何ですか?」と言う中国人がいるほど、河童を知らない人が多いみたいです。実は沙悟浄は河童ではなく、水の神様として書かれているそうで、沙悟浄=カッパというのは、昭和の喜劇王・榎本健一さん(エノケン)の主演作「エノケンの西遊記」であり、水の神様では伝わらないので、カッパにアレンジしたというのです。その影響で「沙悟浄=カッパ」の定説が伝わってしまったのでした。山口先生の話を聞くと、説得力があってためになりますね~。

エンディングでは、敏太郎先生いや敏ちゃんがまた新たに本を書かれたというので、3月にぶんか社から「前田慶次郎」の歴史小説が出版されます。オカルトが本業の敏ちゃんですが、歴史小説も書いております。徳間書店から「アトランティア」というオカルト雑誌の編集長もやっていますよ。
ホルモンのほうですが、今度の金曜日に「タモリ倶楽部」にまた出演します!2回目のタモクラは、ダイスケはんとナヲちゃんがほら貝に挑戦するとのことです。そして、3月に「裏爪爪爪ツアーFINAL」がスタート!ダイちゃんの快気祝いのデスヴォイスに酔いしれろ!最後に敏ちゃんの「バイバイ」で番組が終了。敏太郎先生、今年一発目からありがとうございました。また夏にお会いできたらいいなと思っております。さあ次回以降、ダイちゃんのピンチヒッターを務める人は現れるのか?できれば弟の亮君に来てもらいたいわぁ~。ではまたっ!


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高校サッカー ベスト4出揃う

2009年01月06日 | soccer

第87回全国高校サッカー選手権大会は、5日に準々決勝4試合が行われました。3回戦を終えて、インターハイ王者・市立船橋が初戦敗退、帝京(東京B代表)、野洲(滋賀)、藤枝東(静岡)もベスト8に進出することができませんでした。ベスト8に進出したのは、国学院久我山(東京A)、前橋育英、鹿児島城西、滝川第二(兵庫)、広島皆実、大津(熊本)、四日市中央工業、鹿島学園の8チーム。準々決勝では、ゴールラッシュに劇的な幕切れがありました。

国学院久我山(東京A)VS前橋育英(群馬)
2試合連続7得点、チーム合計14得点の超攻撃的の久我山と3試合連続無失点の堅守を誇る前橋育英の対戦は、序盤から前橋育英が試合の主導権を握る展開。前半20分に六平光成のロングパスを受けた中美慶哉のシュートがバーに直撃。直後に久我山はCKから松下純土が頭で合わせますが、ポストに弾かれて得点ならず。前半は両チーム無得点で折り返すと、後半も育英ペースで進みます。米田賢生、皆川佑介に惜しいシーンがありましたが、ゴールネットを揺らせず。そして迎えた後半16分、六平のスルーパスから佐藤穣が押し込んで先制します。先制された久我山は、田辺草民を中心に同点のチャンスを伺うも、前橋育英の守備の前に成す術無し。試合はそのまま1-0で前橋育英が完封勝ち。

四日市中央工VS広島皆実
帝京を返り討ちして勢いに乗る広島皆実、名門・四中工も降すのか?3年連続で準々決勝進出しているのでそろそろ壁を破りたいところでした。
前半8分、皆実は佐々木進がシュートを放つも左に外れます。12分には谷本泰基がロングシュートを狙うもバーを越えます。そして20分、崎原拓也が左サイドからドリブルでペナルティエリア内に進入してクロス、浜田晃が押し込んで先制点を奪います。1点リードで迎えた後半、3分に右サイドでのCKを村田俊介が頭で決めて1点追加。2点を追う四中工は、7分に左サイドのクロスに稲森陸がシュートを放とうとしますが、皆実GKが飛び出してこれを阻止。11分には近藤悠矢が中央からシュートを放ちますが、皆実GK・神舎宏が横っ飛びでセーブ。最後まで四中工の反撃を無失点に抑えた広島皆実が2-0でこの試合も完封勝ち。遂にベスト4進出を決めました。

