「ライヘンバッハ・ヒーロー」
Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson
ライヘンで心を痛める前にちょっと明るい話題を。
先日出たニュースですが、飛行機の忘れ物を届けるビーグル犬が話題になっていました。
その名もなんと「シャーロック」!!素晴らしい!
オランダの空港で始めたサービスのようですが、賢くてかわいくて癒されます。
http://gigazine.net/news/20140930-klm-lost-and-found-service/
友人にこのニュースを見せて「私だったらわざと忘れ物しちゃうかも」と言ったら、
「あんたって本当に人間のクズだよね」と言われ、
別の友人には「こっちのシャーロックの方が100万倍可愛い」と言われました。
どいつもこいつも(怒)
などと書いていたらBBC Twoがリチャード3世の公式画像という爆弾を投下してきた!
我慢できなかったのでここに貼らせてください。。。
ヤバい、ヤバすぎる!!
続きです。
ブラインド越しに向かいの暗いビルを見つめながら考えているシャーロックと
その後姿を見つめるサリーがいます。
「何か変だ。」ジョンの言葉に、
「子どもはトラウマを抱えているようだ。シャーロックの何かが誘拐犯を思い出させるんだ。」とグレッグ。
JW「で、彼女は何か言ってた?」
SD「一言も話さなかった。」
JW「少年の方は?」
GL「意識不明でまだ集中治療室にいる。」
シャーロックはそんな会話を背中越しに聞きながら再び視線を向かいのビルに戻すと突然明かりがつきはじめます。
そして窓に「I O U」の赤い文字が浮かび上がります。
一瞬息を詰めるシャーロック。
すぐに明かりは消え、文字も見えなくなります。
そんなシャーロックを慰めようとしているのか、
「まあ、気にするな。お前が部屋にいると俺はいつも叫びたい気分なんだ!大方の人間は同じだろう。」
グレッグはそう言うとニヤリとしながら「行こう。」と部屋を後にし、ジョンも後に続きます。
シャーロックが出ようとすると待ち構えたようにサリーが話しかけます。
「足跡から子供を見つけるなんてすごいわね。本当に驚きだわ。」
サリーの言葉に低くかすれた声で「サンキュー」と返すシャーロック。
「信じられない。」更にサリーが辛辣に言います。
(やっぱり殴っていいですか?)
ジョンが外で待っていました。
シャーロックが出てくると一緒に通りまで歩きジョンがタクシーをつかまえます。
JW「大丈夫か?」
SH「考え中だ。」
タクシーが停まるとシャーロックは「これは僕が乗るから君は次のキャブに乗ってくれ。」と言います。
「なぜ?」とジョンが聞きますが「君が喋るから。」とシャーロックはひとりでタクシーに乗り込みます。
走り出すタクシーを腑に落ちない表情で見送るジョンでした。
現場の写真を見ながらサリーが今日起こった事を思い出しています。
『何だこれは。チョコレート?』
『使われていないお菓子工場を探すんだ。』
『(少女の叫び声)』
『部屋から出ろ!』
通りかかったグレッグが「どうした?」と声をかけます。
タクシーの中でずっと考えているシャーロック。
すると突然目の前のモニターの電源が入り、ナレーションが始まります。
「ロンドンタクシーショッピングが魅力的な夜会服をご紹介します。」
シャーロックは「すまないがこれをオフにしてくれないか?」とドライバーに言いますが、
ナレーションは続きます。
ちょっと怒ったように「電源をオフに・・」と言いかけた時、画面が故障したかのように乱れます。
画面がクリアになった時、現れたのはジム・モリアーティでした。
「ハロー。準備はいいかい?これはSir Boast-a-lot(自慢したがり)卿の物語だよ。」
スコットランドヤード。
「足跡。手がかりは足跡だけだった。」とサリー。
GL「ああ、そうさ、彼はベーカーストリートのCSIだって知ってるだろう?」
SD「そうね、我々は解決できなかったし。」
GL「なぜ彼が必要か、彼は優秀だからだ。」
SD「それもひとつの解釈だけど。」
GL「他に何かあるか?」
タクシー。
JM「Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿は勇敢で賢い円卓の騎士、
だがすぐに他の騎士たちはいかに勇敢にドラゴンを退治したかの話にうんざりし始めました。
Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿の話は本当なのか?」
スコットランドヤード
「彼だけが証拠を見つけることができた。」とサリーの声。
タクシー
「違う。」とモリアーティ。
