縁切寺

2022年03月15日 | 神奈川のお散歩
さだまさし(発売時はグレープ)の名曲「縁切寺」の舞台にもなっている
北鎌倉駅近くの松岡山東慶寺。

曹洞宗円覚寺派寺院で、正式には東慶總持禅寺と称され
横須賀線と鎌倉山之内往還(県道302号線)を挟んだ向かいにある
圓覺寺の末寺となっています。

開基は北條(北条)時貞で、開山は北条時宗の正室、覚山尼、
創建は弘安八年(1285)と伝えられています。

明治時代の近代法整備までは、本山を持たない独立した尼寺で
特に江戸時代には寺社奉行承認の縁切寺として知られ
多くの「離婚調停」を行った記録が遺されています。

尼寺だった当時は、石段を登ったところの門が結界となっていて
その先は男性の立ち入りはできず、駆込んだ女性も足掛3年(満24ヶ月)は
この結界から病気の場合を除いて出ることはできませんでした。
















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