ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

How to count one to ten : Blue Building Blocks

2013年03月12日 20時57分44秒 | 音楽

 久しぶりに音楽の話でも。

 今日、二子玉川ライズの中にある某店でCDを買いました。その店で流れていたのを耳にして、気に入ったので購入したのです。

 それが、タイトルに記したものです。日本のCDで、How to count one to tenは日本のバンド、5人編成です。

 一聴して、非常にシンプルに響くギターロックです。ヴォーカルがないのがよいのです。時折、ドラムが複雑なリズムを叩き出したりして、70年代のフュージョン(まだクロスオーヴァーと言っていた頃の)にも似たりします。

 曲も良いし、とくにドラムのテクニックはかなりのものと思われます。ギターも、過剰なディストーションやオーヴァードライブがなく、豊かに響かせているという印象を抱かせます。

 インストもののロックは、日本であまり受けない分野かもしれません。しかし、歌ものをあまり聴かない私には好ましく思われます。

 CDのジャケットをみると、発売元がKIWI PORT / BounDEE by SSNW、販売元がBounDEE by SSNWとなっています。インディペンデント・レーベルから発売されている訳です。バブル期に六本木WAVEなどで日本のインディペンデント・レーベルからのロックが売られていたこともありましたが、当時はあまり大きな話題にもならなかったはずです。むしろ、インディペンデントがここまで重要視されるようになったのは最近のことです。いや、渡辺香津美さんの最近のアルバムなどを見てもわかるように、今、面白い音楽を探すのなら、メジャーよりもインディペンデントのほうがよいということなのかもしれません。渋谷のナディッフ・モダンで買い、気に入ったCD(例えばダスティン・オハロランのピアノ・ソロ集)も、日本のインディペンデント・レーベルから発売されていました。メジャーが「こりゃ売れそうもねえや」と簡単に捨ててしまうようなものに、実は良いものがあったりするのです。


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