おっと、どーした? 大丈夫か? 貧血か?
いや、カブと添い寝してんのか?(実際、彼女ならやりかねないんだけどね)
これはバイク屋のジジイの言いつけを律儀に守り、
走行距離に応じてオイル交換をするヒロインの図。
お金がないから、できることは全部自分でやるのだ。
もう第4話か。
すっかり金曜深夜のお楽しみになったアニメ「スーパーカブ」
前カゴに荷台の黒いボックスとくれば、
ほぼ銀行か信金さんが、営業の外回りで乗るような仕様が泣ける。
そしてなにより、今回はワタシの母校、甲府一高が登場しちゃう。
あれっ いちこーじゃん!
出た出た、グローバルハイスクールな垂れ幕。
思わぬ展開に思わずガッツポーズが出る・・・ほどではなかったけどかなり嬉しいw
ますます好きになる。 我ながら単純なやっちゃなぁ
アニメ版 本チャン
この正門のすぐ前にあるのがサッカー部御用達、中沢商店。いわゆる「まえみせ」ってやつ。
ツケが利くのをいいことに5千円も溜めてしまった僕に、
逆に恐縮しながら返済を督促したおばちゃんが懐かしい。
このネタ、何回か書いてますが再録しよう。
「おばちゃん、オレいくら溜まってるでぇ?」
「えーとねぇ 5千円ちょっとかな・・・」
「ご、ご、ご、5千円 (絶句) ほ、ほ、ほんなんある?」
「うん・・・悪いねえ、いつでもいいよ」
って、卒業が間近に迫った日だったと思います。
速攻、返さんとまずいじゃん!
教訓、チェリオも積もればハンパない。
チェリオのところは、セブンアップやファンタでも可。
※ ほぼ50年前の5千円ですから。
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さて、スーパーカブに戻りましょうか。
ある意味、バイト先と言ってもいい一高ですが、行く途中で雨に降られます。
ジャージがライダージャケット代わりの彼女は、当然びしょ濡れ。
お金はないけどカッパは必須、でもけっこう高額・・・どーしましょ
前回はバイザーもゴーグルもなしで、あのさんむい中を走っていた彼女。
お金はないけど工夫はできる、ってんで導入したのが工事用防塵ゴーグル。クーッ
一事が万事、創意と工夫で乗り切っていきます。
基本、カッコから入る という思考とは対極にあります。
見ようによっては、ダささの極致。
が、だからこそカッコいいという、アンビバレントな存在と化しております。
カブのエンジン音が心地いい。
静かなヒロインの静かな物語はつづいていくのであります。