川崎河港水門

2018年02月27日 | 神奈川のお散歩
川崎市内を流れる多摩川河口と、かつて運河が計画された水路跡の船溜りを仕切る
昭和三年竣工の水門が、川崎河港水門(かわさきかこうすいもん)です。

水門は内務省の官僚で河川技術者であった金森誠之の申し出によって
当時からこの地で工場を操業していた株式会社鈴木商店(現 味の素株式会社)が
その建設費を寄付金というかたちで負担して完成しました。

現在でも水門周辺は味の素の施設が建ち並んでいます。

水門の両脇の塔の上部には、梨、桃、葡萄の装飾が施されていますが、
これは古くから川崎の特産品であった果物です。


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