MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

さよなら 健さん

2014年11月20日 | A DAY IN THE LIFE

健さんが逝ってしまった。

「高倉健という美意識と志が、
 弱さを一切見せず、美しく鮮やかな残像を残していかれたのが健さんらしい。
  背中しか見送れませんでしたが、後ろ姿に深く深く一礼をささげたい」

                                     ・・・・・・・・ 武田鉄矢

武田鉄矢、いいこと言うなぁ

さっきも「クローズアップ現代」を観ながら、涙が後から後から。
ひとりの俳優の死に、なんでこんなに泣けるんだろう・・・・・・。
こんな経験は初めてだ。

年取った証拠だろうけど、ちょっと違うような気がする。
正直、親父が死んだ時でさえ、こんなに泣けなかった。  この親不孝もんがっ

無垢なるもの。
純粋な思いが心を打つ。



↑若き日に観た、その名もズバリ「ザ・ヤクザ」

ハリウッド版のヤクザ映画の評判は、封切り当時あまりいいものではなかった。
私も当初は、なんだかなぁ~ と思ったものだったのだが・・・・・・

その後、何度も何度も観るうちに、これは凄い映画だぞと思い始め、
映画史上に残るラスト・シーンだと確信するに至ったのです。

武田鉄矢が言うような、
ロバート・ミッチャムがしたような深い深い一礼を。