スコットランドヤード
SD「少女は彼を見て叫んだ。彼女が見た事もない男性なのに・・・これまでに会っていない限りね。」
GL「何が言いたいんだ。」
SD「何が言いたいかわかってるんでしょ。考えたくないだけで。」
タクシー
JM「そして、ひとりの騎士がアーサー王に進言しました。
私はSir Boast-a-lot (自慢したがり)卿が信じられません。
彼は自分をよく見せようとしている、ただのいまいましいうそつきです。」
スコットランドヤード
GL「彼が関係しているなどと真面目に言ってるのか?」
PA「僕たちを楽しませてる可能性もあるかもしれないですけど。」
タクシー
JM「そして、アーサー王さえも疑い始めました。
だけど、これでSir Boast-a-lot(自慢したがり卿)の問題が終わったわけではありませんでした。」
画面のモリアーティは大げさに首を横に振りながら言います。
「最後の問題ではなかったのです。」
そして「おしまい」の言葉を最後にモリアーティが画面から消えます。
「止めろ!タクシーを止めるんだ!」
タクシーが停まると「これは何だ!」とタクシーを降りドライバーに詰め寄ります。
振り向いたドライバーはジム・モリアーティでした。
モリアーティはロンドンアクセントで「お代はいらないよ。」とだけ言って走り去ります。
シャーロックはタクシーを追いかけようとしますがすぐにあきらめ道路の真ん中で呆然と見送ります。
そこに後ろから車がくると、「危ない!」とひとりの男性がシャーロックを助けます。
シャーロックは何が起きたのか少しの間理解できない感じでしたがすぐに状況を把握すると、
「ありがとう。」と男に握手を求めます。
が、握手を交わした瞬間その男は何者かによって射殺されます。
驚いたシャーロックはぐるっとまわりを見渡します。
その時、1台のタクシーが止まると中からジョンが降りてきました。
「シャーロック!」
救急隊員たちが男を運んでいる様子をシャーロックとジョンが見ています。
JW「この人だ、この人。スレイマニとか何とかという人だ。
マイクロフトが僕にファイルを見せたんだ。僕たちの2軒隣のアルバニアのギャングだ。」
SH「僕と握手をしたら死んだんだ。」
JW「どういう事だよ?」
SH「僕の命を助けても僕に触れるのは許されなかった。なぜだ?」
続きます。
Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson
ライヘンで心を痛める前にちょっと明るい話題を。
先日出たニュースですが、飛行機の忘れ物を届けるビーグル犬が話題になっていました。
その名もなんと「シャーロック」!!素晴らしい!
オランダの空港で始めたサービスのようですが、賢くてかわいくて癒されます。
http://gigazine.net/news/20140930-klm-lost-and-found-service/
友人にこのニュースを見せて「私だったらわざと忘れ物しちゃうかも」と言ったら、
「あんたって本当に人間のクズだよね」と言われ、
別の友人には「こっちのシャーロックの方が100万倍可愛い」と言われました。
どいつもこいつも(怒)
などと書いていたらBBC Twoがリチャード3世の公式画像という爆弾を投下してきた!
我慢できなかったのでここに貼らせてください。。。
ヤバい、ヤバすぎる!!
続きです。
ブラインド越しに向かいの暗いビルを見つめながら考えているシャーロックと
その後姿を見つめるサリーがいます。
「何か変だ。」ジョンの言葉に、
「子どもはトラウマを抱えているようだ。シャーロックの何かが誘拐犯を思い出させるんだ。」とグレッグ。
JW「で、彼女は何か言ってた?」
SD「一言も話さなかった。」
JW「少年の方は?」
GL「意識不明でまだ集中治療室にいる。」
シャーロックはそんな会話を背中越しに聞きながら再び視線を向かいのビルに戻すと突然明かりがつきはじめます。
そして窓に「I O U」の赤い文字が浮かび上がります。
一瞬息を詰めるシャーロック。
すぐに明かりは消え、文字も見えなくなります。
そんなシャーロックを慰めようとしているのか、
「まあ、気にするな。お前が部屋にいると俺はいつも叫びたい気分なんだ!大方の人間は同じだろう。」
グレッグはそう言うとニヤリとしながら「行こう。」と部屋を後にし、ジョンも後に続きます。
シャーロックが出ようとすると待ち構えたようにサリーが話しかけます。
「足跡から子供を見つけるなんてすごいわね。本当に驚きだわ。」
サリーの言葉に低くかすれた声で「サンキュー」と返すシャーロック。
「信じられない。」更にサリーが辛辣に言います。
(やっぱり殴っていいですか?)
