MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

あの世にある灯り

2013年08月27日 | A DAY IN THE LIFE

ほんの少し 秋の気配が・・・・・・したようなしないような

身内のアイドルが腰痛でダウン。
そして、友人の愛犬が天国へ召される。
慰めの言葉もなく、だからメールもしない。


 毎夕、NHKで合唱コンクールの優秀校の発表をしている。

女子ばかりの学校を見て、
87歳になるうちの母が言う。

「男の子が少しでもいると、音に幅がでるのにね・・・」

カーチャンは元教員だ。
足踏みオルガンを弾き、ガキんちょ達と歌ったはずだ。
母の遠い日の記憶がよみがえる・・・・・・

同僚の若い先生が合唱に熱心で、夏休みこそが忙しい って言ってたよ。
移動になった先の学校でも、やっぱり合唱を指導してたんだけど・・・・・・死んじゃったの。
まだ若かったのに・・・・・・

へぇ~ そう (不肖の息子はリアクションが薄い^^)

その時、ワタシは考えた・・・

人間は誰かが憶えている限りは死なないって、誰か言ってたな と。
だれ~~も、そのひとのことを思い出さなくなった時、
初めて死ぬんだ と。

つまり、母の若き同僚は、今も健在ってことだ。

で、ここからはワタシの妄想だ^^

天国の彼女の部屋の灯りが、ポっと灯るのさ。
普段はまったく点かない灯りが突然ね。

そう、天国の部屋には、誰かが自分のことを思ってくれると
明かりが灯る装置があるのさ。

彼女は『あら、誰かしら?』 と不思議に思う。
そりゃそうで、もう何十年も点いたことのない灯りなんだから。
家族や身内の灯りは別にあるからね。

すると、もう遥かむかしに一緒の学校だった先輩教師が、
自分のことを思い出してくれたことが分かる。

あぁ、マサコ先生だ!
あんなに頭が真っ白になって・・・・・・
でも、私を思い出してくれたんだ。 せんせい ありがとう・・・


・・・なんてことを つらつら考える。


 じゃあなんだぁ チェ・ゲバラの部屋なんか 
今も、あまりの灯りで眩しいくらいだろうなぁ 

んで、そのゲバラが来日した際、
冷たくあしらったらしい自民党の長老共の部屋は・・・
・・・・・・真っ暗じゃん^^  ざまーみさらせ

なんてこともついでに、つらつら考えていた。

 ※ ”カーチャン”は、宇多田ヒカルの影響です。
     娘の言うとおり、藤圭子はカッコよくて美しかったのだ。