日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

岡田ジャパン2009年第1戦! アジアカップ最終予選・日本VSイエメン 

2009年01月20日 | soccer

W杯最終予選にアジア杯予選と2009年は勝負の1年になる岡田ジャパン。今年最初の試合は、日本VSイエメンのアジア杯予選。前回のアジア杯で4位に終わり、2011年のカタール大会のシード権を逃したので、本大会に出場するためにはこの予選を通過しなければなりません。初戦の舞台・熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)は、初の代表戦が行われるということで超満員となりました。そして今回の岡田ジャパンは、中澤佑二、遠藤保仁、玉田圭司、田中マルクス闘莉王といった主力陣はお休み、若手主体で臨む事になりました。

この試合のスタメンはこちら
GK 23 川島永嗣
DF 2 寺田周平
DF 3 駒野友一
DF 20 内田篤人
DF 24 高木和道
MF 14 中村憲剛
MF 29 香川真司
MF 33 岡崎慎司
MF 34 青木剛
FW 9 田中達也
FW 19 興梠慎三
GK・川島は約1年ぶりの先発、センターバックは高木と寺田のコンビ。興梠と青木の鹿島コンビが代表初先発を果たし、中村憲剛が代表初キャプテンを務めることになりました。

キックオフから日本が積極的に攻め立て、開始1分も満たないところで憲剛がミドルを放ちますが、バーの上を越えていきます。3分に田中達也、5分には憲剛が打っていくも決めることが出来ず。そして前半7分、右サイドでのショートコーナーから、憲剛→達也と繋いだ後、達也がペナルティエリア内でグラウンダーのクロス、中央で岡崎が押し込んで先制ゴール!ゴールを決めた岡崎は、チームメイトと一緒にゆりかごダンスのパフォーマンスを披露していました。
先制した日本は、この後も追加点を狙おうと積極的にシュートを打ち続けます。11分に駒野がロングシュート狙うもGKにキャッチされ、16分には内田、17分には憲剛が強烈に狙っていきますが、何れもイエメンGKに抑えられ、ゴールネットを突き刺すことが出来ません。19分、FKを憲剛が狙うも全然ダメ。27分、左CKを青木が頭で合わせますが、ゴール左に外れました。青木は33分にもう一度シュートを放ちますが、イエメンDFにブロックされてしまいます。
押されっぱなしのイエメンですが、20分にカウンター攻撃を見せると、アルノノがスルーパスから抜け出すも寺田が阻止します。25分には右サイドからのクロスが上がるんですが、高木がクリア。30分過ぎにFKのチャンスを得ましたが、これも高木がクリア。33分、スルーパスを受けたアルノノが寺田と競り合いますが、寺田を引っ掛けてファウルを取られました。日本は38分、香川が2度シュートを放つも枠を捉えられず、ロスタイム前に駒野が右足ミドルを放つもわずかに外れ、ロスタイムには香川→憲剛と繋いだ後、青木がミドルを放つも味方選手に当たってしまいました。結局前半に追加点を奪えず1-0で折り返し。

後半早々、イエメンの右サイドでのFKをファリドが頭で合わせてゴール。少ないチャンスをモノにして同点に追いつきます。各下の相手にまさかの同点ゴールを許してしまった日本はすぐに反撃。5分に駒野が左サイドでクロス、ボールは相手選手に当たった後ポストに直撃、跳ね返りを田中達也が押し込むことができません。7分、興梠がドリブルで持ち込んだ後、憲剛がシュートを放つもダメ。13分には駒野のクロスに岡崎が頭で合わせるもわずかに左。
日本は16分、1人目の選手交代として、興梠に代えて地元・熊本出身の巻誠一郎を投入。すると直後のCKで巻がいきなりヘッドで飛び込むも相手に阻まれました。地元ファンの期待に応えようとしたんですが、惜しくも勝ち越し点ならず。20分、日本は右CKでセットプレーのチャンスを掴み、憲剛クロス→岡崎が頭で落として、最後は達也が頭で押し込んで勝ち越し!田中達也はこれで2試合連続ゴール。日本はこの後も惜しいシーンが続きます。23分に岡崎が頭で合わせるもポストに直撃、24分にはバーに弾かれるという2度の不運。更に巻のヘッドもバーに直撃してしまう。3度も運に見放されるのは何故だ!?あまりにももったいない!
30分、憲剛→駒野クロス→巻の競り合いの後、こぼれ球を憲剛がシュートを放つも相手にブロックされる。33分には駒野のクロスに反応した巻が抜け出すもオフサイドを取られます。この後、34分に乾貴士、42分には金崎夢生の若手組が入り、乾は積極的にドリブルを見せ、シュートを2本放てば、金崎もシュート狙っていきましたが、パワー不足でした。試合は最後まで日本が支配して試合終了。2-1で今年の初戦を白星で飾りました。


まあ何とか勝ててよかったんですが、あとちょっとでゴールという場面が何度も見られました。27本のシュートを放ったんですが、2点止まり。前半はミドルシュートを何度放ってもGKに阻まれ、後半はヘディングがポストやバーに直撃すれば、相手DFのブロックでゴールを逃すというのが何度もありました。今回の試合は「決定力不足+不運」という二重苦ですわ。2点じゃなくてあと3点は取れていたような気がしたけど、どう思いますか?
そんな中、岡崎選手と田中達也選手が得点を決め、先制点を挙げた岡崎選手は、嬉しい代表初ゴール。先制点を決めた後、先日長男が生まれたということで、選手のみんなとゆりかごダンスをしていました。お父さんやったねー!後半に入っては何度も決定的なチャンスがありましたが、この試合2点目のゴールはならず。特にヘディングがバーやポストに弾かれるというのは本当についてませんでした。今回の内容からすれば、2月11日のオーストラリア戦のメンバーに入れる可能性は充分にあるでしょう。次戦以降も子供のためにゴールを決めてほしいですね。
決勝ゴールの田中選手は、1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献。普段は独特のスピードを活かしたゴールを見せるんですが、今回は泥臭みのあるヘッドで決めました。位置的にもおいしい距離だったのも良かったんだと思います。次は快速を飛ばしてのゴールが見てみたい!
アジア杯予選を白星スタートで飾った岡田ジャパン。次戦は1月28日のアウェー・バーレーン戦です。岡田ジャパンにとってはこれが4度目の対戦、ここまで2勝1敗と勝ち越してるんですが、いずれも1点差での決着。今度の試合はオランダで活躍する本田圭佑選手を招集するそうですね。そんな中心配なことがあります。バーレーン戦のテレビ中継が決まっていません。このままだと岡田ジャパンの試合が見られないという非常事態。テレビ局側は「いつも同じ組み合わせだもんな」と思っている関係者もいるでしょうが、サッカーを愛する視聴者は困ってるんです。テレ朝でもテレビ東京でもいいから手を挙げてください!


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コメント (2)
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