日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

「エアシェイディは全然来ないっ!」by小木博明

2009年01月26日 | 競馬

25日は女子マラソンの渋井陽子と横綱・朝青龍のダブル復活劇がありましたが、競馬では中山でアメリカジョッキークラブカップ(AJC杯)、京都では平安ステークスが行われました。

中山のメイン・AJC杯は、エアシェイディ、ドリームジャーニー、アルナスラインの有馬記念3~5着馬が参戦。中山2200mを13頭で争われました。このレースにはおぎやはぎの小木博明さんが2回目の実況に挑戦しましたが、まぁ~酷かった。とりあえず振り返りましょ。
揃ったスタートからの先行争いで、⑫キングストレイルが先頭に立ち、ゴール板通過と同時に⑤サンツェッペリンが2番手、3番手に③ネヴァブションがつけ、武豊騎手との初コンビで挑む②アルナスラインが5番手、⑥エアシェイディは⑦トウショウシロッコと並走の6,7番手、⑪ドリームジャーニーはいつもの様に後方待機、道中は後方3番手で進みます。3コーナーも縦長のまま、キングストレイルがまだ持ったまま逃げ、エアシェイディが外から追い上げて最後の直線へ。直線でもキングストレイルが先頭、このまま逃げ切るかと思いきや、残り100mでネヴァブションがかわして先頭でゴール。エアシェイディは猛追するも2着まで、アルナスラインは6着、ドリームジャーニーは8着に終わりました。
ネヴァブションは2007年の日経賞以来約2年ぶりの重賞制覇、有馬記念組はエアシェイディの2着が最高でした。小木さんの実況ですが、ゲート入りの実況は順調でしたが、先行争いで「何だこれはっ!」、1コーナーのカーブで「右に曲がりますっ!」の後に失笑、エアシェイディのことを「外側は何だこれは」、「エアシェイディはどこだ」と連呼するなど、あきらかにシェイディの応援実況と化してました。最後はネヴァブションのゴールを伝えた後、「エアシェイディは全然来ない!」と早口でまくし立て、「全然来ない」が続きました。結論から言うとグダグだでドイヒーですわ。エイシェイディ言い過ぎ!渋井さんの感動的なゴールがぶっ飛んじゃいましたよ。小木さんの実況を聞いてない人はyoutubeにあるんで、聞いてみてください。笑えるかどうかはわかんないぞ。

曇り空の京都競馬場では、フェブラリーステークスの前哨戦・第16回平安ステークスがありました。ダート4連勝中で重賞初挑戦の③エスポワールシチーが断然の一番人気に支持され、2007年フェブラリーS優勝馬・⑨サンライズバッカスが2番人気、その後⑫ダークメッセージ、①ワンダースピードが続きました。
レースはエスポワールシチーが好スタートを切って先頭キープ、向正面で3馬身のリードを取ります。⑥マコトスパルビエロが2番手、ワンダースピードが3番手、⑩ネイキッドが7番手、⑦マイネルアワグラス9番手、⑫ダークメッセージが12番手、⑨サンライズバッカスは後方2番手でレースを進めます。3コーナーでほぼ一団の状態、最後の直線に入ってもエスポワールが先頭をキープ、この勢いで5連勝のはずでしたが、ゴール前でワンダースピードが捕らえて1着ゴール。エスポワールシチーは最後まで逃げ切れず2着惜敗。
差し切り勝ちのワンダースピードは、前走の名古屋グランプリに次いで重賞連勝、京都ダート1800mでは通算5勝目となります。京都を知り尽くしているからこそ負けるわけにはいかないんです。2着のエスポワールシチーは連勝がストップしてしまいましたが、ゴール前まで逃げ粘るという内容を見せました。同世代のサクセスブロッケンやカジノドライヴには負けたくないでしょう。将来的にはダート交流重賞を盛り上げてくれる存在になってほしいものです。

この日の中山競馬場はジョッキーに明暗が分かれた1日であり、内田博幸騎手が6Rから10R・若潮賞まで5連勝を記録する活躍を見せる一方で、通算100勝に王手がかかっていた三浦皇成騎手が5レースで強引な進路の取り方による進路影響で、2日間の騎乗停止処分、この後も騎乗機会はあったものの1勝もできず。通算100勝達成は再来週以降に持ち越しということに。若さが出たかもしれませんが、位置取りには気をつけましょう。


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