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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

閑話 British Academy Cymru Awards とかいろいろ

2014-10-27 21:28:39 | BC_2013・2014
BAFTA Cymru Awardsが発表されまして、Sherlockは3部門の受賞したのでお祝い!


PRODUCTION DESIGN
WINNER: Sherlock - Arwel Wyn Jones
プロダクションデザインはドラマのセットを作る人だと思います。

MAKE UP AND HAIR
WINNER: Sherlock - Claire Pritchard-Jones

そして、
TELEVISION DRAMA
WINNER: Sherlock

Arwelさん、喜びのツイート

スーさんも。

BAFTAのサイトです。
British Academy Cymru Awards Winners in 2014
今回の受賞はこれだけといえばこれだけです(笑)
ウェールズのBAFTAみたいなのでこんなものなのかしらね。

他、ベネディクト関連を少し。

CBS Sunday morningに出演した動画とインタビューの内容がUPされていました。

下のリンク先のSunday morningのサイトに動画と内容があります。
ブロックはされていないので普通に観れます。
​Benedict Cumberbatch, Alan Turing and Enigma
YputubeにもUPされたようです。ありがたいですね。動画は同じものです。
https://www.youtube.com/watch?v=mBQQ7lZCof8

Sunday morningはニュース番組なのでかなり堅い内容だったようですね。
ブレッチリーパークでインタビューしてるんでしょうか。
まだ見てないんですけど(涙)

そういえば、以前Timeoutのインタビューを訳していた時、
ブレッチリーパークがどんなところか知りたくてググってみたら、ちょっと面白かったですよ。
Googleは時々こんな遊びをやるんですよね。

見てないと言えばGNSもまだ見ていませんが、「Penguins of Madagascar」をディズニー映画って言ったんですか??
そんな記事がここに・・・。いえ、気持ちはわかりますけど(笑)

Benedict Cumberbatch Thinks「Penguins of Madagascar」is A Disney Film

ホビットネタです。

ベネディクトやマーティンのオーディションテープの動画です。若いっす。

Hobbit Audition Tape
こちらはモーキャプ風景その2.かなり激しい動きで、モーキャプって大変なのねーと。

Desolation of Smaug' DVD Clip

今日あちこちで見た記事です。
映画の興行とかオスカーとかでランク付けをしているようです。
今年のベネディクトさんは・・・
VULTURE’S MOST VALUABLE STARS OF 2014

もうひとつ。
昨日、英国のchannel4で「Four Lions」が再放送されていたらしいです。

「Four Lions」は私も観たことないのですが、英国に住む青年がイスラムに改宗し、
自爆テロにあこがれるという(多分・・・)ダークコメディ映画です。
ベネディクトは彼らと交渉する役で少しだけ出ています。
ネゴシエーターとしか書いてないので役名もないってこと?
その場面の動画です。
Benedict Cumberbatch's scene in Four Lions

最後にタワーレードさんからお知らせです。。。

Sherlock 2-3 The Reichenbach Fall その14

2014-10-27 06:22:37 | Sherlock S2E3
「ライヘンバッハ・ヒーロー」

Directed:Toby Haynes
Written:Stephen Thompson

GNSの前にライヘンの続きです。


ディオゲネスクラブ。
マイクロフトが部屋に入りドアを閉めようとした時に、ジョンがドアに背を向けて座っているのに気づきます。
ジョンはキティの書類を見ています。

JW「ミス・ライリーは宿題をきちんとやりましたよ。シャーロックに近い人間だけが知っている情報で。」
MH「ああ・・・」
マイクロフトはドアを閉めます。
JW「最近、あなたの弟のアドレスブックを見た?名前がふたつしかない。
あなたと僕だけだし僕はモリアーティにこの事は話していない。」
MH「ジョン・・・」
JW「奴はどうやって手に入れたのかというと、あなたが絡んでるのかな?
時々、お茶をしたりして。あー、あなたとジムで。」
マイクロフトはジョンの向かい側に座り何か話そうとしますがジョンがそれを遮ります。
ジョン、かなり怒ってます。
JW「あなたが自分の弟を、あのマニアに彼の人生をべらべらと話したんだ。」
MH「意図したわけではないし、望んだわけでもない。」
JW「だから僕に話したんだな。『彼を守れ。』なぜなら自分がミスをしたからだ。」
ジョンはサイドテーブルに書類を置くと真っ向からマイクロフトを見つめます。

JW「なぜ奴に接触をしたんだ。」
MH「彼のような人間、我々はそういった人間をよくわかっている。監視しているのだ。」
MH「だがジェイムズ・モリアーティ・・・奴は世界で最も危険な犯罪者で、
彼のポケットには最終兵器が入っている。
キーコード。どんなドアでも開けることができるたった数行のコンピューターコードだ。」
JW「それで奴を拘束して、キーコードを探し出そうとしたのか?」
MH「数週間かけて尋問した。」

JW「で?」
MH[まったく応じなかった。彼はただ座って、じっと暗闇を見つめていた。
唯一、口を割ったのは・・・」
MH「私になら話すと・・・」

MH「だが、少々問題が・・・」
JW「シャーロックの過去を見返りに取引したんだな。
だからシャーロックが詐欺だという大嘘を人々は信じる。残りはすべて真実だからだ。」