鹿島学園VS大津
ともに初のベスト4を目指す一戦は、試合開始早々から試合が動きます。前半2分、右サイドからのスローインから、小黒翔太のラストパスに忍穂井大樹が決めて鹿島学園が先制します。8分には阿渡真也がヘディングで競り勝ちますが、ボールは僅かに枠をはずしました。大津は12分、左CKから主将・藤本大が完璧ヘッドで同点に追いつきます。前半30分、大津は鵜木俊介が強烈な左足シュートを放ちますが、鹿島GK・長峰大樹のファインセーブに阻まれます。
1-1の同点で折り返した後半、大津が試合のペースを握ります。11分、左サイドからのロングパスを受けた鵜木が抜け出してシュートを狙うが、またも長峰が阻止。1分には西田直斗が狙いましたが、ポスト左に外れてしまいます。22分、右サイドの澤田崇がクロス→中央でフリーになっていた黒木一輝がヘディングするもバーを越える…。大津の前に防戦気味だった鹿島学園は終盤にチャンス到来。36分、小谷駿介のスルーパスに三橋隼斗がシュートしますが、ゴール右に外れます。そしてロスタイム、カウンターからペナルティエリアギリギリの位置で倒されてFKを獲得。この絶好の位置で小谷が右足で直接決めて勝ち越し!ロスタイムでの劇的ゴールで鹿島学園が準決勝進出!

鹿児島城西VS滝川第二
大会屈指のストライカー・大迫勇也と大迫希の「W大迫」を中心に3試合で16得点と大爆発の鹿児島城西。この試合もゴールラッシュでした!まず前半5分に大迫希が先制点を叩き出すと、14分に大迫勇也が中央から豪快ミドルをズドン!勇也&希のアベックゴールで2点目。25分、勇也がロングパスから抜け出すと、滝川GKが飛び出していたところを右足ループを見せてそのままゴールイン。この試合2点目!ダブル大迫だけではありません。36分に勇也のパスを受けた野村章悟が押し込んで4点目。前半だけで4-0と滝川第二を圧倒します。
後半も城西の勢いは止まりません。後半3分に平原慎也が5点目を決めれば、13分に右サイドのクロスに勇也がハットトリックのチャンスを迎えるも、GKに止められた。そして20分、勇也のシュートのこぼれ球を平原がこの試合2点目のゴールで6-0。試合の態勢は完全に決しました。このままでは終われない滝川第二は、25分に吉澤春風のクロスに矢野亮が押し込んで1点を返すと、30分には大村亮平のラッキーなヘディングゴールで更に1点を返して4点差まで詰めましたが、反撃はここまで。6-2で鹿児島城西が攻撃力の違いを見せ付けて圧勝です。


前橋育英、広島皆実、鹿島学園、鹿児島城西の4チームが準決勝に駒を進めました。10日・埼玉スタジアムで行われる準決勝は、前橋育英VS鹿児島城西、鹿島学園VS広島皆実という組み合わせに決定。
鹿児島城西は4試合で合計22得点と圧倒的な攻撃力で初のベスト4進出。エースの大迫勇也選手はこの試合も2得点を挙げ、4試合で8得点と得点王争いを独走しています。国見高校OBの平山相太選手が持つ大会最多得点記録の9得点まであと1点、次の準決勝で平山選手の記録に並ぶ可能性もありますね。準決勝でも勇也選手のゴールが見たいところです。
準決勝で鹿児島城西と対戦する前橋育英は、ここまで4試合連続無失点と守備が安定しています。育英守備陣が城西の攻撃陣をどうやって封じるのかが勝負のカギとなりそうです。準々決勝の久我山戦では、田辺草民と川久保理に仕事をさせませんでしたが、ダブル大迫を止めるのに一苦労するのでは…。
今年は聖地・国立競技場に進めるのはわずか2チーム。準決勝の埼玉決戦で国立行きの切符を手にするのは一体どのチームなのか?準決勝からは90分ハーフで行われるので、90分間をどうやって戦うのか、選手の体力面、監督の采配と何もかもが重要視されることでしょう。



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コメント (2)
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