プロ野球のキャンプインまで残り1週間近くとなりました。福岡ソフトバンクホークスの選手たちも自主トレも最終調整。そこで今回は選手たちの自主トレ情報をまとめてみました。
WBCでも活躍が期待される和田毅投手は、宮崎市内の自主トレでカヌーに挑戦しています。体幹と下半身のバランスを鍛えるためにカヌートレーニングを導入したんだそうです。和田投手の腕前はと言うと、国体選手だったインストラクターが「国体選手のレベルですね」と驚くほどのオールさばきを見せておりました。写真で見ると、楽しそうに漕いでますね~。そんな中、同行者の千葉ロッテ・大嶺祐太投手がバランスを崩して転覆してしまうアクシデントが発生。初心者だからこんな事もあるんです。カヌーで転覆は、今年も多難であることを予兆しているのだろうか?
もう1人の参加者・岩崎翔投手は、今季の目標は15勝、2ケタ勝利なら和田投手からご褒美がもらえるという約束がありました。昨季はファーム日本選手権で完封勝ちし、2軍日本一に大きく貢献。2年目は更なる飛躍を誓っていますが、15勝という目標は高すぎじゃないかと思います。10勝ぐらいならわかるけど、15勝じゃ沢村賞レベルですよ。まだローテーションも決まってもないのに言わないでよ…。まず目標は1軍で1章を挙げることでしょうな。
大場翔太投手は、いろんな場所で自主トレに励んでいるようです。最初は東洋大学のOBである楽天・永井怜投手らと川越市内のホテルで泊り込みでトレーニング、その後熊本で馬原投手と写経&護摩行を行い、現在は単独での自主トレを行っています。特に荒川河川敷では走り込みをしているそうです。本人曰く「背水の陣」となる2年目、母校の東洋大が箱根駅伝で初の総合優勝を果たしたので、大場投手もそれにあやかるつもりで昨年を上回る勝利数を挙げてもらいたいものですが…。
大場投手と一緒に護摩行に挑戦した馬原投手は、股関節強化のためにワゴン車を使ったトレーニングを披露。これはワゴン車を押しながら熊本某所の坂道を上るという大変きつそうなトレーニングです。最終日の25日までには25mの坂道を上り来ると宣言した馬原投手、上手く進んでますか?皆さんは決して真似しないでください。
福岡・西戸崎練習所で行われている新人選手の合同自主トレでは、1位の巽投手はここまで3度ブルペンに入り、18日には60球を投じていたそうです。現在は近畿大学の卒業単位取得のために大阪に滞在、試験の代わりに課題のレポートを提出しなければならない現状に、「いくつかは仕上がっているんだけどな…」とポツリ。ここに来て試練を迎えた巽投手、無事卒業できるのでしょうか?そういえば、近大の先輩・大隣投手も巽投手と同じ事を経験したのか気になりますね。3位の近田怜王投手は、ネット投げ練習をすれば、オフの日にはネット投げの後に昼寝で疲労回復に努めていました。「寝るのも練習」という近田投手、高校時代は20時間も寝たというエピソードもあったらしい。くれぐれも登板予定日に寝坊、遅刻というのはやめてくださいね。