ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

気のせいかもしれませんが

2024年10月20日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 一週間に一回だけですが、私は中央大学多摩キャンパスに行っています。経済学部での講義のためです。

 私の学部生時代には多摩都市モノレールがなく、京王電鉄動物園線の終点である多摩動物公園駅から歩くか、京王相模原線の京王多摩センター駅か小田急多摩線の小田急多摩センター駅かJR中央本線の豊田駅からバスに乗るか、でしたが、現在は多摩都市モノレールが通っていますので、この路線を多摩センター駅か立川北駅から利用しています(ここで記しておきますが、私は立川か稲田堤までJR南武線を利用しています)。

 時間帯によっては中央大学や明星大学の学生が多く乗るので、ラッシュ時でなくとも混雑します。中央大学・明星大学駅に列車が停まると、すぐにホームが人で溢れかえるくらいです。多摩動物公園に向かわれる御家族の皆様には、発車時刻などに注意するように申し上げておきましょう。

 そのようなモノレールですが、最近、乗客が減ったような気がします。あくまでも、立川北駅か多摩センター駅から中央大学・明星大学駅に向かう10時台の列車に限定した話ではあるのですが、2022年度までと2023年度・2024年度を比較して、中央大学・明星大学駅を利用する客が少なくなったような気もするのです。

 利用客数のデータなどを見ていませんから詳しいことなどはわかりませんが、2023年4月に法学部が茗荷谷キャンパスへ移転したことの影響はあるものと考えられます。

 中央大学多摩キャンパスに入ると、やはり法学部が移転したことの影響はあちらこちらにあることがわかります。

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第2回芸備線再構築協議会が開かれた

2024年10月18日 22時00分00秒 | 社会・経済

 2024年10月16日、岡山市内で第2回芸備線再構築協議会が開催されました。朝日新聞社が2024年10月17日付で「広島・安芸高田市 芸備線再構築協に参加」(https://www.asahi.com/articles/ASSBJ4511SBJPPZB00BM.html)として報じています。

 今回は、8月下旬に参加の意向を示していた安芸高田市が協議会の構成員として加わることなどが決まったとのことです(規約が改正されることになり、承認を受けました)。また、2024年度内に実施する調査事業の予算(2000万円)も承認されました。調査は野村総合研究所に委託されるようです。

 この協議会において協議の対象とされているのは、芸備線の起点である備中神代駅(岡山県新見市)から備後庄原駅(広島県庄原市)までの68.5キロメートルの区間です。そのため、岡山県、広島県、新見市および庄原市が構成員に入っているのは当然です。しかし、広島県三次市と広島市も構成員となっているので、安芸高田市が不参加であったのが不思議でした。安芸高田市にある甲立駅、吉田口駅および向原駅は三次駅から下深川駅までの区間の平均通過人員は、2022年で988、2023年度で998です。微増とはなっていますが1000を下回っているので、1980年代の国鉄改革の水準であれば確実に第一次か第二次の特定地方交通線に指定され、廃止のための議論の対象になるところです(当時は路線が単位でしたので、単純な比較はできません)。

 ともあれ、これからは沿線全体で協議するという体制が整えられたことになります。

 また、記事には「JR西日本は、同区間の2023年度の輸送密度(1キロあたりの1日平均乗車人数)が62人で、コロナ禍だった20年度の47人と比べわずかに回復したことを報告した」と書かれています。おそらく、全国から鉄道ファンが訪れたからでしょう。YouTubeにたくさん動画がアップされているくらいですから。しかし、数値が上がったと言っても、鉄道路線として持続可能とは到底言えない水準であることに変わりはありませんし、鉄道ファンにしか見向きもされない区間であるとも言えます。芸備線の部分廃止が与える影響を算定しなければならないとは言え、存続することにどの程度の意味があるのかわからない話になっています。いかに沿線自治体が騒ごうが、住民はとうの昔に見捨てているということです。沿線自治体も、建前と本音はどうなのか、というところでしょう。

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今も緑 東急5000系5122F

2024年10月17日 06時00分00秒 | 写真

 東横線90周年として、初代5000系と同じ緑色のラッピングが施された2代目5000系の5122Fは、今も緑です。各駅停車元町・中華街行きとして、自由が丘駅(DT07)3番線から発車するところを撮影しました。

東横線90周年ラッピング」(2017年10月7日1時17分30秒付)

東横線90周年ラッピング(続)」(2017年11月24日21時24分27秒付)

今年も東横線90周年記念ラッピング」(2018年11月10日10時0分0秒付)

8月28日に終了 東横線90周年ラッピング」(2019年8月14日11時53分50秒付)

緑の東急5000系5122F」(2022年6月1日7時46分40秒付)

今も90周年ラッピング このまま100周年へ?」(2022年11月8日23時39分30秒付)

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横浜高速鉄道Y500系Y512F

2024年10月16日 00時00分00秒 | 写真

自由が丘駅(TY07)で撮影しました。各駅停車池袋行きです。

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新幹線カラーの東急5050系4000番台4105F

2024年10月15日 00時00分00秒 | 写真

 2024年10月5日0時付で掲載した「都営三田線で見られます」で、新幹線カラーの東急3020系3123Fを取り上げました。今回はその続きのようなもので、東急東横線での新幹線カラーです。東急5050系の10両編成版である4000番台の4105Fで、自由が丘駅(TY07)4番線に急行西谷行きとして到着するところを撮影しました。

