旧中仙道と新道である国道17号線を結ぶ
御代の台仲通り商店街。
以前にも書いているが、その名前の由来は由緒正しいものである。
国道を越えると氏神さまでもある瀧野川八幡神社の参道になる。
この付近の字でもある「三軒家」のちょうど中ほどでもある。
「三軒家」は江戸時代にこの付近で種屋を営んでいた
桝屋家、越部家、榎本家の三家に由来している。
実は現在でもこの付近には偶然にも
「東京種苗」(豊島区西巣鴨)、「日本農林社」、「滝野川種苗」の3社が
種屋として営業している。
さて、仲通りの話にもどって
この通りには現在でも和菓子屋や鰻屋、氷屋など
昔ながらの「専門店」が残されている。
下町あたりの有名どころの商店街のような
華々しさや賑やかさはないけれど
ご近所づきあいの続く馴染みやすい商店街として
今でも地元の人たちに愛されている。