本屋へ行くと、「オシムの言葉」が平積みになっている。
それも3×5=15冊分の大スペースを占拠している。
「東京タワー」の12冊分を引き離し、断トツだ。 スゲーな。
で、新潮文庫の100冊キャンペーン、まだやってるのな。
100冊の中のどれでも2冊買うと、パンダの人形が貰えるってやつ。
たまたま読みたいのがあったので、ついでにも一冊買って
この際パンダも手に入れちゃいましょう・・・と考えた。
おもろそうなミステリーをチョイスし、
2冊を手に、別のコーナーへ立ち読みに向かう。
そのコーナーの中でも、とびきりシリアスなヤツを一冊選び、
さっきの新潮文庫と合計3冊を持ってレジへ・・・
この時点ですでに、パンダのことは頭の中から忘れ去られております。
・・・ニワトリか?
「カバーはどうなさいますか?」
「いらないヨ」
「ありがとうございました」
と、何事もなく会計を済ませる。
外に出て、クルマのドアを開けた時、気がつく。
『あぁ、パンダもらってねー』
・・・今からもどるか? めんどくせー でもなぁ
パンダもらうために買ったようなもんだし・・・
あのおねーちゃん、完全に忘れてるもんなぁ ウダウダうだうだ・・・
どーすべきか、思いが一瞬、走馬灯のように駆け巡る。
走馬灯って、人生最後の日か アホや。
家に帰って(パンダはあきらめて)文庫カバーを見ると
応募方法 ハガキにプレゼントマークを2枚貼り付け・・・
ワッハッハッハッハッ・・・
郵送かよ~~~
それに、そーいえばこの説明、前にも読んだぞっ!
その時も『ナンだ、郵送か』と、思ったぞ・・・
う~~~ん、“忍び寄る”どころか、
おもっきり来てるじゃん、老化が(笑)
にしてもあの時、レジにもどらなくてよかった。
「おねーさん、なにか忘れてない?」
とか、カッコつけて言わなくてよかった・・・
セーフ!!!