先日、或る用事があったので、世田谷線に乗りました。
この路線は三軒茶屋から下高井戸までの軌道線(東急では唯一)で、世田谷区内だけを走ります。1999年に、実に35年ぶりの新車として300系が登場し、2001年に10編成が揃い、世田谷線は全て300系に統一されました。編成によって色が異なるのが特徴です。この日は304編成を利用しました。
下高井戸駅で撮影しました。300系で緑系の色の編成は301とこの304しかありません。
301編成は、当初、かつての70形、80形、150形、および初代5000系と同じ緑色で登場し(但し、側面の大部分はステンレス無塗装)、先頭にはサザエさんのマークをつけていましたが、現在はかつての玉電と同じ塗装である緑と白になっています。
なお、300系は、上の写真で言えば手前側(下り方向)にはA、奥(上り方向)はBとなっています。
手前のAと奥のBとの連結面です。
300系は連接車です。そのため、連結面の真下に台車があり、これが車両と車両をつないでいます。上の写真にある丸い部分の下に、台車があるのです。
これまで、「世田谷線(1)」で301、305、306、308、310の各編成を、「世田谷線(2)」で302を取り上げました。残りは303、307、309です。
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