2021年3月のダイヤ改正で、大井町線と田園都市線を直通する急行が平日の昼間にも運行されるようになりました。大井町線の大井町駅から田園都市線の中央林間駅(または長津田駅)まで運行されるという訳です。半蔵門線に直通する急行は10両編成ですが、大井町線と田園都市線を直通する急行は7両編成です。
考えてみれば、1979年8月の中旬まで、田園都市線は大井町駅からつきみ野駅までの区間であり、現在は田園都市線となっている渋谷駅から二子玉川駅までの区間は、2000年8月5日まで新玉川線でした。さらに言うならば、1963年10月に田園都市線に改称されるまで、大井町駅から溝の口駅までの区間は大井町線でした。
高津駅4番線を6020系6121Fが通過していきます。大井町線の急行用として2018年3月に営業運転を開始した系列で、2編成のみが製造されました。2008年3月に営業運転を開始した6000系6編成の増備という形になっています。
私は利用したことがなく、実際に見たことすらないのですが、1970年代に、上りのみの快速が運行されていました。現在の田園都市線の部分ではつきみ野駅から長津田駅までの各駅、青葉台駅、たまプラーザ駅、鷺沼駅、溝の口駅、二子玉川駅に停車し、現在の大井町線の部分では各駅に停車していました(駅名は全て現在のものを記しています)。
なお、現在の大井町線と田園都市線を直通する急行の停車駅は、大井町駅、旗の台駅、大岡山駅、自由が丘駅、二子玉川駅、溝の口駅、鷺沼駅、たまプラーザ駅、あざみ野駅、青葉台駅、長津田駅、南町田グランベリーパーク駅、中央林間駅です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます