たまたま見つけた記事です。Business Journalに、2023年9月20日の18時10分付で「『千円の2割引き』解けず…大学生の数学の学力低下が深刻、実社会で被る不利益も」という記事(https://biz-journal.jp/2023/09/post_359411.html)が掲載されていました。
目を疑いました。次のように書かれていたからです。
「少し前に大学の非常勤講師をしていたという人がX(旧Twitter)上に投稿した内容が一部で話題を呼んだ。それによれば、ある大学で学生の学力把握のために初回講義で簡単なプレテストを実施したところ、『1000円の2割引きはいくらですか』という問いに答えられない学生が多数いたというのだ。解答のなかには、『1000−2=998円』『1000÷2=500円』といった驚くべき誤答もあったとのこと。このほか『時速4kmで2時間進むと、何km進みますか』という問題では、多くの学生が『はじきを忘れたので、解けません』として答えられなかったという。
これではまともに生活できないのではないかな、と思いました。
夕方、近所のスーパーマーケットに行き、値引きシールが貼られるのを待ち、貼られたものを買う。こういうようなことをしていれば、2割引、20%引きの意味くらいわかるだろう。そういう生活をしたことのない、或る意味でうらやましい人なのかな。
記事を読んでいて、少しピントが外れているような気もすると考えたのは私だけでしょうか。数学、算数の問題というより、生活体験の問題であるような気もするからです。
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