MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

稲本無双

2018年09月29日 | 木曜日のボール

なにぃ この寒さは。
GREAT̟⊕ESCAPES のフリースを着る。 
う~ん、ぬくとい。

外は寒い雨、
こんな時は家の中でぬくぬくサッカーを見よう。。。極楽じゃ^^
先日の日韓戦につづいていってみよう!

「蹴球日本代表監督史」

今回は全20回シリーズの8回目。
トルシエ編の2回目は・・・
なんとイタリア戦だ! 初来日 初対戦

2001年 11月7日 埼玉2002(ほぼ完成したばかり)

日本代表 3-5-2 (左から)

GK 曾ヶ端
DF 中田浩二
   ツネ様(C)
   森岡隆三
MF 小野伸二 
   稲本
   戸田和幸
   波戸
   モリシ
FW 柳沢
   高原  

後半出場: 中田ヒデ 鈴木隆行 明神 ハットリ 伊東テル ゴン


対するアズーリも豪華絢爛だ。。。

GK ブッフォン     この時23歳! 今のまんま
DF ユリアーノ     彼だけ名前がわからんかった
   ネスタ       あらためてデカい!
   カンナバーロ(C) なんと長髪でした^^
MF ココ        あっ 彼も忘れてた
   ガットゥーゾ    若くてまだ可愛い
   ディビアージョ   坊主
   ザンブロッタ    もういたのね いつもいるような
   トッティ      王子も髪が長い
FW インザーギ     ほぼ消えてた 出現せず
   デルピエロ     左手のギプスが気になる 

先発がベストメンバー、なので後半出場選手は省略 m(__)m
監督はトラップさん

  解説は前回に続いての森岡隆三と、明神くんも参加。
  アナは倉敷保雄 ワクワク感が伝わってくる。


国歌斉唱は・・・工藤静香さんです! オオォーーーー!

たぶんこんな雰囲気は初体験であろう工藤静香。
君が代のテンポが速い。
タメも引っ張りもなく アッちゅーまに歌いきってしまう。
結果オーライ^^ これはこれで、いっそ清々しい。


※ 画像はこれしか見当たらんかった↓

 王子&ロンドの王様


ゲームは白熱する。

前回の日韓戦も強烈だったけど、今回も親善試合とは名ばかりのシバキ合いだ。
ハリルのデュエル優先論は、このチームにはハナから必要ない。
ベンチ含めて全員がファイトしているから。

かたやアズーリも、48時間の滞在時間しかなく、コンディションは決して良くないが、
プロ中のプロたちは、そんなことは微塵も言い訳にしない。
17年前とはいえ、
メンバーも2人を除いてスラスラ言えるのも、
個性的な名選手揃いだったからだろう。
・・・今のイタリア代表、ほぼ 全員 知らんもの。

しょっぱなから、稲本とガットゥーゾがやり合う。
この試合の稲本は圧倒的でほぼ無敵。
先制ゴールも、カンナバーロをぶっ飛ばしてから、見事なセンタリングを入れる。
走りこんだ柳沢が正面からアウトサイドで完璧にとらえると、、、
ブッフォンが・・・あのブッフォンがど真ん中のシュートに手も触れられない!

ワラゴール! なんと美しい。

柳沢のキャリアの中でも最高のゴールのひとつだろう。
やな~ぎさーわっ 
このトルシエ・シリーズで、柳沢を過小評価してたなぁと実感する。
トルシエもジーコも、なぜあんなに柳沢を重用するんだろうと、ずっと思っていた。
いやいや、冷静に見るもんだなぁ、オレはどこ見てたんだろう。。。
カッコいいわヤナギは。 遅くてすまん^^

ツートップを組む高原も素晴らしい。
カンナバーロやネスタが、体を止めに行くしかないもんね。
つくづくエコノミー症候群が恨めしい。

後半、ヒデも登場。
トッティは前半だけで引っ込んだから、ローマの競演はならず。
代わりといっちゃあなんだけど、デル・ヴェッキオが出てくる。
森岡はデル・ヴェッキオを「馬かと思った・・・」と^^
そー言われると、まさに馬だ。馬にしか見えん(いい意味で)


さて埼玉スタジアム、この時は芝生がまだ完全には着床していない。
フワフワ感満載で、ミドルシュートはほとんど宇宙を開発しに飛んでいく。
最高のピッチ状態でやらせたかったなぁ。
スタジアムもピッチも、過渡期っちゃー過渡期だ。

前回も書いたけど、この代表は強い。
ヒデが24歳で、稲本、小野は22でっせ。

この時のメンツがベースになって5年後にワールドカップを勝ち取るイタリアと
真っ向勝負してますから。


さあ、明けて2002年!

場所も同じく埼玉2002 
ついに日韓ワールドカップの初戦、ベルギー戦を迎えることになります。
森岡と明神に倉敷さんが尋ねます。

「お二人はその朝、なにを考えていましたか?」

ふたりの答えは図らずも同じ。。。

「まったく、なにもおぼえていません」


時代はひとつのピークへ、
クライマックスへと突入していく。