JW「モリアーティはシャーロックを破滅させたい。そうだろう?なのにあなたは完璧な攻撃材料を与えた。」
ジョンは怒りを抑えた笑顔で言いますがマイクロフトが沈黙をしているとジョンは席を立ちます。
その時、マイクロフトが掠れ気味の声でジョンを呼びます。
MH「ジョン・・・」
ジョンが振り向きます。
MH「すまない。」
マイクロフトの言葉にジョンは笑いながら、「やめてくれよ。」と言って部屋を出ます。
マイクロフトがその姿をじっと見送りながら、「弟に伝えてくれ。」と静かに言います。

この場面、S3を観た後だとマイクロフトの謝罪が別の意味になってきますよね。
深いですねー、面白いです。
それにしても、ジョンは怒りを抑えるほど怖いです。
こんな風に歩く英国政府を向こうにまわせるのはジョンだけかも(笑)

バーツの研究室。
シャーロックは作業台を背もたれにして床に座りながらスカッシュボールを何度も棚にぶつけています。
そこにジョンが「メッセージ受け取ったよ。」と言いながら入ってきます。
SH「コンピューターコードがカギだ。
もし僕たちが探し出して使うことができたらモリアーティのゲームで彼を出し抜ける。」
JW「どう使うんだ?」
SH「彼は偽の経歴を作る時に使ったんだ。
だから僕たちもそれを使って記録を破壊し、リチャードブルックを消去する。」
JW「そうすればジムモリアーティに戻る。」

SH「221Bのどこかにあるんだ。判決が出たあの日にどこかに隠していったんだ。」
シャーロックは立ち上がると作業台に向かい、ジョンも隣に立ちます。
JW「奴がさわったのは?」
SH「りんごだけ。他にはない。」
JW「何か書き残したとか。」
SH「No」

ジョンは考えながら作業台の上で指をトントンと叩き、そしてそこを離れます。
シャーロックもジョンと同じように指を叩きます。
するとシャーロックの指からバイナリ―コードが流れます。

ジョンはまだ考えながら下を向いているので、シャーロックが顔をあげてジョンを見ているのに気づきません。

シャーロックは何気なくジョンに背を向けると携帯電話でメッセージを送ります。

Come and play.
Bart’s Hospital rooftop.
SH
バーツの屋上に遊びに来い。

PS. Got something
of yours you might want back.
追伸・君が取り戻したいものを持っている。

この時の表情が(涙)やらなければいけない、そんな事を決めた表情にも見えます。

数時間後の夜明け。
シャーロックは作業台に足を乗せ、手のひらでスカッシュボールを作業台の上で転がしています。
ジョンは机に突っ伏して寝ていますが、携帯電話に起こされます。

JW「もしもし。え?何だって?何があったんだ。」
ジョンは慌てたように立ち上がります。
シャーロックはジョンの様子を窺うように横目で見ていますが、
ジョンがシャーロックの方に向くと視線を下に戻します。
JW「彼女は無事なのか?OMG!わかった、すぐに行く。」
ジョンが電話を切ります。

SH「どうした?」
JW「救命医療隊員からだ。ハドソンさんが撃たれたって。」
SH「なぜ?」
JW「多分君が引き寄せた殺し屋のひとりに・・・何てことだ、彼女が死んでしまう。行くぞ、シャーロック。」
SH「行ってくれ。僕は忙しい。」
シャーロックの言葉にジョンは信じられない、というような顔で怒ります。

JW「忙しい?」
SH「思考中だ。僕は考えなければいけないことがある。」
JW「何を?君は何とも思わないのか?彼女に触れただけの男を半殺しにした事もあったのに。」
SH「彼女は僕の大家だ。」

JW「死にそうなんだぞ・・・」
そしてジョンは「You machine.」と言い、それから突き放すように、
「くそ!君がここにいたければ、好きにすればいい。」とドアに向かいます。
SH「僕にあるのは孤独だ。孤独が僕を守る。」
JW「違うよ、人を守るのは友達だ。」

ジョンが出ていくタイミングを見計らったようにテキストの着信音が鳴ります。

I’m waiting...
JM

シャーロックは立ち上がり、コートを取ると部屋を出ていきます。

続きます。

ちょっと、言っちゃってもいいですか?
私、ここだけはどうしてもどうしても言いたくて・・・

ジョン、君はシャーロックを信じてるんじゃなかったの?
ハドソンさんが本当に死にかけていたとして、それを放っておくと思うの?
彼女がいなければ英国が滅びるとまで言ったんだよ。
なぜ、なぜこの大事な時にシャーロックは信じず怒りに任せて「You machine.」と言い放ち、
シャーロックを独りにするの?ジョン、ひどいよー(泣)
シャーロックはジョンの言う通り、友達だからジョンを守っているのにー(号泣)

と、この時はジョンに八つ当たりしてました、私。ジョン、ごめんなさいー。
先ほども書きましたがS3を観た後ではいろいろと捉え方が変わってきますよね。
ここでジョンが出て行かなくてもどこかでバーツから遠ざけられていたと思うので。

で、「You machine.」が最後の場面に繋がるんです(大号泣)