今回も2003年6月28日に撮影した写真を掲載します。
北九州市小倉北区にある、北九州市の代表駅と言える小倉駅から、同市小倉南区にある企救丘(きくがおか)駅までの北九州モノレールです。正式には北九州高速鉄道小倉線というのですが、北九州モノレールと言われるのが一般的です。
写真の車両は1000形で、この路線が開業した1985年から現在まで30年にわたって運用されています。ワンマン運転で、私が利用した時にはATO装置による自動運転が行われていましたが、現在はATC装置を利用した手動運転に変わっています。
西鉄北方線の代替という意味も有するモノレールですが、開業からしばらくの間、小倉駅に乗り入れることができず、現在の平和通駅が当初の小倉駅でした。そのため、JR小倉駅から離れてしまい、乗客が乗り換えるには徒歩連絡を強いられる環境となり、長らく赤字が続いていました。JR小倉駅に乗り入れるようになったのは1998年のことです。
JRの改札口や駅ビルの通路からモノレールのホームと電車が見えるという特徴的な構造で、一度見れば忘れられない光景です。また、この構造のためか、屋根が低く、圧迫感を覚えます。
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