今年も大宮操駅の河津桜は、見頃を迎えました
東武東上線若葉駅から2.5kmほど北東に進んだ、坂戸市塚越の戸宮交差点近く。
荘厳にして絢爛な台湾の道教廟、聖天宮(せいてんきゅう)が鎮座しています。
台湾人の康國典大法師が四十半ばで不治の大病を患い、三清同祖に祈ったところ
7年の時を経て快癒し、その深謝と多くの人が三清同祖のご利益に肖れるようにと
廟の建立地を探していたところ、台湾から遠く離れた日本の
しかも埼玉の坂戸の、まだ周辺に駅もない現在地に建てよとお告げがあり
昭和五十六年(1981)に着工、台湾の一流宮大工達が15年の歳月をかけ
平成七年(1995)に開廟した台湾道教の宮です。
龍の彫刻や絵が五千頭いる事から「五千頭の龍が昇る聖天宮」と呼ばれています。
本殿には三清道祖(元始天尊・道徳天尊・霊寶天尊)を御本尊として
北斗星君、南斗星君、四聖大元帥など多くの道教の神様が祀られています。
埼玉県寄居町の、荒川沿いにある連郭式平山城の鉢形城。
築城は文明八年(1476)、長尾景春によるもので
後に北条氏(後北條氏)の拠点のひとつとなりました。
戦国時代を通じて難攻不落の城として、攻撃に耐えたものの
天正十八年(1590)、秀吉の小田原征伐の際の包囲によって
ひと月の籠城の末、家康らの連合軍に明け渡されました。
荒川左岸、玉淀水天宮近くの雀宮公園は七代目松本幸四郎の別邸だった場所で
現在は寄居町の公園として公開されています。
七代目幸四郎は、当代の松本白鸚、中村吉右衛門、大谷友右衛門や
故十二代目市川團十郎の祖父にあたる人物で、つまりは当代の海老蔵や
幸四郎、廣太郎、尾上松緑らの曽祖父ということになります。
歌舞伎界の現代の名優たちのルーツが、ここにあります。
東武東上線玉淀駅から6分ほど歩いた荒川沿いの崖上に鎮座する玉淀水天宮。
昭和六年(1931)に、この地域を県の名勝として玉淀と命名された際に
神社を設立する事となり、調査したところ荒川に面して石宮が発掘され
この地方の漁師たちの水難よけの水神様である事が判り
直ちにこれを御神体として水天宮を創建して祀ったものです。
毎年8月第一土曜日に盛大に祭りが行われますが
今年は当然ながらコロナ禍のため中止となってしまいました。
所沢市を流れる狭山丘陵の湿地河川、砂川。
小手指駅付近にある調整池の周りには林も多く
樹液を求めてやってくる、子どもに人気のあの昆虫も
探せば見つかるかもしれません。
埼玉県北部の街、羽生市の羽生駅前に建つ曹洞宗羽生山建福寺。
創建は天正年間とされる古刹です。
田山花袋の名著「田舎教師」の主人公である林清三は、
この寺に下宿していた小林秀三という実在人物がモデルで
当時の住職の義弟であった田山花袋が、小林の残した日記から
詳細に取材をし、田舎教師を書き上げました。
東武日光線南栗橋駅の北西側の線路脇に鎮座する大神宮には
石祠、甲子供養塔、十九夜供養塔、馬頭観音が
参道右側(社殿に向かって左)に祀られています。
十九夜講は、子安講とも言われる安産祈願のもので
北関東などに多く分布しているものです。
東武日光線南栗橋駅前に鎮座する香取神社。
文書などから、元禄時代ないしそれ以前の創建と考えられる神社です。
現在の社殿は昭和四十一年(1966)に再建されたものです。
ビアトリクス・ポター™資料館は、埼玉県こども動物自然公園内にある
大東文化大学が運営する施設です。
ビアトリクス・ポターは、ピーターラビットの作者で、建物や周囲は
ポターの暮らしたイングランド湖水地方をイメージして作られ
大東大図書館や英米文学科所蔵の貴重な資料が収蔵展示されています。
大自然に囲まれて成長するピーターラビットたちの世界観が
大東文化大学の、とくにこの園の隣に立地する東松山キャンパスの
学生たちのイメージに重なるという、(なかば強引な)理由で
大学のイメージキャラクターとしてピーターラビットが使用されています。
なお、ピーターのお父さんは、パイにされて食べられています。
大東文化大学が運営する施設です。
ビアトリクス・ポターは、ピーターラビットの作者で、建物や周囲は
ポターの暮らしたイングランド湖水地方をイメージして作られ
大東大図書館や英米文学科所蔵の貴重な資料が収蔵展示されています。
大自然に囲まれて成長するピーターラビットたちの世界観が
大東文化大学の、とくにこの園の隣に立地する東松山キャンパスの
学生たちのイメージに重なるという、(なかば強引な)理由で
大学のイメージキャラクターとしてピーターラビットが使用されています。
なお、ピーターのお父さんは、パイにされて食べられています。
東武東上線の朝霞と朝霞台の間を流れる黒目川。
湧水が多く水が「汲める」「黒めの土の肥沃な」川が
転じて黒目川(久留米川、久米川、来梅川)となった川で
宅地化が進んだ今日でも、透き通った水が流れています。
東上線の橋の周辺は、美しい桜並木となっていて
毎年多くの花見客で賑わいます。
湧水が多く水が「汲める」「黒めの土の肥沃な」川が
転じて黒目川(久留米川、久米川、来梅川)となった川で
宅地化が進んだ今日でも、透き通った水が流れています。
東上線の橋の周辺は、美しい桜並木となっていて
毎年多くの花見客で賑わいます。
東武東上線の終点寄居駅と、ひとつ手前の玉淀駅の間にある
浄土宗鵜澤山寂仙院西念寺。
創建年代は不明ですが、廓蓮社大譽上人による開山と伝えられ
元禄九年(1696)に入寂された然蓮社廓譽上人が中興しました。
奇しくも、東上線の両端とそのひとつ手前の駅の間に
法然、親鸞師弟を祖に持つ寺院が建っているわけです。
浄土宗鵜澤山寂仙院西念寺。
創建年代は不明ですが、廓蓮社大譽上人による開山と伝えられ
元禄九年(1696)に入寂された然蓮社廓譽上人が中興しました。
奇しくも、東上線の両端とそのひとつ手前の駅の間に
法然、親鸞師弟を祖に持つ寺院が建っているわけです。
駅から徒歩数分の三県境近くに、もう一つ三県境があります。
こちらは渡良瀬川が県境のため、直接接近することは困難ですが
隣接する道路橋から、その県境を望む事ができます。
栃木県、茨城県、埼玉県の三県境に隣接するその橋の名は
「三国橋」。
文字通りの橋梁名です。
東武日光線新古河駅すぐ目の前。
渡良瀬遊水池を望む、絶景スポットです。
こちらは渡良瀬川が県境のため、直接接近することは困難ですが
隣接する道路橋から、その県境を望む事ができます。
栃木県、茨城県、埼玉県の三県境に隣接するその橋の名は
「三国橋」。
文字通りの橋梁名です。
東武日光線新古河駅すぐ目の前。
渡良瀬遊水池を望む、絶景スポットです。