MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

澤の神業

2012年08月10日 | 女性にしか期待しない

銀でも金さ

1点食らった後の17分過ぎ。
思い出してみ 大儀見のヘディングをソロとバーがセーブしたシーン。

川澄のセンタリングも完璧だったが、その前のサワノホマレのパス!
DFラインからの浮き球のボールを、そのままカカトで引っ掛け真後ろの川澄に出したヤツ・・・

神業です

名古屋時代、ストイコビッチがやった時もため息ものでしたが、
あの時のピクシー、いったんボールをトラップしてからの裏拳・後ろ回し蹴りでした。

今回、澤がやったのはノートラップです。
やろうと思ってやったのではなく、その場で自然にカラダが反応したのです。
しかも後ろにいた川澄のポジションも完全に把握している・・・・・・
恐ろしや! ああ恐ろしや 

一瞬に美が宿るサッカーの真髄。

小僧、このワンプレーを見ただけで満足です。
このプレーだけでもUSAに完勝です。

サッカーは、そーゆーもんです。(私の個人的サッカー観ですが)
負けてもちっとも悔しくありません。
ワンプレーで圧勝じゃ^^

録画した人はぜひ、ぜひ、再生して確認してみてください。
澤に「神」が降臨した瞬間が見られます。 一瞬です。 刮目せよ!

 
 というわけで、ワタシの中では金メダルのなでしこですが・・・・・・

    ※ ここから先、美しい敗北の余韻にひたりたい人は読まなくてもいいよ^^


脳のはじっこ、第三者的、冷静にみると、今回はアメリカの優勝が正当な結果ともいえる。
なでしこがあのサッカーで優勝したら、むしろ本人たちが納得できないはず。

なにより今大会、宮間と阪口の出来がひどかった。
アンタッチャブルのはずの阪口など、ラスト2ゲーム途中交代です。

ふたりの所でノッキングが発生し、停滞が起こる。
なんのプレッシャーもない局面でパスがズレることがしばしばあった。
目を覆いたくなるような不調。

あのふたりが本来の調子なら、完全に金メダルを手にしていた。
フランスにもブラジルにも、文字通り完勝していたはず・・・・・・。

んなこと言っても^^
そう、そーゆーこともある!
不調も敗北もサッカーの一部さ。

まあ、ブッチーがあれを決めていれば、興奮は最高潮に達していたでしょう。
選択は正しかった。 あとちょい巻けば・・・・・・ね

ウェンブリーで8万集めたのはなでしこの功績。
表彰式でボス猿・ブラッターを、のろまのじじぃ扱いしたのは大野の功績^^ エラいぞ 

そしてそして、地元の路地で小さな女の子たちがパス回ししているのを見た時の嬉しさよ。
そんな風景 あったか? 今まで

偉大な偉大な 偉大な功績です。