 東急電鉄のサイトに、2024年5月8日付で「《東急電鉄:ニュースレターVol.8》新幹線デザインのラッピングトレイン『第2弾』を2024年5月14日(火)から運行します~東横線5050系4000番台に特別装飾のニューカラーが誕生します~」が掲載されています。その記事には、次のように書かれています。

 「当社は、2024年3月4日から『enjoy WEST』プロモーションの一環として、目黒線・東急新横浜線系統で使用する3020系1編成(8両編成・以下、3020系ラッピングトレイン)において、新幹線デザインのラッピングトレインを運行していますが、2024年5月14日(火)からは、東横線・東急新横浜線系統で使用する5050系4000番台1編成(10両編成)において、より新幹線に近づけた特別装飾のラッピングトレイン(以下、本列車)の運行を開始します。」

 「今般デビューする本列車の運行は、3020系ラッピングトレインと同様に東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)の全面協力により実現しました。3020系ラッピングトレインでは車体側面の上半分のみのラッピングとし、当社の『enjoy WEST』プロモーションステッカーをドア横に貼付しましたが、本列車では車両全体をラッピングし、新幹線ホワイトを基調に側面の窓下に新幹線ブルーのラインを2本施しました。」

 「東横線で使用する車両としては、2013年4月デビューの『Shibuya Hikarie号』、2017年9月デビューの『青ガエル』の復刻ラッピング以来の特別装飾となります。」

 ラッピング車両というと、派手であったりゴテゴテしていたり、装飾過多でセンスが悪いというものも多いのですが、この新幹線カラーはシンプルで非常にセンスのよいデザインです。これまで日本の鉄道に登場したラッピング車両でもベストと評価してよいでしょう。

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京王1000系1705F

2024年10月15日 00時00分00秒 | 写真

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京王1000系1733F

2024年10月14日 08時00分00秒 | 写真

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京王8000系8726F

2024年10月13日 00時00分00秒 | 写真

京王稲田堤駅(KO36)にて、京王8000系8726Fを撮影しました。種別表示および行先表示がLED式なのでわかりにくいのですが、急行京王多摩センター行きです。

 1992年に製造が開始された8000系は、京王線用として初のVVVF制御車であり、10両編成と8両編成とが混在しています。都営新宿線に乗り入れることはありませんが、京王線、京王高尾線、京王相模原線で主力として運用されています。7000系までとは大きくデザインなどが変わりました。

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東京都交通局10-300形10-510F

2024年10月12日 23時10分08秒 | 写真

神奈川県最北の駅である京王稲田堤駅(KO36)にて、快速本八幡行きの東京都交通局10-300形10−510Fを撮影しました。

 10-300形は都営新宿線用の車両で、開業時から運用されてきた10-000形に代わるものとして2005年に登場しました。セミステンレス車であった10-000形と異なり、10-300形は軽量ステンレス車で、当初から京王線、京王新線、京王相模原線に乗り入れています。また、10-300形には8両編成と10両編成が混在していましたが、現在は10両編成に統一されています。

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寂しかった第214回国会

2024年10月11日 23時10分00秒 | 国際・政治

 「寂しい第214回国会」の続きです。

 10月9日の午後、衆議院が解散されました。そのため、第214回国会に提出された議案のほとんどが審議未了のために廃案となりました。

 但し、既に報じられているように、第214回国会衆議院議員提出法律案第4号「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者等に対する補償金等の支給等に関する法律案」が10月8日に可決・成立しています。

 法律案の提出者:地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員長(谷公一氏)

 衆議院議案受理年月日:2024年10月7日

 衆議院審議終了日など:2024年10月7日(全会一致で可決。なお、委員会での審査は省略された。)

 参議院議案受理年月日および参議院付託年月日:2024年10月7日(内閣委員会に付託)

 参議院審査終了年月日および参議院審議終了年月日:2024年10月8日(いずれも可決)

 結局、第214回国会に新しい内閣提出法律案は出されなかったのですが、衆議院議員提出法律案および参議院議員提出法律案で新たなものは次の通りでした。

 ・衆議院議員提出法律案(前述のように第4号のみ成立。それ以外は審議未了の故に廃案)

 第1号:公立学校働き方改革の推進に関する法律案

 第2号:政治資金規正法の一部を改正する法律案

 第3号:公職選挙法の一部を改正する法律案

 第4号:旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者等に対する補償金等の支給等に関する法律案

 第5号:政治資金規正法の一部を改正する法律を廃止する法律案

 第6号:政治資金規正法等の一部を改正する法律案

 第7号:政治資金規正法及び租税特別措置法の一部を改正する法律案

 ・参議院議員提出法律案(審議未了の故に廃案)

 第1号:大深度地下の公共的使用に関する特別措置法の廃止に関する措置等に関する法律案

 また、第214回国会には2つの決議案が提出されました。次の通りです。

 第1号:旧優生保護法に基づく優生手術等の被害者に対する謝罪とその被害の回復に関する決議案

 第2号:石破内閣不信任決議案

 このうち、第2号は「審議未了」となっています。これに対し、第1号は、衆議院において10月7日に全会一致で可決され、参議院においても10月8日に全会一致で可決されました。

 臨時国会というものは、議案の数も通常国会より少ないものなのですが、第214回国会は特に目立ったような気がします。勿論、過去にも同様の臨時国会があったことは否定しません。ただ、第214回国会衆議院議員提出法律案第4号が成立したことだけはよかったと言えるでしょうか。

 

 余談:衆議院議員総選挙が10月27日に行われるため、既に同日に予定されていた高津区民祭は中止となりました。

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