チャリとバイクをお掃除していると・・・
近所のテツが回覧板を持ってやってくる。
といっても、テツという名前の犬が、回覧板をくわえてきたわけじゃない。
・・・分かるって^^
鉄工所の息子だから鉄雄だ。
彼の兄貴と同級で、ガキんちょの頃、
いつも3人、つるんで遊んでいた。
弟の宿命で、鉄は・・・早い話、パシリだったわけだ。
そんな鉄も、今やいいオッさんだ。
バイクを見て鉄が言う
「セローはスカチューンするとカッコいいよ」
“セロー”ってのが私のバイクで、
ヤマハの225ccのオフロード・タイプだ。
で、スカチューンだが・・・
スカ? ヨコスカ? 音楽のスカか?
「ナンだ? スカって?」
「スカスカ・チューンアップのこと。若い子が改造してるでしょ、
スカスカにしちゃうの、かざりを取っ払って最小限シンプルにするんだよ」
なーるほど、走るのに必要なもの以外は、片っ端から外すわけだ。
極端に言えば、ハンドルとエンジンとタイヤだけにしちゃうのね。
そーいえば、鉄はチューンアップしたジムニーを何台か持っていたっけ。
クルマとの違いはあるものの、このくらいのバイクなら
バラバラに分解して、改めて組み立てるのは軽いんだと。
「なんだ、早く言えヨ。ネジがズルズルでオイル交換もできねーんだから」
と言うと、瞬時に解決策が3つ4つ出てくる。
逆ネジを切る、とか、サイズがひとつ小さいレンチをぶち込む、とか・・・
『なんだ、やるなぁ 元パシリのくせに・・・』
というわけで、スカ・チューン
ちょっと、心が動く私です。
昨夜、おもしろいなぁと観ていた大分の梅崎が、一夜明けると代表になっていた。
朝、フジTVの“とくダネ”が、発表直後の日本代表を顔写真付きで発表していたが、一般的には無名に近い梅崎の、正面を向いた写真は間に合わなかったらしく、彼だけプレー中のものが使われていた。
晴れの初代表の写真が横向き、ってのがオシムジャパンを象徴している。
この梅崎に限らず、オシムの眼はあらゆるところに行き届いている。
選手だけでなく、対戦国の情報収集なども精緻を極めるらしい。
旧ユーゴ出身の指導者は世界中に散っているから、そのカリスマであるオシムには自然と情報は集まる仕組みだ。
代表を引き受けた時、オシムは“日本で死ぬ”ことを覚悟したんだと思う。
彼の行動を見ていると、国を背負うことへの重みがヒシヒシ伝わってくる。
本気も本気のオシムの気概が、選手に伝わらないはずがない。
梅崎は幸せだと思う。
大分 VS 浦和
問題は湿度だ!
寝苦しいのは、温度より湿度が高いのが原因だ。
何回寝返りをうってもダメで、結局パンいちでフローリングへ直に寝ることに・・・
でも、そのフローリングまでベトベトするもんだから・・・死にたくなるね。
そんな夜、君はサッカーをする気になるか?
試合開始時、85%だった湿度が、途中で90%になりました^^
さすがの両チームも、最後は足を止めて(止まって)のシバキ合いでした。
水中決戦を制したのは、マジシャン・シャムスカ率いる大分でした。
九州に強いチームがあることは素晴らしいことだ。
当初の目標を8位以内に置いていたのを、4位以内に上方修正したそうだ。
松橋と梅崎、ふたりのスピードスターが抜群だ。
・・・と、思っていたら、話は31日へつづく・・・