樹齢600年とも謂われる権現様の大銀杏
来春行われるJRのダイヤ改正で、JR東日本の特急「スーパービュー踊り子」が
廃止になるそうです。
踊り子号は何度も乗っていますが、この「SVO」は1度も乗ったことがありません。
大田区の洗足池の畔に、晩年の勝海舟は別邸を構えていました。
洗足軒と名付けられたここ別邸は、茅葺きの農家風情の家屋で
明治二十四年(1891)に建てられました。
明治三十二年に勝海舟が没すると、この別邸の裏の高台に墓が造られ
文字通りの終の住処となりました。
酉の市といえば、11月の酉の日に行われるのが普通ですが
王子神社では毎年12月6日に、年内最後の酉の市が行われます。
昭和十年(1935)頃から恒例の行事となっているそうです。
(酉の日ではないので、正確には熊手市と言います)
荒川区の町屋駅近くにある臨済宗妙心寺派寺院、大雄山泊船軒。
寛永四年(1627)に、海禅寺塔頭として湯島の妻恋に創建され
明暦の大火後に浅草松が谷に移転、関東大震災によって焼け出され
現在地へ移りました。
海禅寺開山の覚印周嘉禅師の法嗣、玉峰和尚が開祖と伝わっています。
山手線と、山手貨物線が交差する長者丸踏切から少し目黒駅よりに
急な坂道を登った線路脇にある古い門構え「目黒ハウス」。
大正時代に建てられた日本家屋で、現在はハウススタジオとして使用され
映画やドラマ、CMなどのロケでよく見かけます。
大田区北嶺町の御嶽神社境内に湧く杜の霊神水は
元々一山行者が水行をしたとされる古井戸でしたが
長くそのまま放置された状態が続いていました。
平成二十年(2008)に、一山講の講元や氏子総代の協力で
新たに湧水「杜の霊神水」として甦ったものです。
東急池上線御嶽山(おんたけさん)駅からすぐの商店街脇に
天文四年(1535)創建と云われる御嶽神社が鎮座しています。
当初は嶺村の小さな鎮守の神社だったようですが、
江戸時代に、木曽御嶽山で修行をした修験者、一山行者が
この神社を中興し、天保二年(1831)に社殿を建立したことから
木曽御嶽山の信者が関東一円から参拝に来るようになり
現在に至るまで都内や首都圏から多くの参拝客を集めています。