昨日から今日にかけて、1ドル=120円台となりました。1ヶ月ほどで10円も下がったということになります。
原油安などもあるとはいえ、この円安は、果たして、我々の社会に負の影響を及ぼさないものなのでしょうか。短期的に見ても長期的に見ても、むしろ懸念すべきことと言えないでしょうか。
物価が上がるということは、貨幣の価値が下がるということでもあります。まして、金融緩和などで貨幣がだぶつく(「ジャブジャブ」になる)ということは、貨幣の流通量が多くなるとともに、貨幣の行き場がなくなりかねないということをも意味します。
泡はどこからともなく発生し、すぐに消えるものです。