ジョンが外で待っていました。
シャーロックが出てくると一緒に通りまで歩きジョンがタクシーをつかまえます。
JW「大丈夫か?」
SH「考え中だ。」
タクシーが停まるとシャーロックは「これは僕が乗るから君は次のキャブに乗ってくれ。」と言います。
「なぜ?」とジョンが聞きますが「君が喋るから。」とシャーロックはひとりでタクシーに乗り込みます。
走り出すタクシーを腑に落ちない表情で見送るジョンでした。
現場の写真を見ながらサリーが今日起こった事を思い出しています。
『何だこれは。チョコレート?』
『使われていないお菓子工場を探すんだ。』
『(少女の叫び声)』
『部屋から出ろ!』
通りかかったグレッグが「どうした?」と声をかけます。
タクシーの中でずっと考えているシャーロック。
すると突然目の前のモニターの電源が入り、ナレーションが始まります。
「ロンドンタクシーショッピングが魅力的な夜会服をご紹介します。」
シャーロックは「すまないがこれをオフにしてくれないか?」とドライバーに言いますが、
ナレーションは続きます。
ちょっと怒ったように「電源をオフに・・」と言いかけた時、画面が故障したかのように乱れます。
画面がクリアになった時、現れたのはジム・モリアーティでした。
「ハロー。準備はいいかい?これはSir Boast-a-lot(自慢したがり)卿の物語だよ。」
スコットランドヤード。
「足跡。手がかりは足跡だけだった。」とサリー。
GL「ああ、そうさ、彼はベーカーストリートのCSIだって知ってるだろう?」
SD「そうね、我々は解決できなかったし。」
GL「なぜ彼が必要か、彼は優秀だからだ。」
SD「それもひとつの解釈だけど。」
GL「他に何かあるか?」
タクシー。
JM「Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿は勇敢で賢い円卓の騎士、
だがすぐに他の騎士たちはいかに勇敢にドラゴンを退治したかの話にうんざりし始めました。
Sir Boast-a-lot (自慢したがり)卿の話は本当なのか?」
スコットランドヤード
「彼だけが証拠を見つけることができた。」とサリーの声。
タクシー
「違う。」とモリアーティ。
スコットランドヤード
SD「少女は彼を見て叫んだ。彼女が見た事もない男性なのに・・・これまでに会っていない限りね。」
GL「何が言いたいんだ。」
SD「何が言いたいかわかってるんでしょ。考えたくないだけで。」
タクシー
JM「そして、ひとりの騎士がアーサー王に進言しました。
私はSir Boast-a-lot (自慢したがり)卿が信じられません。
彼は自分をよく見せようとしている、ただのいまいましいうそつきです。」
スコットランドヤード
GL「彼が関係しているなどと真面目に言ってるのか?」
PA「僕たちを楽しませてる可能性もあるかもしれないですけど。」
タクシー
JM「そして、アーサー王さえも疑い始めました。
だけど、これでSir Boast-a-lot(自慢したがり卿)の問題が終わったわけではありませんでした。」
画面のモリアーティは大げさに首を横に振りながら言います。
「最後の問題ではなかったのです。」
そして「おしまい」の言葉を最後にモリアーティが画面から消えます。
「止めろ!タクシーを止めるんだ!」
タクシーが停まると「これは何だ!」とタクシーを降りドライバーに詰め寄ります。
振り向いたドライバーはジム・モリアーティでした。
モリアーティはロンドンアクセントで「お代はいらないよ。」とだけ言って走り去ります。
シャーロックはタクシーを追いかけようとしますがすぐにあきらめ道路の真ん中で呆然と見送ります。
そこに後ろから車がくると、「危ない!」とひとりの男性がシャーロックを助けます。
シャーロックは何が起きたのか少しの間理解できない感じでしたがすぐに状況を把握すると、
「ありがとう。」と男に握手を求めます。
が、握手を交わした瞬間その男は何者かによって射殺されます。
驚いたシャーロックはぐるっとまわりを見渡します。
その時、1台のタクシーが止まると中からジョンが降りてきました。
「シャーロック!」
救急隊員たちが男を運んでいる様子をシャーロックとジョンが見ています。
JW「この人だ、この人。スレイマニとか何とかという人だ。
マイクロフトが僕にファイルを見せたんだ。僕たちの2軒隣のアルバニアのギャングだ。」
SH「僕と握手をしたら死んだんだ。」
JW「どういう事だよ?」
SH「僕の命を助けても僕に触れるのは許されなかった。なぜだ?」
続きます。