ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

たまたまメモしておいたフランス語

2013年07月04日 01時21分33秒 | 社会・経済

 S'ils n'ont pas de pain, qu'ils mangent de la brioche.

 訳せば「パンがなければブリオッシュ(菓子パンの一種)を食べれば?」となります。よく「パンがなければお菓子を食べれば?」と表されます。この言葉を、マリー・アントワネットが言ったとか言わなかったとか。

 何の本で読んだのか覚えていないのですが、私はこの言葉をメモ帳代わりの小さなノート(いつも持ち歩いています)に書き留めておきました。

 こういう言葉は洋の東西を問わず口に出されるもののようです。上の言葉を読み、すぐに、西晋の恵帝が発したという言葉を思い出しました。井波律子『酒池肉林』(講談社現代新書)に書かれていたのですが、同書の表現を覚えていないので、私なりに記せば次のようになります。

 「飯がなければ肉を食えばいいじゃん?」

 古今東西、「ずれている」とか「常識はずれ」という言葉では足りないような権力者はいるものです。

 


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